このページでは、LINE MUSIC + プランの特徴・メリットと注意点・デメリットについてまとめています。
目次
LINE MUSIC + プラン(ラインミュージックプラスプラン)の月額料金
LINE MUSIC + プランの料金は以下の通りです。データ通信 SIM | データ通信 SIM+SMS | 音声通話 SIM (+580円) | |
---|---|---|---|
3GB | - | 1,810円 | 2,390円 |
5GB | - | 2,140円 | 2,720円 |
7GB | - | 2,700円 | 3,280円 |
10GB | - | 2,940円 | 3,520円 |
LINE MUSIC + プランは、LINE・Facebook・Twitter・Instagramが使い放題のコミュニケーションフリープランと同じく3GB・5GB・7GB・10GBから選ぶことができます。
LINE MUSIC + プラン(ラインミュージックプラスプラン)の特徴・メリット
まずは、LINE MUSIC + プランの特徴やメリットからまとめます。LINE MUSICの音楽が通信量を気にせず聴き放題
LINE MUSIC + プランの最大の特徴は、LINE MUSICの音楽が通信量を気にせず聴き放題である点です。LINE MUSICは音楽をダウンロードしながら同時に再生する「ストリーミング」サービスですが、ストリーミング再生は長時間使うと大量の通信が発生します。
当サイトでLINE MUSICで4分~5分の音楽を「音質 - 中」で聴いてみたところ、通信量は10MBほどでした。
LINE MUSICのパケット通信量を各音質ごとに詳しく計測してみた。
単純計算で、LINE MUSICで50分程度音楽を聴くと100MB程度の通信が発生することになります。それが30日間続いた場合、1.5GB(500MB×30日)もの高速通信容量が消費されます。
LINEモバイルの1GBプランであるLINEフリープランでは、これだけ視聴すると月の途中で高速通信容量を使い切ってしまうことになります。
Wi-Fiに接続して視聴するなら通信量を気にする必要はありませんが、通勤・通学時などWi-Fi環境がない場合はSIMのモバイル通信でLINE MUSICを聴く必要があり、使いすぎに注意しながら音楽を聴かなければいけません。
それがLINE MUSIC + プランなら、上記の例でいえば音楽のストリーミング再生にかかるひと月で1.5GBの通信量がまるまる高速通信容量としてカウントされないため、音楽を聴きたいときに聴きたいだけ楽しむことができます。
ひと月に使える高速通信容量を使い切ってもLINE MUSICは高速通信で使い続けられる
LINE MUSIC + プランのもう1つの特徴として、ひと月に使える高速通信容量を使い切ってしまい低速に制限されても、通信がカウントされないLINE MUSICは高速通信で使い続けることができる点が挙げられます。また、LINE MUSIC + プランはLINE MUSIC以外にもLINEとFacebook、twitter、Instagramが使い放題ですが、これらのサービスも高速通信容量を使い切ってしまった後も高速で通信できます。
LINE MUSICのサービスや機能で使い放題になるもの・ならないもの
LINE MUSIC + プランサービスや機能で使い放題になるもの、ならないものについてまとめておきます。音楽の視聴
音楽の視聴はもちろん使い放題になります。音楽のダウンロード・保存
LINE MUSICでは、音楽をダウンロードして端末に保存し、オフライン(ネットにつながっていない状態)でも聴くことができる機能があります。LINE MUSIC + プランなら、音楽のダウンロード時にかかる通信も高速通信容量としてカウントしないため使い放題になります。
歌詞・文章の閲覧
LINE MUSICでは、音楽の歌詞などを見ることもできます。LINE MUSIC + プランでは、歌詞の表示にかかる通信もカウントしないため使い放題です。
音楽の検索
LINE MUSICでは、聴きたい音楽を検索することができます。LINE MUSIC + プランでは、音楽の検索時にかかる通信もカウントせず使い放題です。
プッシュ通知
LINE MUSICでは、新しいお知らせをプッシュでスマホやタブレットに通知してくれます。この際に少しではあるものの通信が発生しますが、これもカウントせず使い放題です(※LINEモバイル カスタマーセンター 0120-142-275に電話にて確認済み)。
お知らせからのLINE MUSIC公式サイトへのアクセス
LINE MUSICアプリでは、お知らせからLINE MUSIC公式サイトにアクセスする場合があります。LINE MUSIC公式サイトは、LINE MUSICとは関係はあるもののLINE MUSICのサービスそのものではないため、アクセスすることでそのページの表示にかかる通信が高速通信容量としてカウントされそうです。
そこでLINEモバイル カスタマーセンターに確認したところ、LINE MUSIC公式サイトへのアクセスで発生した通信もカウントせず高速通信容量は消費しないとのことでした。
LINE MUSIC + プランのSIMでテザリングしてPC版LINE MUSICで音楽の視聴やダウンロードなど
LINE MUSICはPC版もあります。Trend - LINE MUSIC
スマホのテザリングで飛ばした電波をPCで拾って、PC版LINE MUSICを聴きたいという人もいるかもしれません。
これについてもLINEモバイルの公式サイトには記載がなかったので確認したところ、LINE MUSIC + プランのSIMを挿した端末でテザリングしてPC版LINE MUSICを利用した際に発生する通信も、高速通信容量としてカウントせず使い放題とのことでした。
LINE MUSIC内にある広告などLINE MUSICとは関係ないサイトなどへのアクセス時の通信はカウントされる
なおLINEモバイル カスタマーセンターの担当の方が、LINE MUSIC内にある広告などLINE MUSICとは関係ないサイトへのアクセスで発生した通信は高速通信としてカウントされるとのことでした。ですが、私が確認した限りではLINE MUSICアプリ内に広告は見当たらなかったので、そのリスクはほぼないと思っておいていいでしょう。
私が思いつくLINE MUSICの使い方はこれで全てでしたが、全てのサービスや機能において発生した通信はカウントされず高速通信容量は一切消費しないということなので、LINE MUSIC + プランはLINE MUSICヘビーユーザーにはかなりメリットの大きいプランではないでしょうか。
MUSIC + プランを初めて利用するとLINE MUSICが30日無料で使える
現在、LINEモバイルのLINE MUSIC + プランを初めて契約すると、LINE MUSICが30日間無料で使えるチケットがもらえます。また、このチケットはこれからLINE MUSICを使い始める人だけでなくすでにLINE MUSICを使っている人にも適用されるので、LINE MUSICのヘビーユーザーはLINE MUSIC + プランを検討してみるといいでしょう。
LINE・Facebook・Twitter・Instagramも使い放題
LINE MUSIC + プランは、先ほども触れたとおりLINE MUSICだけでなくLINEやFacebook、Twitter、Instagramの主要なサービスや機能も使い放題となっています。例えば、LINEならトークの他にもLINEの無料通話やビデオ通話も使い放題です。
なお、LINE MUSIC + プランにおいて各アプリで使い放題になる・ならないサービスや機能は、コミュニケーションフリープランと同じです。
詳しくはこちらをご覧ください。
LINEモバイルのコミュニケーションフリープランの特徴と注意点まとめ
2017年初夏にはカウントフリー対象サービスが追加予定
現時点では、LINE MUSIC +プランで使い放題なのはLINE MUSICだけですが、LINEモバイルは2017年3月14日にLINE MUSIC +で使い放題(カウントフリー)になるサービスを2017年初夏に追加することを発表しました。現時点ではどのサービスがカウントフリーになるかは不明ですが、Apple Music、Google Play Music、AWA、Amazon Prime Music、Spotifyあたりの中から新たに追加されそうですね。
今後の続報を楽しみに待ちたいと思います。
LINE MUSIC + プラン(ラインミュージックプラスプラン)の注意点・デメリット
次に、LINE MUSIC + プランの注意点やデメリットについてまとめます。月額料金が高い
LINE MUSIC + プランのデメリットは、月額料金の高さです。LINE MUSIC + プランと同じ容量から選べるコミュニケーションフリープランとの比較はこちら。
データ通信 SIM+SMS | 音声通話 SIM (+580円) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
LINE MUSIC + プラン | コミュニケーションフリープラン | 差額 | LINE MUSIC + プラン | コミュニケーションフリープラン | 差額 | |
3GB | 1,810円 | 1,100円 | 710円 | 2,390円 | 1,690円 | 700円 |
5GB | 2,140円 | 1,640円 | 500円 | 2,720円 | 2,220円 | 500円 |
7GB | 2,700円 | 2,300円 | 400円 | 3,280円 | 2,880円 | 400円 |
10GB | 2,940円 | 2,640円 | 300円 | 3,520円 | 3,220円 | 300円 |
高速通信容量が少ないほど差が大きく、最大で710円の差があります。
この料金差が安いか高いかの判断は、正直難しいところです。特に、現時点でLINE MUSICを使っていない人や、大容量のプランを契約しているため使い切ることがなく余っているといった人は判断できないですね。
LINE MUSICの月額料金は含まれない(無料にはならない)
LINE MUSICは有料のサービスです。LINE MUSIC + プランと聞くと、LINE MUSICの月額料金も含まれる(無料になる)と思ってしまうかもしれません。ですが、実際はLINE MUSIC + プランにLINE MUSICの月額料金は含まれません。つまり、LINE MUSIC + プランとLINE MUSICの月額料金をそれぞれ支払う必要があります。
LINE MUSIC + プランはLINE MUSICのヘビーユーザー向けのプランで、コミュニケーションフリープランと比べても月額料金は高いので、LINE MUSICの月額料金が無料ではなくても割引などがあるとよかったですね。
ちなみに、LINE MUSICの月額料金は一般と学生で異なります。料金は以下の通り。
プラン名 (有効期間) | ベーシックプラン (30日間) | プレミアムプラン (30日間) |
---|---|---|
内容 | 20時間 | 時間無制限 |
通常価格 | 500円 | 960円 |
学割価格 | 300円 | 600円 |
購入可能な場所 | アプリ内/ LINE STORE | アプリ内/ LINE STORE |
SMSなしのデータ通信SIMは選べない
LINE MUSIC + プランは音声通話機能がないデータ通信専用SIMもありますが、SMS機能が必ず付いてきます。他社の格安SIMでは、SMSなしのデータ通信SIMを選ぶことができます。SMSなしの場合、月額料金をさらに120円~150円安く済ませることができます。
対して、LINE MUSIC + プランはもしSMSがいらない場合でもSMSありのデータ通信SIMしか選べない点には注意しましょう。
楽曲再生時とダウンロード時は速度は遅くなる
LINE MUSIC + プランの注意書きを読んでいると、以下の文言が目にとまりました。MUSIC+プランをご利用の場合、楽曲の視聴及びダウンロードのご利用については、音楽が快適にご利用いただける範囲で独立の速度設定をさせていただいております。楽曲の視聴及びダウンロードをご利用中でも、他の通信も安定してご利用いただけます。
これは、簡単に言えばLINE MUSICで音楽を再生したりダウンロードする際は速度が出ないように調整されるということです。念のためLINEモバイルのカスタマーセンターに確認したところ、速度を制限するとのことでした。
ですが、音楽のストリーミング再生は速度が200kbps程度の低速でも視聴できることを確認しています。
また音楽のダウンロードについても、急ぎでなければ遅くても問題ないでしょう。
逆に、音楽の視聴とダウンロード速度を制限することで他のアプリなどによる通信は安定して使えるとのことなので、気にする必要はなさそうです。
カウントフリー対象の通信でも使いすぎたり「音質 - 高」で長時間利用すると低速に制限される場合がある
LINE MUSIC + プランでは、LINE MUSICの高速通信容量としてカウントしない通信でも他のユーザーに迷惑をかけるほど通信したり、「音質 - 高」で長時間利用すると低速に制限される場合があります。特に、音質についてはLINE MUSIC + プランのページでも触れられていて、LINE MUSICにおけるストリーミング音質設定の推奨は「音質-中」以下と明記されています。
LINE MUSICで音楽を長時間視聴する場合は、低速に制限されないためにも音質を「高」ではなく「中」にしておきましょう。
LINE MUSIC + プラン(ラインミュージックプラスプラン)まとめ。まずはLINEモバイルの通常プランから試してみるのがおすすめ
LINE MUSIC + プランは、例えば1日に数時間にわたってLINE MUSICで音楽を聴くようなヘビーユーザーにとっては通信が一切カウントされないメリットの大きいプランです。LINE MUSICの使い過ぎで高速通信容量を使い切ってしまうことがある場合は、LINE MUSIC + プランがおすすめです。
逆に、LINE MUSICはそこまでヘビーに使っておらず、また毎月高速通信容量が余っているような人は、LINE MUSIC + プランにすることでかえって毎月の支払いが増える可能性があります。
LINE MUSIC + プランにした方がいいか分からない場合は、まずは月額料金が安いLINEフリープランやコミュニケーションフリープランで試してみて、それでLINE MUSICを使ったために高速通信容量が足りなくなることがあればLINE MUSIC + プランに変更するといいでしょう。
また、これからLINEモバイルの契約を検討している場合は、現在LINEモバイルが開催中の高速通信容量が3ヶ月間3GB増量されるキャンペーンを活用することで高速通信容量もたっぷり使えるので、キャンペーン終了後にLINE MUSIC + プランに変更するかどうか検討するのがおすすめです。
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LINE MUSIC + プランの特典であるLINE MUSICの30日間無料チケットは、LINEフリープランやコミュニケーションフリープランからLINE MUSIC + プランに変更する場合でももらえるので、急いでLINE MUSIC + プランを契約する必要はありません。
LINEモバイルのLINE MUSIC +プラン(ラインミュージックプラス)の詳細とメリット・デメリットまとめは以上です。
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