このページでは、Mi MIXのスペックなどをまとめるとともに、Mi MIXの実機をレビューしています。
目次
Xiaomi Mi MIXのスペック
Mi MIXのスペックは以下の通りです。Xiaomi Mi MIX | |
---|---|
OS | Android 6.0 MIUI 8 |
ディスプレイ | 6.4インチ 2040x1080 フルHD |
CPU | Snapdragon 821 4コア 2.35GHz |
RAM | 4GB / 6GB |
ストレージ | 128GB / 256GB |
microSD | × |
背面カメラ | 1600万画素 f/2.0 |
前面カメラ | 500万画素 f/2.0 |
バッテリー | 4400mAh Quick Charge 3.0 |
対応周波数 (バンド) | LTE(FDD-LTE) 1(2100MHz) 2(1900MHz) 3(1800MHz) 4(1700MHz) 5(850MHz) 7(2600MHz) 8(900MHz) LTE(TD-LTE) 38 39 40 41 3G(W-CDMA) 1(2100MHz) 2(1900MHz) 5(850MHz) 8(900MHz) 3G(CDMA2000) BC0 3G(TD-SCDMA) 34 39 GSM 850MHz 900MHz 1800MHz 1900MHz |
ドコモプラチナバンド (Band19) | × |
FOMAプラスエリア (Band6/19) | × |
ソフトバンクプラチナバンド (Band8/28) | ○ |
auプラチナバンド (Band18/26) | × |
au 3G (CDMA2000) | × ※CDMA2000には対応しているがau SIMでは通話できない |
SIMサイズ | SIM1:nanoSIM SIM2:nanoSIM |
3G+4Gの デュアルスタンバイ | ○ |
技適 | × |
サイズ | 高さ:158.8 幅:81.9 厚さ:7.9 mm |
重さ | 209グラム |
NFC | ○ |
GPS | A-GPS GLONASS 北斗 |
加速度センサ | ○ |
ジャイロスコープ | ○ |
近接センサ | ○ (超音波距離センサ) |
環境光センサ | ○ |
指紋認証センサ | ○ |
コンパス | ○ |
その他センサ | ホールセンサ |
ポート | USB Type-C |
カラー | ブラック ホワイト(今後発売予定) |
価格 | RAM 4GB/ストレージ 128GB:約54,000円 RAM 6GB/ストレージ 256GB:約62,000円 |
公式サイト | 小米MIX-小米商城 |
Xiaomi Mi MIXのレビュー
Mi MIXの実機をGearBestより提供いただきました。さっそく開封してレビューしていきます。開封~外観レビュー
Xiaomiのスマホの箱は白ベースが基本ですが、Mi MIXは黒ベースの箱となっています。今回はRAM 6GB/ストレージ 256GBの上位版を提供いただきました。
側面にはゴールドのXiaomiロゴがあり、高級感を出しているのが分かります。
マグネット式のフタを開くと、さらに3段になった箱が現れます。
この箱の中にMi MIXが入っています。Mi MIXは箱からこだわっているのが分かりますね。
Mi MIXとご対面です。第一印象は「思ったより大きくない」といったところです。
本体の他に中国語でMi MIX購入のお礼っぽい文章が刻まれた台紙とACアダプタ、USBケーブルが同梱されています。
Mi MIX本体を見ていきます。ディスプレイの端は2.5D加工で緩やかにラウンドしています。また、一般的なスマホのインカメラはディスプレイ上部にありますが、Mi MIXは上部のべゼル(額縁)がほぼないので下部にあります。
Mi MIXの上部です。イヤホンジャックとマイクがあります。Mi MIXは側面にもセラミックが使われています。セラミックは光沢があり、しっとりとした触り心地で高級感があります。
右側です。セラミック製のボリュームボタンと電源ボタンがあります。
下部です。USB Type-Cポートとスピーカーがあります。なお、スピーカーは右側だけに搭載されています。
左側はSIMトレーのみです。
Mi MIXの背面を見ていきます。背面も完全なブラックで引き締まっている印象です。
上部にはカメラとフラッシュライト、指紋認証センサがあります。Mi MIXはディスプレイサイズが6.4インチの大画面なので、指紋認証センサも上の方にあると思って指を置くとカメラだったということがよくあります。間違えずにロック解除できるようになるには慣れが必要です。
背面の中央から下部にかけては「MIX DESIGNED BY MI」と金色のフォントで記載されています。
このMi MIXは上位版なので、カメラと指紋認証センサの周りは18金のメッキ加工が施されています。オールブラックの背面の中で「MIX DESIGNED BY MI」の文字とともにアクセントになっています。
Mi MIXを起動します。まずは他のXiaomiスマホと同じく「mi」ロゴが表示されます。
その後Mi MIXならではのブートアニメーションとして「MIX」ロゴも表示されます。
起動直後のロック画面です。上部と左右のベゼルの狭さはやはり圧巻ですね。また、ディスプレイの発色も良いです。
Mi MIXを片手で持ってみました。ずっしりと重いですが、大きさ自体はそこまでないため片手操作ができないわけでもありません。
一般的なXiaomiスマホと違い、Mi MIXはアプリ履歴・ホーム・戻るボタンがソフトウェアとなっています。
Mi MIXはディスプレイ下部の中央に通知LEDもあります。通知の見逃しもなくなるので便利ですね。
Mi MIXでベーンチマークを走らせているところです。べゼルの狭さのおかげで大画面で迫力があります。
Mi MIXとMi5s Plusのサイズを比較
6.4インチのMi MIXと5.7インチのMi5s Plusのサイズを比較してみました。Mi MIXの方がディスプレイが0.7インチ大きいですが、本体のサイズは大きな違いはないですね。Mi MIXの上部と左右のベゼルの狭さが際立っています。厚さに関しても両者はほとんど同じです。ただし、Mi5s Plusは端に向かって薄くなっているのに対し、Mi MIXは端まで同じ厚さです。この端が薄いかどうかで、片手持ちしたときの持ちやすさが大きく違ってきます。もちろん、Mi5s Plusの方が持ちやすいです。
横幅の比較です。Mi MIXの方が少しだけ横幅が広いですが、この少しの差が片手で持つ場合にかなり影響します。Mi5s Plusは端の薄さと横幅の狭さのおかげで、片手持ちでも特に不自由なく使えます。Mi MIXは片手操作できなくはないものの、Mi5s Plusに比べると快適に片手操作するためには工夫が必要になります。
また、本体の見た目だけでは分からないのが「重さ」です。Mi5s Plusが145グラムなのに対し、Mi MIXは209グラムと60グラム以上重くなっているので、Mi MIXを長時間片手操作するにはキツいと思っておいた方がいいでしょう。
ソフトウェアレビュー
次に、Mi MIXのソフトウェアを見ていきます。Mi MIXのホーム画面です。GmailやGoogle音声検索アプリ、Google Playが初めからインストールされているので、このMi MIXはGearBest独自のROMが導入されているようです。
あとはXiaomiのアプリ群がインストールされています。
設定です。Xiaomiが独自開発するAndroidベースのカスタムOS「MIUI」が搭載されています。
NexusやPixelシリーズにインストールされている素のAndroidからかなりカスタムが施されています。
MIUIバージョンは8.0で、Android 6.0.1ベースであることが分かります。
ストレージとRAMを見てみます。ストレージは256GBの大容量のため、残容量も247GBとかなり余裕があります。また、RAMについても6GBあるので、私の使い方では常に3~4GB程度は空いている状況です。
なお、MIUIの言語設定には日本語が含まれていないため日本語化の作業をしないと日本語で使うことができませんが、GearBest独自のROMでは日本語が選べるようになっています。
「Additional settings」をタップして「Language & Input」をタップします。
「Language」をタップして「日本語」を選びます。
すると、MIUIの設定の一部が日本語化されます。もちろんすべてが日本語化されるわけではないものの基本的な設定は日本語になっていることも多いので、英語が苦手な人は日本語を選んでおきましょう。
また、言語を日本語にするとフォントも違和感のある中華フォントから見慣れた日本語フォントに切り替わるのもメリットです。
ベンチマーク測定と操作性のレビュー
Mi MIXはCPUにSnapdragon 821を搭載するなどハイスペックな端末ですが、その実力を客観的に把握するためにベンチマークを測定してみました。測定に使ったアプリは、3DMarkとAnTuTu、Geekbenchの3つです。3DMark
3DMarkは、3Dグラフィックスの性能を把握できるアプリです。Mi MIXの3DMarkのスコアは32144点で、OnePlus 3TやMi5s/Mi5s Plus、LePro 3などMi MIXと同じSnapdragon 821を搭載する端末とほぼ同じ結果となっています。Mi MIXよりもスコアが高いのはWindows機かiOS搭載の端末だけなので、Mi MIXは3D性能に関してはAndroid端末の中でトップクラスのスコアということになります。
AnTuTu
AnTuTuは、端末の総合的な性能を把握できるベンチマークアプリです。Mi MIXのAnTuTUスコアは158577点で、iPhone 7/7 PlusやLEX720(Le Pro 3?)に次ぐ4位でした。かなりのハイスコアですね。
Geekbench
Geekbenchは、CPUの性能を測定するベンチマークアプリです。Mi MIXのGeekbenchスコアは、コア単体の実力を表すシングルコアが1826点でマルチコアが4186点でした。
Mi MIXのSnapdragon 821は、Galaxy S7/S7 edgeやNote 7に搭載されているExynos 8890を上回る非常に高いスコアとなっています。
上記の通りMi MIXはベンチマークのスコアが高いですが、実際の使用感も良く動作はスムースでとにかく速いため快適に操作できます。
デレステは動く?
Mi MIXの大画面でデレステをプレイしたい人もいると思います。SnapdragonのCPUを搭載した端末であれば基本的には問題なくデレステはできますが、念のため確認してみました。動作設定では、最適な表示設定として「3D標準」がデフォルトになっていました。ジャギやタップ抜け、音ズレもなく快適に遊べます。
カメラレビュー
Mi MIXのカメラも試してみました。まずはドロイド君です。Xiaomiのスマホは輪郭が強調されすぎている(シャープネスが強い)のと色味もどぎつく不自然な感じなのが個人的に気になっていて、スマホのカメラとしてはメインで使っていないのですが、Mi MIXもこれまでのXiaomi端末とほぼ同じです。(タップで元画像が表示されます。ファイルサイズが4MBほどなのでWi-Fi接続をおすすめします。)
次に夜景です。HDRオンで撮影した写真はこちら(タップで元画像。ファイルサイズ約4MB)。
HDRオフで撮影した写真はこちらです(タップで元画像。ファイルサイズ約3.2MB)
HDRオンにしておくと、Mi MIXのカメラでも夜の景色をきれいに撮影できます。ただHDRをオンにすると手ブレしやすくなるので、スマホ用の三脚などにしっかり固定して撮影するか三脚を使わないなら何度か撮影しなおしたりする必要があります。
シャープネスの強さと色味のきつささえなければメインのカメラ用スマホとして使えそうなのですが、これがあるためにメインで使えないのが残念です。
Xiaomi Mi MIXの特徴・メリット
最後に、Mi MIXの特徴やメリットをまとめます。3面エッジレス(狭額縁)ディスプレイで大画面ながらコンパクト
MI MIXの最大の特徴は、上と左右のベゼル(額縁)がほぼない特徴的なデザインです。デザインはフィリップ・スタルク氏によるもの。また、上と左右だけでなく下部のベゼルも削られており、画面占有率は91.3%となっています。
エッジレスディスプレイにより、Mi MIXのディスプレイサイズは6.4インチと大画面ながら本体のサイズは5.5インチのiPhone 7 Plusとほぼ同じです。
Mi MIXには通話用のスピーカーがなく、受信した音声をMi MIXのフレームを通して聞き取れるようにする「Ceramic drive Unit」を使っています。実際に通話してみましたが、問題なく音声が聞き取れました。
さらに、Mi MIXには近接センサもありませんが、その代わりに超音波で距離を測るセンサを搭載しています。
なお、一般的なスマホでは上部にあるインカメラについては、下部のベゼルの右側にあります。
モース硬度8.5のセラミックボディで傷に強い
Mi MIXは、モース硬度が8.5(最高が10.0)のセラミックボディを採用しているため傷が入りにくいのもメリットです。セラミック素材は、背面だけでなく側面やボリュームボタン、電源ボタンに至るまで徹底的に使われています。
ケースなしで使っても、ほかのモノとの摩擦による傷がつきにくくなるのは良いですね。
ただし、セラミックボディは傷には強いもののハンマーで叩いたり落下による衝撃にも強いわけではありません。傷には強いものの強い衝撃に対しては破損する可能性はあります。
上位版は18金メッキあり
Mi MIXには、上位モデルも用意されています。このページでレビューしている通り上位モデルには背面カメラや指紋認証センサの縁などが18金メッキ加工されており、より高級感のある外観となっています。ホワイトモデルも発表。今後中国で発売される予定
2017年1月6日に、XiaomiはMi MIXのホワイトモデルを発表しました。ホワイトのMi MIXは全体的により洗練された印象ですね。
ホワイトモデルのスペックはブラックモデルと同じです。
Mi MIXのホワイトモデルを発表したXiaomiのCEO Hugo Barra氏は詳しい発売時期には言及しませんでしたが、今後中国で発売される予定です。
CPUはSnapdragon 821を搭載などスペックも高い
MI MIXは狭額縁ディスプレイが目立っていますが、基本スペックも非常に高いです。CPUはSnapdragon 821を採用し、RAMは4GBまたは6GB、ストレージは128GBまたは256GBの大容量となっています。
Mi MIXは2016年に発売されたスマホの中では最高水準のスペックなので、操作時に遅く感じることはまずなくスムースで快適に使えます。
また、3DゲームなどCPUに負荷のかかるアプリや複数のアプリを同時に起動して切り替えながら使う場合でも、ストレスなく操作できます。
バッテリーの持ちが良い
Mi MIXはディスプレイサイズが6.4インチと大きいためバッテリーをより消費するものの、バッテリー容量は4400mAhと大容量で実際に持ちも良いです。画面オフ時は2時間で1%減るかどうかといったところで、画面オン時でも他の端末に比べると減りは遅く長持ちする印象です。
Mi MIXなら、バッテリーで不満を感じることはなさそうです。
4G+3GのDSDS(デュアルスタンバイ/同時待ち受け)に対応。
Mi MIXは2枚のSIMを挿せるデュアルSIM仕様ですが、日本国内で4G+3GのDSDS(デュアルスタンバイ/同時待ち受け)に対応しています。4Gと3Gの同時待ち受けに対応していることで、ドコモやau、ソフトバンクといった日本の通信事業者のSIMを2枚挿して使うことができます。
なお、Mi MIXで同時待ち受けできるのはキャリアだけでなく、キャリアの回線を使っている格安SIMでももちろんOKです。
DSDSの有効活用方法の1つがキャリアSIMと格安SIMの組み合わせです。片方にキャリアのかけ放題プランを契約したSIMを挿し、もう片方に格安SIMのデータ通信専用SIMを挿して使うことで、キャリア1社の時よりも安い月額料金でかけ放題とたくさんのデータ通信が可能になります。
DSDSのメリットについて、詳細はこちらをご覧ください。
デュアルスタンバイ(DSDS)とデュアルアクティブ(DSDA)の違いまとめ
Xiaomi Mi MIXの注意点・デメリット
次に、Mi MIXの注意点やデメリットについてまとめます。背面の指紋がかなり目立つ。気になる人はケースは必須
Mi MIXの背面は真っ黒で光沢のあるセラミックボディです。そのため、少し触っただけでこのように指紋がかなり目立ちます。指紋が気になる人がMi MIXを使うなら、ケースは必須です。
落としたら割れる可能性がかなり高い
Mi MIXの最大の特徴である、エッジレスディスプレイは大画面ながら小型化に成功していますが、逆にベゼルとディスプレイが近いため落下などにより割れる可能性がかなり高いです。スマホをよく落とす人や落とす心配がある人は、Mi MIXにケースやフィルムをつけることをおすすめします。
Mi MIXにケースをつけるのはデザインの良さや特徴を隠すことになりますが、傷や破損から守るためには仕方ないですね。
片手で操作するならキーボードの位置を自由にカスタムできる文字入力アプリ(IME)が必須
Mi MIXは6.4インチディスプレイの端末として見ればかなりコンパクトですが、5インチや5.5インチの端末に比べるとやはり大きいです。特に、Mi MIXを片手で操作したい場合は文字入力で苦労すると思います。キーボードが横幅いっぱいに表示された状態だと、右手の親指では「あ」「た」「ま」行が、左手の親指では「さ」「は」「ら」行に届きません。
Mi MIXを片手で文字入力など操作をしたい場合は、ATOKのようなキーボードの位置や大きさなどを自由にカスタムできる文字入力アプリを活用しましょう。これだけで文字入力のストレスはほぼなくなります。
もしくは、右寄せや左寄せできるGoogle日本語入力でもいいですね。
ドコモのFOMAプラスエリアやLTEプラチナバンドには非対応
Mi MIXは、日本のキャリアが使用している周波数帯には最適化されていません。ドコモの通話で主に使う3Gで重要なFOMAプラスエリアや、高速通信やVoLTEによる高品質な通話で使うLTEプラチナバンドには対応していません。
ドコモのFOMAプラスエリアやLTEプラチナバンドは山間部でよく使われていて、都市の一部でも使われています。Mi MIXにドコモやドコモ系格安SIMを挿しても、特に山間部では圏外になることが確実に増えるので、自身の行動範囲内にFOMAプラスエリアやLTEプラチナバンドの場所がないかを確認しておきましょう。
FOMAプラスエリアやLTEプラチナバンドが使われている場所はこちらから確認できます。
NTTドコモ -エリアマップ-
また、Mi MIXはauのLTEプラチナバンドにも対応していません。ドコモのLTEプラチナバンドは補助的なバンドですが、auのLTEプラチナバンドは主要バンドのため使われているエリアが広いです。
auのSIMをMi MIXに挿しても、LTE通信はほぼできないと思っておきましょう。
なお、Mi MIXはXiaomiスマホの中では珍しくソフトバンクのLTEプラチナバンドであるBand8に対応しているため、ソフトバンクやワイモバイルのSIMなら広いエリアで利用できます。
CDMA2000に対応しているがauやau系格安SIMで通話できない
Mi MIXは、auやau系格安SIMの音声通話で使われている通信規格「CDMA2000」のBC0に対応しています。ところが、Mi MIXにauのSIMを挿しても音声通話ができないことが分かりました。Mi5sやMi5s PlusなどにauのSIMを挿して設定(au SIMもしくは両方のSIMから選ぶ設定)すれば通話できるようになりますが、Mi MIXはこの設定をしても通話できません。
なお、au SIMを1枚でMi MIXに挿してみても通話はできませんでした。
ちなみに、ドコモ回線を使ったSIM同士ならMi MIXでも通話と通信で同時待ち受けできます。
2016年に発売されたXiaomiのスマホのほとんどがauのSIMでも使えている中で、最も高価格なMi MIXでau SIMが使えないのは残念ですね。
Mi MIXは大量生産が難しいため中国のみでの販売。入手しずらく価格も下がりにくい?
Xiaomiインド法人のJai Mani氏によると、Mi MIXはその構造とセラミック筐体の大量生産が難しいため、現時点では中国のみでしか販売されないとのことです。Mi MIXは少なくとも中国では販売されますが、Mi MIXは大きな注目を浴びているため注文が殺到しなかなか入手しづらいかもしれません。
またこれまでのXiaomiスマホは、日本から購入できるショップでの価格も定価近くまで下がることが多いですが、Mi MIXは在庫が潤沢ではないため価格も下がりにくい可能性があります。
Mi MIXをすぐに入手したい場合は、在庫があるショップで早めに購入しておいた方がよさそうです。
Xiaomi Mi MIXの公式動画・ハンズオン動画
Xiaomiは、Mi MIXの公式動画をアップしています。フィリップ・スタルク氏のインタビュー。
また、Mi MIXの発表会で展示されていたMi MIXのハンズオン動画も公開されています。実物がどのような感じなのか気になる人はチェックしてみてください。
一般的なXiaomiスマホは、戻る、ホーム、アプリ履歴キーがディスプレイ外にありますが、Mi MIXはディスプレイ内にソフトキーとして配置されていています。
Xiaomi Mi MIXの価格
RAM 4GB/ストレージ 128GB:約54,000円RAM 6GB/ストレージ 256GB:約62,000円
Mi MIXは日本国内で発売の予定はありませんが、日本から購入し日本に直送してもらうことができる海外のオンラインショップがあります。
日本からMi MIXを購入できるショップの価格比較はこちらにまとめています。
Xiaomi Mi MIXを日本から購入できるショップは?最安値を比較
Xiaomi Mi MIXの発売日
2016年11月4日Xiaomi Mi MIXまとめ
Mi MIXは狭額縁ディスプレイが大きな特徴です。知らない人が見たらほぼ間違いなく「なにこれ?」と興味津々で尋ねてきます。ガジェット好きにとっては、所有欲を満たしてくれる1台になるのは間違いありません。またMi MIXでは、通話用のスピーカーや近接センサといった現在のスマホのほとんどに搭載されているモジュールを使わずに代替の技術を使っていたり、傷に強いセラミックボディを採用しているなどXiaomiの意欲作といえる端末です。
Mi MIXを実際に使ってみて、動きは非常に滑らか・スムースで快適でバッテリーの持ちも良いです。また、ディスプレイの発色も良く満足度は高いです。
逆に、Mi MIXは本体のサイズ自体が大きく重いので、スマホを片手で操作したい人にはあまりおすすめしません。画面がある程度大きくて片手で操作しやすいスマホを探しているなら、Mi5s Plusが使い勝手も良くかなりおすすめです。
通話・通信に関しても、CDMA2000に対応していながらau SIMを挿しても通話できないので注意しましょう。
Xiaomi Mi MIXのスペックと実機レビュー、価格などのまとめは以上です。