楽天モバイル「データシェア」の特徴と注意点、申込方法まとめ。パケットシェアできるサービス。

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このページでは、楽天モバイルユーザー同士で高速通信容量をシェアできるサービス「データシェア」の特徴・メリットと注意点・デメリットについてまとめています。

また、実際にデータシェアを申し込んだ際の手順も解説しているので、データシェアの手続きの流れを知りたい人は参考にしてみてください。

目次


楽天モバイル「データシェア」の料金

楽天モバイルのデータシェアの利用料金は月額100円です。

ですが、現在は無料キャンペーン中なので0円でデータシェアを試すことができます。キャンペーンの詳細は後ほど解説します。


楽天モバイルのシェアプラン「データシェア」の特徴・メリット

ここでは、データシェアの特徴とメリットをまとめます。

余った高速通信容量(前月繰越分)を翌月にメンバー間で分け合える

楽天モバイルのデータシェアのポイントは、当月に余って翌月に繰り越した高速通信容量をメンバー間で分け合えるという点です。

例えば、当月に2名の高速通信容量が合計で5GB余った場合、翌月はその5GBをメンバー全員(3人)でシェアします。
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データシェアは、高速通信容量をたくさん使って足りない人とあまり使わなくて余る人がデータシェアグループのメンバーになることで、足りない人が高速通信容量を追加チャージする必要がなくなり支払いを安く済ませることができます。

ちなみに、楽天モバイルの追加チャージ料金は100MBで300円です。500MB追加すると1,500円になるので、データシェアで追加チャージ分をまかなえれば節約効果は高いですね。


本人や家族だけでなく、楽天モバイル契約者であれば誰とでもシェアできる

楽天モバイルのデータシェアは、楽天モバイルの契約者であれば本人や家族に限らず、誰とでも分け合えるのが特徴です。

使っているSIMが楽天モバイルでさえあれば、友だちや恋人同士でデータシェアすることももちろん可能です。

ただし、データシェアはグループを解散する際にシェアしていた高速通信容量が全員に分配されるわけではないので、後でもめないように事前に注意点を理解したうえで申し込む必要があります。

データシェアの注意点は、後で解説します。


シェアできるのは最大で5回線まで

データシェアで高速通信容量を分け合えるのは、最大で5回線までとなっています。

6回線以上でデータシェアすることはできないので注意しましょう。また、もしどうしても1回線追加したい場合は、現在のメンバーの中から1回線をメンバーから脱退してもらうことで追加できます。


高速通信容量がないベーシックプランでも高速通信が可能になる

楽天モバイルには高速通信容量がない、常に最大速度が200kbpsのベーシックプランがあります。
プランデータSIM
(SMSなし)
データSIM
(SMSあり)
通話SIM
ベーシックプラン
(最大200kbps)
525円645円1,250円
3.1GBプラン900円1,020円1,600円
5GBプラン1,450円1,570円2,150円
10GBプラン2,260円2,380円2,960円
20GBプラン4,050円4,170円4,750円
30GBプラン5,450円5,520円6,150円

データシェアは前月に余った高速通信容量をメンバー全員で分け合うので、ベーシックプランのSIMをデータシェアのメンバーに追加することでベーシックプランでも高速通信を利用できるようになります。
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Wi-FiがメインでたまにしかSIMで通信しない端末専用に、月額料金の安いベーシックプラン(SMSなしデータSIMなら月額525円)を契約してデータシェアのメンバーにしておいて、SIMでの通信が必要な時に分け合っている容量を使って高速通信するといった使い方ができますね。


データシェアメンバーが2名以上になった翌月からデータシェアが開始される

データシェアは、グループのメンバーが2名以上になった翌月から開始されます。

例えば、12月2日にデータシェアグループが2名以上になっても、高速通信容量が分け合えるのは1月からとなります。

なお、毎月1日の午前2時までにメンバーが2名以上になった場合は、当月からデータシェアが始まるので、遅くても1日の午前2時までにはデータシェアグループのメンバー招待と承認作業を済ませておきましょう。


月額料金は100円だが2017年7月まで無料

楽天モバイルのデータシェアは、初めに触れた通り月額料金が100円かかります。

またこの月額料金は、データシェアのグループに参加しているユーザーそれぞれにかかってきます。

ですが、2017年7月までは月額料金が0円でデータシェアを使うことができます。
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有料になる2017年7月までに、データシェアを試しに使ってみて節約効果の高さや使い勝手などを確認しておくのがおすすめです。


楽天モバイル「データシェア」の注意点・デメリット

次に、データシェアの注意点やデメリットについてまとめます。

2017年8月以降はメンバーそれぞれに月額100円かかる

これは先ほども触れましたが、2017年8月以降はデータシェアのメンバーそれぞれに月額料金が100円かかってきます。

また、シェアされた高速通信容量を使わなかった場合そもそも繰り越される高速通信容量がない場合でも月額料金はかかります。

高速通信容量が毎月余るわけではない場合は、データシェアを申し込むことで100円損する可能性もあるので注意しましょう。


メンバーに追加されるユーザーは承認作業が必要

データシェアのグループにメンバーとして追加する場合、グループのリーダー(オーナー)が申請をするだけでは追加できません。

オーナーがグループに追加するメンバーを招待した後に、招待されたメンバーが承認作業をすることではじめてデータシェアグループに加わることができます。

承認作業自体は簡単ですぐに終わるので問題ありませんが、承認するのを忘れないように注意しておく必要があります。承認作業の方法は後で解説するので参考にしてください。


同時に複数のデータシェアグループに加入することはできない。加入できるのは1グループのみ

楽天モバイルのデータシェアは、1つのデータシェアグループに加入した場合他のデータシェアグループに重複して加入することはできません。加入できるのは1グループのみです。

他のグループに加入したい場合は、現在加入しているデータシェアグループから脱退すればOKです。

なお、脱退した翌日から他のデータシェアグループに加入でき、実際に新しいデータシェアグループで高速通信容量が分け合えるようになるのは翌月からとなります。


メンバーを脱退した場合、前月繰り越し分の高速通信容量は残されたメンバーに引き継がれる(自分では使えない)

データシェアのグループメンバーから脱退した場合、自分のSIMで前月余って繰り越された高速通信容量はデータシェアの残されたメンバーに引き継がれます。

例えば、自分のSIMで前月1GB余っていたとしても、その1GBはメンバーから外れたら自分のSIMでは使えずデータシェアのメンバーが使えます。

データシェアから脱退したら、繰り越し分の高速通信容量は一切ない状態から始まる点には注意しましょう。


オーナーがデータシェアグループを解散すると、残った前月繰り越し分の高速通信容量はすべてオーナーに引き継がれる

データシェアグループのリーダー(オーナー)はデータシェアグループを解散することができます。

データシェアグループが解散されると、前月から繰り越した高速通信容量はメンバー1人ひとりがもらえるわけではなく、オーナーにすべて引き継がれます。

つまり、データシェアグループが解散されるとオーナー以外のメンバーはすべて前月繰り越し分が一切ない状態になるということです。

オーナーはメンバーの承諾は不要(独断)でグループの解散ができるので、メンバーは余った高速通信容量をオーナーにすべて持っていかれるリスクがあることはおさえておきましょう。


オーナーが楽天モバイルを解約すると、シェアされた高速通信容量はグループメンバーには引き継がれずすべて消失する

仮に、データシェアグループのオーナーが楽天モバイルのSIMを解約した場合、前月繰り越してシェアされていた高速通信容量は残ったメンバーで分け合えるわけではなくすべて消えます。

オーナーがデータシェアグループを解散したときと同じように、メンバーは前月の繰り越し分がない状態になる点には注意が必要です。


データシェアメンバー同士ではメンバーの名前と電話番号の下4桁が見られる

データシェアグループのメンバーになると、他のメンバーの名前と電話番号の下4桁を確認できる状態になります。

この画像では番号と名前を消していますが、メンバーズステーションでは電話番号の下4桁と名前がこのように表示されます。なお、名前はフルネームで記載されています。
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データシェアグループのメンバーになることで、個人情報の一部が第3者に知られることになるのでメンバーに参加するかどうかは慎重に検討しましょう。

また、データシェアは電話番号さえ分かれば招待することができるので、知らない相手からデータシェアの招待が来る可能性もあります。

もし見知らぬユーザーから招待が来た場合は、決して参加しないようにしましょう。


楽天モバイル「データシェア」の申し込み・メンバー追加方法

最後に、楽天モバイルのデータシェアのメンバー追加方法や流れを紹介します。

データシェアオーナーがメンバーを招待する

まずは、データシェアのリーダー(オーナー)がメンバーを招待します。

楽天モバイルのメンバーズステーションにログインします。
楽天ブロードバンド メンバーズステーション

楽天会員のIDとパスワードでもログインできます。
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ユーザIDとパスワードを入力して「ログイン」をクリックします。
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「同意する」をクリックします。
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楽天モバイルのSIMを複数契約している場合は、その中からデータシェアのオーナーにしたい番号を選び「選択した電話番号でログインする」をクリックします。
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メンバーズステーションにログインしたら、「データシェア」の「お申し込みへ」をクリックします。
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データシェアの注意点などが表示されるので、よく読んで下に進みます。
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データシェアグループのメンバーに追加したい電話番号を2回入力して下に進みます。
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注意点が3つ表示されるので、全てにチェックを入れて「メンバーを招待」をクリックします。
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追加する電話番号に間違いがないことを確認して「参加承認依頼メールを送信」をクリックします。
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「データシェア参加承認依頼メール送信完了」と表示されれば、オーナー側の手続きは終了です。
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メンバーズステーションからデータシェアの詳細を確認すると、電話番号の下4桁が表示され、ステータスは「招待中」となっています。
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データシェアメンバーとして招待されたユーザーが承認作業を行う

データシェアのオーナーが参加承認依頼メールを送ると、相手のメールアドレス(楽天モバイルに登録しているメールアドレス)にメールが届きます。
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招待された電話番号でメンバーズステーションにログインします。
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すると、「データシェアの承認申請が届いています。」というメッセージが表示されるのでクリックします。
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データシェア承認画面になるので、電話番号が間違いないことを確認します。
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確認事項と注意点すべてにチェックを入れて「承認する」をクリックします。
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「データシェア承認完了」と表示されれば、承認作業は完了です。
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メンバーズステーションのトップに戻ると、データシェアが「利用中」になってメンバー数が表示されます。「内容確認」をクリックします。
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電話番号の下4桁と名前がフルネームで表示されます。あとは、翌月にデータシェアが始まるのを待つだけです。
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翌月になって、ステータスがこのように「メンバー/本人」に変わればデータシェアは正常に機能しています。また、データシェアを脱退したい場合は「グループを脱退」をクリックして手続を進めます。
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データシェアされている高速通信容量の残量を確認する方法

データシェアで共有されている高速通信容量(パケット)の残量は、楽天モバイルの公式アプリで確認することができるのでその方法を紹介しておきます。

まず、楽天モバイルアプリをインストールします。

Android向け
楽天モバイル SIMアプリ データ通信利用量がわかりやすい! - Google Play のアプリ

iPhone・iPad向け
‎「楽天モバイル SIMアプリ」をApp Storeで

アプリインストール後、楽天モバイルまたは楽天会員のID・パスワードでログインします。

ログインが完了するとトップ画面が表示されます。薄い赤の部分がデータシェアによる高速通信容量の残量ですが、これだけでは正確な残量を把握できません。残量を数値で確認するには、右上の赤枠で囲ったアイコンをタップします。
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すると、データシェアによる高速通信容量の残量が数値で表示されるので、より正確に把握することができます。
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楽天モバイル「データシェア」まとめ

楽天モバイルのデータシェアは、当月に余った高速通信容量を翌月シェアできるサービスです。

ひと月に使える高速通信容量をすべてシェアできるわけではない点には注意しましょう。

なお、高速通信容量すべてを複数のSIMでシェアしたい場合は、シェアするSIMの高速通信容量がそれぞれ500MBずつ増量されるNifMoファミリープログラムがおすすめです。

家族などに楽天モバイルユーザーがいて高速通信容量を使い切れずに翌月に繰り越すことが多い場合は、データシェアを検討してみるといいでしょう。

データシェアは月額100円の有料サービスですが、2017年7月までは無料で使えるので気になる場合は実際に使って試してみることをおすすめします。

楽天モバイル「データシェア」の特徴と注意点まとめは以上です。

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