ZenFone Selfie スペックまとめ&ZenFone2 Laserとの比較。

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ASUS日本法人は2015年9月7日、ZenFone Selfieを日本で近日発売することを発表しました。

201年9月16日追記
ASUSがZenFone Selfieを9月18日に日本で発売することを発表しました。

このページでは、ZenFone Selfieのスペックを、同じくカメラ性能の高いZenfone 2 Laserのスペックと並べて掲載し比較しています。


ZenFone SelfieとZenFone2 Laserのスペック比較表

まずは、ZenFone SelfieとZenFone2 Laserのスペックを比較していきます。
 ZenFone Selfie
(ZD551KL)
ZenFone2 Laser
(ZE500KL)
OSAndroid 5.0.2Android 5.0.2
ディスプレイ5.5インチ 1,920x1,080 (フルHD)
Corning® Gorilla® Glass 4
アンチフィンガープリント
5.0インチ 1,280x720 (HD)
Corning® Gorilla® Glass 4
アンチフィンガープリント
フルラミネーションディスプレイ
CPUQualcomm Snapdragon 615 1.5GHzx4コア+1.0GHx4コア
合計8コア 64bit
Qualcomm Snapdragon 410
1.2GHz 4コア 64bit
RAM2GB2GB
ストレージ16GB16GB
microSD128GB128GB
背面カメラ1300万画素
レーザーオートフォーカス
デュアルカラーLEDフラッシュ
PixelMaster
1,300万画素Webカメラ内蔵
レーザーオートフォーカス
デュアルカラーLEDフラッシュ
PixelMaster
前面カメラ1300万画素
オートフォーカス
デュアルカラーLEDフラッシュ
ワイドビュー
PixelMaster
500万画素Webカメラ内蔵
バッテリー3,000mAh2,400mAh
連続待受時間LTE:255時間LTE:240.6時間

3G:502.1時間
連続通話時間1,386分1,393分
対応周波数
(バンド)
LTE(FDD-LTE)
Band1(2100MHz) / Band2(1900MHz) / Band3(1800MHz) / Band5(850MHz) / Band6(800MHz) / Band8(900MHz) / Band9(1700MHz) / Band18(800MHz) / Band19(800MHz) / Band28(700MHz)

3G(W-CDMA)
Band1(2100MHz) / Band2(1900MHz) / Band5(850MHz) / Bnad6(800MHz) / Band8(900MHz) /
Band19(800MHz)


GSM
850MHz / 900MHz / 1800MHz / 1900MHz
LTE(FDD-LTE)
Band1(2100MHz) / Band2(1900MHz) / Band3(1800MHz) / Band5(850MHz) / Band6(800MHz) / Band8(900MHz) / Band9(1700MHz) / Band18(800MHz) / Band19(800MHz) / Band28(700MHz)

3G(W-CDMA)
Band1(2100MHz) / Band2(1900MHz) / Band5(850MHz) / Bnad6(800MHz) / Band8(900MHz) /
Band19(800MHz)


GSM
850MHz / 900MHz / 1800MHz / 1900MHz
サイズ高さ156.5 x 幅77.2 x 厚さ3.9~10.8 mm高さ143.7 x 幅 71.5 x 厚さ3.5~10.5mm
重さ170グラム145グラム
カラーホワイト / ピンク / アクアブルーブラック/ホワイト/レッド
センサー加速度センサー/電子コンパス/ジャイロスコープ/近接センサー/環境光センサー/磁気センサー加速度センサー/電子コンパス/近接センサー/環境光センサー/磁気センサー
その他Wi-Fi IEEE802.b/g/n/ac / Bluetooth V4.0 デュアルSIMカードWi-Fi IEEE802.b/g/n / Bluetooth V4.0 デュアルSIMカード
価格37,800円27,800円

ZenFone Selfieの特徴(ZenFone2 Laserにない特徴)

上記スペックをもとに、ZenFone Selfieの特徴をまとめます。

5.5インチ フルHDディスプレイ

まず、ZenFone SelfieとZenFone2 Laserの違いはディスプレイサイズと解像度です。

ZenFone2 Laserのディスプレイサイズが5.0インチで解像度がHD(1,280x720)に対し、ZenFone Selfieは5.5インチフルHD(1920x1,080)となっています。

ディスプレイサイズが大きく解像度が高い分、ZenFone Selfieの方が撮影した写真などをより大きく、鮮明に表示することができます。


前面に1,300万画素カメラ搭載

ZenFone Selfieの最大の特徴は、前面カメラに背面カメラと同じ1,300万画素のカメラを搭載していることです。

前面に高画素のカメラを搭載することで、Selfie(自撮り)するときに自分の顔や背景とのバランスを見ながら高画質できれいな写真を撮影することができます。
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前面カメラにもデュアルLEDフラッシュを搭載

ZenFone Selfieは前面カメラが強化されたスマホですが、強化されているのはカメラ画素数だけでなく、前面カメラながらデュアルLEDフラッシュを搭載しています。
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デュアルLEDフラッシュの黄色と白の光を調整する機能を活用することで、ZenFone Selfieなら室内でも自然な色味で自撮りが可能とのこと。
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インカメラで最大140°のパノラマ撮影が可能

ZenFone Selfieは、インカメラで88°の撮影が可能なワイドビューを搭載していますが、設定で自撮りパノラマモードをオンにすると最大140°のパノラマ撮影が可能になります。大人数で自撮りしたい場合に重宝しそうな機能ですね。
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8コアのQualcomm Snapdragon 615搭載

ZenFone Selfieは、CPUに8コアのQualcomm Snapdragon 615を搭載しています。8コアのCPUSが搭載されるのは、ZenFone SelfieがASUS製のスマホとしては初めてとなっています。
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バッテリーが取り外し(交換)可能

最近意外に少ないのが、バッテリーが交換可能なSIMフリースマホです。

Nexusシリーズで見ると、Nexus4からNexus6までユーザーがバッテリーを交換できる構造になっていません。

ZenFoneシリーズに関しても、ZenFone5、ZenFone2、ZenFone2 Laserはバッテリー交換はメーカー対応ですが、ZenFone Selfieはバッテリーをユーザー自身で交換することができます。
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写真や動画をたくさん撮るとバッテリーの減りも速くなりますが、予備バッテリーを持っておいてすぐに交換できるのはZenFone Selfieならではのメリットですね。


バッテリー容量3,000mAh

ZenFone Selfieは、バッテリー容量が3,000mAhとZenFone2 Laserの2,400mAhよりも600mAhも容量が多いです。

ただ、ZenFone Selfieの方が大画面で解像度も高く、CPUも8コア搭載しているため、連続待受時間や連続通話時間はZenFone2 Laserとほぼ同じとなっています。

ZenFone Selfieのスペックや特徴を見ていくと、ZenFone2 Laserにはないものがたくさんあることが分かります。

ZenFone2 Laserの特徴(ZenFone Selfieにない特徴)

ZenFone2 Laserならではの大きな特徴は特にありませんが、連続通話時間が若干長いことと、ディスプレイサイズが小さいため端末全体のサイズもZenFone Selfieと比べると小さく軽いことです。

また、ZenFone2 Laserの全体的なスペックはZenFone Selfieには劣るものの、背面カメラの性能は同じながら10,000円安いという点もZenFone2 Laserのポイントです。


ZenFone SelfieとZenFone2 Laser共通の特徴

最後に、ZenFone SelfieとZenFone2 Laserに共通する特徴を紹介します。

Corning Gorilla Glass 4採用のディスプレイで傷がつきにくい

ZenFone SelfieとZenFone2 Laserは、どちらもディスプレイにCorning Gorilla Glass 4を採用することで、バッグやポケットにスマホを裸で入れて持ち運んでも傷がつきにくくなっています。
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ASUS独自の技術「PixelMaster」で写真をきれいに撮影できる

ZenFone SelfieとZenFone2 Laserは、ASUSが独自で開発する「PixelMaster」を搭載しています。暗がりや逆光でも、被写体が動いていても高品質な写真を撮影することができるとのことです。
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レーザーオートフォーカス(背面カメラ)

ZenFone SelfieとZenFone2 Laserの背面カメラには、レーザーオートフォーカスが搭載されています。レーザーオートフォーカスの効果で被写体へのフォーカス(ピント合わせ)が瞬時に行われるため、撮りたい瞬間を撮影することが可能とのこと。
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FOMAプラスエリアに完全対応。LTE対応バンドも多い

ZenFone SelfieとZenFone2 Laserは、対応バンドも日本にしっかりと合わせている印象です。

docomoのバンド(周波数)は以下の通りです。

LTE(FDD-LTE)
Band1(2.1GHz帯):下り最大112.5Mbps
Band3(1.7GHz帯):下り最大150Mbps。東京、名古屋、大阪でのみ利用可能なLTEエリア
Band19(800MHz帯):下り最大75Mbps
Band21(1.5GHz帯):下り最大112.5Mbps
Band28(700MHz帯):2015年以降整備予定

3G(W-CDMA)
Band1(2.1GHz帯):FOMAサービスエリア
Band6(800MHz帯):FOMAプラスエリア
Band9(1.7GHz帯): 東京、名古屋、大阪でのみ利用可能なFOMAエリア
Band19(800MHz帯):FOMAプラスエリア


ZenFone SelfieとZenFone2 Laserが対応するバンド(周波数)はこちら。

LTE(FDD-LTE):Band1(2100MHz) / Band2(1900MHz) / Band3(1800MHz) / Band5(850MHz) / Band6(800MHz) / Band8(900MHz) / Band9(1700MHz) / Band18(800MHz) / Band19(800MHz) / Band28(700MHz)

3G(W-CDMA):Band1(2100MHz) / Band2(1900MHz) / Band5(850MHz) / Bnad6(800MHz) / Band8(900MHz) /
Band19(800MHz)


GSM:850MHz / 900MHz / 1800MHz / 1900MHz

docomoのSIMやdocomo系の格安SIMで広い範囲でLTE通信するには、Band1とBand19への対応が必須となります。

ZenFone SelfieとZenFone2 LaserはBand1、Band19とも対応しているので、かなり広い範囲でLTEによる通信が可能です。

3Gに関しては、Band6とBand19のFOMAプラスエリアに対応していることが広いエリアで通信するための必須条件です。

ZenFone SelfieとZenFone2 Laserは、Band6とBand19の両方に対応しているため、LTE通信と同じく広い範囲で3Gによる通信や通話が可能です。


ZenFone Selfieの発売日

ZenFone Selfieの発売日は、2015年9月18日です。

ZenFone Selfieは、シネックスインフォテックを通じて販売されるほか、楽天モバイルでもすでに予約受付が始まっています。
楽天モバイル
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ZenFone Selfieの価格

ZenFone Selfieの価格は、37,800円(税抜き)です。


ZenFone SelfieとZenFone2 Laserの比較まとめ

ZenFone SelfieとZenFone2 Laserを比較すると、ZenFone Selfieの高機能さが目立つ結果となりました。

自撮りに最適な前面に1,300万画素のカメラとデュアルLEDフラッシュを搭載し、パノラマ撮影も可能、8コアCPU搭載で軽快な動作が期待できる、バッテリー取り外し可能で予備バッテリーを持ち運べるなど、カメラ性能以外もしっかりしています。

ディスプレイが5.5インチでフルHDというのも個人的には良いと思っています。WQHDなどフルHD以上の解像度のディスプレイを搭載していても、5.5インチほどのサイズだと違いがほとんど分からないのと、解像度が上がれば要求されるCPUの性能やバッテリー容量のハードルも上がるため、その分価格も上がってしまいコストパフォーマンスとしては劣ってしまいます。

少し残念なのは、ZenFone Selfieのカラーです。ZenFone Selfieは女性向けの端末であることはカラーや公式サイトのトップ画像などを見るとすぐに分かりますが、男性でも自撮りしたい人は少なからずいると思います。

基本的には女性向けのカラーで問題ないですが、ホワイトの他にブラックもあればなお良かったと感じます。

ZenFone Selfieの価格は37,800円と、ZenFone2 Laserの27,800円よりも10,000円高く、ASUSのフラッグシップモデルのZenFone2 16GBの32,800円よりも5,000円高くなっています。

スマホでの自撮りの画質にこだわるならZenFone Selfieの一択となりますが、スペックだけで見るとZenFone 2と比べてもほぼ変わらないので、ZenFone2 LaserやZenFone2でもよさそうですね。


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