流出したロードマップによると、Snapdragon 810は2014年末から2015年始めにリリース予定であることが分かります。
Snapdragon 810の主な特徴は以下の通りです。
・64bitアーキテクチャ対応
・CPUコアはARM製のCortex-A57x4、Cortex-A53x4の8コア
・LPDDR4-1600のメモリに対応
・GPUはAdreno 430
CPUのコアは、自社開発のKraitではなくARM製のCortex-A57、Cortex-A53を採用しました。
処理速度重視のコアであるA57と、低消費電力コアであるA53を組み合わせた「big.LITTLE」という構成です。また最大性能を引き出すために並列動作も可能とのこと。
LPDDR4は、DDR4と同等の高い処理性能を維持しつつより消費電力を抑えることができるDRAM規格です。Snapdragon 810がLPDDR4に対応することで、パフォーマンスは高くよりバッテリーを長持ちさせることができるようになります。
GPUのAdreno 430は、Adreno 420と比べて30%の高速化を実現したそうです。
私はSnapdragon 801搭載のOnePlus Oneを使っていますが、動作はかなりスムースで快適に使えているので不満は感じていません。
ただ、Oppo Find 7やLG G3などディスプレイがWQHDのスマートフォンが徐々に増えつつありますが、高解像度化すればGPUのスペックが高いに越したことはないですね。
またSnapdragon 810は消費電力を抑えることにも注力されているようなので、バッテリーがより持つようになることに期待したいところです。
Snapdragon 810は2014年末のリリースされるので、同チップは2015年に発売されるハイスペックなデバイスに搭載されることになります。
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