以前、カスタムROM導入後のGalaxy Nexus(SC-04D)の中華フォント(CJK)をモトヤマルベリに入れ替える方法。でフォントを変更する方法を記事にしました。
この方法は、DroidSansFallback.ttfを上書きして書き換えるというものでしたが、これでは文字入力時に一部記号が消えて入力できないという不具合がありました。
今回紹介するのは、Android4.0(Ice Cream Sandwich)で記号も表示されるフォント変更方法です。
作業の内容は、system/fonts/にDroidSansJapanese.ttfを追加と、system/etc/fallback_fonts.xmlにDroidSansJapanese.ttfを追記します。
【DroidSansFallback.ttf上書き】
【DroidSansJapanese.ttf追加】
フォントファイルを追加するだけではそのフォントが反映されないので、「fallback_fonts.xml」も編集します。
Galaxy Nexus(SC-04D)もこの方法でフォント変更を行えば、記号も全て表示されます。
なお、フォント変更はAndroid(アンドロイド)端末のRoot化が必須となります。
root化・カスタムrom・カスタムカーネル・各種Mod等の導入によって、キャリアとメーカーの補償は一切きかなくなります。
また、作業中にデータが消えたり、Galaxy Nexus(SC-04D)が起動しなくなってしまったとしても、当方では一切責任は負えません。
全て自己責任で作業を行ってください。
1.今回のフォント変更は、ESファイルエクスプローラーを使っています。ESファイルエクスプローラーを使う場合は、ESファイルエクスプローラー:Root Explorerの機能を無料で使えるアプリ。systemフォルダ内の書き込み(書き換え)からパーミッション変更まで可能な万能アプリ。の手順1~8までの作業をしておいてください。
2.変更したいフォントをAndroid(アンドロイド)端末のSDカードにコピーして、ファイル名を「DroidSansJapanese.ttf」に変更しておく。
3.Android(アンドロイド)端末のRoot化。
それでは、Android4.0(Ice Cream Sandwich)のフォント変更方法の手順です。
1)まず、準備しておくこと2の「DroidSansJapanese.ttf」をsystem/fonts/にコピーして長押しします。
2)次にパーミッションを変更します。「プロパティ」をタップ。
3)「変化」をタップ。
4)キャプチャ通りにチェックを入れて、「OK」をタップ。
5)もう一度「OK」をタップ。
これでフォント自体の設定は完了です。
次に、system/etc/fallback_fonts.xmlに「DroidSansJapanese.ttf」を追記していきます。
6)system/etc/に移動して、fallback_fonts.xmlを長押し。
7)「開く」をタップ。
8)「テキスト」をタップ。
9)[xml]<familyset>[/xml]のすぐ下に追記していくので、1つスペースを空けておきます。
10)以下のコードを入力します。
[xml] <family>
<fileset>
<file>DroidSansJapanese.ttf</file>
</fileset>
</family>
[/xml]
11)メニューキーを押して「保存」をタップ後、端末を再起動させます。
12)フォントが変わりました。
Android4.0(Ice Cream Sandwich)のフォント変更方法は以上です。
今回はESファイルエクスプローラーでfallback_fonts.xmlを編集しましたが、fallback_fonts.xmlをsystem/etc/からPCにコピーして、PCで編集した後にsystem/etc/に戻してもOKです。
ちなみに、Myupdate-v1.1.zip以降はfallback_fonts.xmlにモトヤマルベリのフォント名「MTLmr3m.ttf」を指定していました。
この場合、変更したいフォントファイル名をDroidSansJapaneseではなくMTLmr3m.ttfにしてMyupdate.zipに入れればフォント変更できますが、DroidSansJapaneseの方が分かりやすいので修正版Myupdate.zipをアップする予定です。
/a