PIXI4の購入を検討している場合の参考にしてみてください。
目次
Alcatel PIXI4のスペック
PIXI4のスペックは以下の通りです。Alcatel PIXI 4 | |
---|---|
OS | Android 6.0 |
ディスプレイ | 5インチ 854×480 FWVGA |
CPU | MTK6735M 4コア |
RAM | 1GB |
ストレージ | 8GB |
microSD | 最大32GB |
背面カメラ | 500万画素 ※ソフトウェアで800万画素対応 |
前面カメラ | 200万画素 ※ソフトウェアで500万画素対応 |
バッテリー | 2000mAh |
対応周波数 (バンド) | LTE(FDD-LTE) 1(2100MHz) 3(1800MHz) 19(800MHz) LTE(TD-LTE) 38(2600MHz) 40(2300MHz) 3G(W-CDMA) 1(2100MHz) 5(850MHz) 6(800MHz) 8(900MHz) 19(800MHz) |
ドコモプラチナバンド (Band19) | ○ |
FOMAプラスエリア (Band6/19) | ○ |
ソフトバンクプラチナバンド (Band8/28) | × |
auプラチナバンド (Band18/26) | × |
au 3G (CDMA2000) | × |
SIMサイズ | SIM1:microSIM SIM2:microSIM |
3G+4Gの デュアルスタンバイ | × |
技適 | ○ |
サイズ | 高さ:140.7 幅:72.5 厚さ:9.5 mm |
重さ | 169グラム |
NFC | × |
GPS | ○ |
Wi-Fi | IEEE 802.11 b / g / n |
Bluetooth | v4.0 |
加速度センサ | ○ |
ジャイロスコープ | ? |
近接センサ | ? |
環境光センサ | ○ |
指紋認証センサ | × |
コンパス | ○ |
その他センサ | |
ポート | microUSB |
カラー | ダークグレー メタリックシルバー |
価格 | 10,000円 |
公式サイト | Alcatel mobile | Japan - PIXI4 - Smartphones |
Alcatel PIXI4の特徴・メリット
まずは、Alcatel PIXI4の特徴やメリットを解説します。格安の10,000円で入手できる
PIXI4の最大のメリットは安さです。PIXI4は、超低価格の10,000円で入手することができます。
これだけ安いなら、スマホが初めてで試しに使ってみたいといった人だけでなく使っていた端末が故障して新しい端末に買い換えるまでのつなぎとして購入してもいいぐらいです。
それぐらいPIXI4は気軽に入手できる価格設定となっています。
Arkamys社のオーディオ最適化技術
価格の安いSIMフリースマホは、スピーカーの音質があまり良くないことも多いです。対して、PIXI4はフランスのArkamys(アルカミス)社によるオーディオの最適化技術が採用されています。
PIXI4はシングルスピーカーで、また格安のスマホのため良い音質を求めるのは厳しいとは思いますが、公式サイトでもアピールしているのでそこそこの音で音楽を聴いたり動画を視聴できるかもしれませんね。
FMラジオを聴ける
PIXI4は、FMラジオを聴くことができるのも特徴です。FMラジオを聴くには、アプリ一覧からFMラジオアプリを起動して周波数を合わせます。
また、ラジオを聴く際はアンテナ代わりにイヤホンジャックを挿す必要があります。
娯楽目的だけでなく、災害時などテレビが見られない環境で緊急性の高い情報を仕入れるのにラジオが役に立つことがあるので、PIXI4を購入したら設定がてら一度使ってみるといいかもしれません。
保護フィルムとフリップカバーが同梱で追加購入の必要がない
PIXI4は破格の10,000円で購入できますが、同梱品はしっかりしていて保護フィルムとフリップカバーがついてきます。同梱されているフリップカバーはこちら。
画像で見る限りでは、フリップカバーの質感は安っぽくなくて良さそうです。
スマホは落としやすく、また落とすと画面が割れることもよくあるのでフィルムとケースは必需品という人もいると思いますが、PIXI4なら追加で購入する手間と費用がかからないのでうれしいですね。
ドコモのFOMAプラスエリアとLTEプラチナバンドに完全対応
PIXI4は、ドコモやドコモ系格安SIMで使われている周波数(バンド)に最適化されています。ドコモ回線を使ったSIMを挿して広いエリア(特に山間部)で通話するために必要なFOMAプラスエリア(Band6/19)に対応しています。
また、主に山間部で4G LTEの高速通信をするために不可欠なLTEプラチナバンド(Band19)にも対応しているので、PIXI4はドコモで購入できるスマホとほぼ変わらないエリアで通話・通信とも利用できます。
Alcatel PIXI4の注意点・デメリット
次に、Alcatel PIXI4の注意点やデメリットについて解説します。CPUは2年ほど前のもので非力
PIXI4のCPU(SoC)には、MediaTekのMTK6735Mが採用されています。MTK6735Mの性能を客観的に把握するためのベンチマークスコアがないためどの程度の実力かは分かりませんが、MTK6735Mは2015年頃のSoCのためスペックは低いです。
SNSアプリやLINE、ブラウザ、Youtubeあたりのアプリであれば特に問題なく動作するとは思いますが、高いCPU(GPU)性能が求められる3Dゲームなどでは快適に遊べないと思っておいた方がいいでしょう。
RAMは1GB、ROM(ストレージ)は8GBとかなり少ない
PIXI4は、RAMが1GBでROMが8GBと容量が少ないのもデメリットです。ROMはmicroSDカードを使うことで拡張できますが、RAMは増設できないので1GBは厳しいですね。
特に、複数のアプリを起動して切り替えながら使っていると、徐々に動作が遅くなってくるなどストレスを感じるでしょう。
ROMに関しても、アプリはmicroSDカードにインストールできないのでROMに直接インストールする必要がありますが、PIXIのROMは8GBしかないのでアプリもあまりたくさんは入れられない点にも注意が必要です。
指紋認証センサは搭載していない
最近のSIMフリースマホは、ある程度安いものでも指紋認証センサが搭載されていることが多いです。対して、PIXI4には指紋認証センサもありません。
とはいえ、PIXI4は破格の10,000円なので指紋認証センサがなくても仕方ないですね。あきらめましょう。
コネクタはmicroUSB。USB Type-Cではない
PIXI4の充電部分(コネクタ)は、最近のSIMフリースマホに多く採用されているUSB Type-CではなくmicroUSBとなっています。USB Type-Cは上下逆さま(向きを気にせず)でも抜き差しして使えてかなり便利ですが、安い端末にはmicroUSBが採用されることが多いのでこれも仕方ないと割り切りましょう。
3G+4G LTEのDSDS(デュアルスタンバイ)には非対応
PIXI4は、microSIMを2枚挿せるデュアルSIM仕様となっています。ですが、最近日本国内でも続々と発売されている、SIMを2枚挿して3Gと4Gで同時に待ち受けできるDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)ではありません。
PIXI4にSIMを2枚挿しても、日本では1枚のSIMしか使えないので注意しましょう。
なお、DSDS対応のSIMフリースマホが希望の場合は、こちらにまとめているので参考にしてみてください。
デュアルSIMデュアルスタンバイ(同時待ち受け)SIMフリースマホ比較【DSDS】
auとソフトバンク(ワイモバイル)のSIMとは相性が悪い。ドコモ回線のSIMで使うのがおすすめ
前述の通り、PIXI4はドコモの回線を使ったSIMには最適化されていて、広いエリアで通話や通信できます。ですが、au回線やソフトバンク(ワイモバイル)回線には全く最適化されていません。
まずau回線のSIMについては、VoLTEではない通常の3G通話で使われている通信規格「CDMA2000」に対応していないので、au系のSIMをPIXI4に挿しても通話できません。
また、au回線のSIMで広いエリアで通信するために必要なLTEプラチナバンド(Band18/26)にも対応していないので、仮に通信できるとしても使える範囲はかなり狭くなります。
ソフトバンク(ワイモバイル)に関しても、3G通話で重要なBand8と28に対応しておらず、4G LTE通信で必要なLTEプラチナバンド(Band8/28)に対応していないため通信できるエリアは限定されます。
PIXI4は、ドコモやドコモ回線の格安SIMを挿して使いましょう。
ドコモ回線の格安SIMの詳細や比較はこちら。
格安SIMカード MVNO docomo系比較・おすすめランキング【8月29日】
Alcatel PIXI4の日本発売日
Alcatel PIXI4の日本発売日は2017年3月24日です。Alcatel PIXI4の価格
Alcatel PIXI4の価格は10,000円です。Alcatel PIXI4を購入できる格安SIMとショップ。最安値は?
PIXI4は、家電量販店や格安SIMとのセットでも購入できます。現時点での価格は以下の通りです。
BIGLOBE SIM
BIGLOBE SIMの料金プラン
高速通信容量 | データ通信SIM | データ通信SIM +SMS | 音声通話SIM | |
---|---|---|---|---|
音声通話スタートプラン | 1GB | - | - | 1,400円 |
3ギガプラン | 3GB | 900円 | 1,020円 | 1,600円 |
6ギガプラン | 6GB | 1,450円 | 1,570円 | 2,150円 |
12ギガプラン | 12GB | 2,700円 | 2,820円 | 3,400円 |
20ギガプラン | 20GB | 4,500円 | 4,620円 | 5,200円 |
30ギガプラン | 30GB | 6,750円 | 6,870円 | 7,450円 |
BIGLOBE SIMは、ひと月に使える高速通信容量が6GBの6ギガプランが業界最安値で使えるのが特徴の格安SIMです。
また、BIGLOBE SIMには月額650円で3分以内の通話が回数に制限なくかけ放題の「3分かけ放題」と、最大60分の通話がパック料金で安くなる「通話パック60」から選べるのも他社の格安SIMにはないメリットとなっています。
なお、BIGLOBE SIMは6ギガプラン以上を契約すると定額でYoutubeやAbema TV、Apple Music、Spotifyなどが使い放題になる「エンタメフリーオプション」がありますが、BIGLOBE SIMの通信速度自体が遅めのため特に動画は常に高画質で視聴できるわけではない点には注意が必要です。
BIGLOBE SIMの特徴とレビューはこちら。
BIGLOBEモバイルの速度と使ってみた評価。こんな人におすすめ【2月】
キャンペーン
・スマホと3ギガプラン以上のセット契約で10,000円キャッシュバック・セキュリティセット・プレミアム同時申し込みで6ヶ月間200円(1,200円)割引
キャンペーン詳細
BIGLOBEモバイルのキャンペーン詳細と併用パターン、注意点まとめ【2月】
販売価格・実質価格
販売価格:【一括】なし 【分割】10,080円(420円×24回)実質価格:【一括】なし 【分割】0円
公式サイト
BIGLOBEモバイル
DMMモバイル
DMMモバイルの料金プラン
データ通信 SIM | データ通信 SIM+SMS (+150円) | 音声通話 SIM (+700円) | ||
---|---|---|---|---|
ライトプラン(無制限) | 440円 | 590円 | 1,140円 | |
高 速 通 信 容 量 | 1GB | 480円 | 630円 | 1,260円 |
2GB | 770円 | 920円 | 1,380円 | |
3GB | 850円 | 1,000円 | 1,500円 | |
5GB | 1,210円 | 1,360円 | 1,910円 | |
7GB | 1,860円 | 2,010円 | 2,580円 | |
8GB | 1,980円 | 2,130円 | 2,680円 | |
10GB | 2,190円 | 2,340円 | 2,890円 | |
15GB | 3,280円 | 3,430円 | 3,980円 | |
20GB | 3,980円 | 4,130円 | 4,680円 | |
最大受信速度 | 225Mbps | 225Mbps | 225Mbps | |
最大送信速度 | 50Mbps | 50Mbps | 50Mbps | |
制限時(高速通信OFF時)最大速度 | 200kbps | 200kbps | 200kbps |
DMMモバイルは、料金プランの安さとプラン数の多さが特徴の格安SIMです。
速度がそこそこ安定しているIIJmioの回線を借りていて、平日昼間以外は特にストレスなく通信できるのもメリットです。
ただし、大容量プランについては同じIIJmioの回線を使っていてPIXI 4をセット購入できるイオンモバイルの方が安いので、特にこだわりがなければイオンモバイルも同時に検討してみることをおすすめします。
DMMモバイルの特徴とレビューはこちら。
DMMモバイルを実際に使ってみた評価。こんな人におすすめ【2月】
キャンペーン
・新規事務手数料3,000円が0円キャンペーン詳細
DMMモバイルのキャンペーン詳細と注意点まとめ【2月】
販売価格・実質価格
販売価格:【一括】10,000円 【分割】11,822円 税込で12,768円(532円×24回)実質価格:【一括】7,000円 【分割】8,822円 税込で9,528円
公式サイト
DMMモバイル
イオンモバイル
イオンモバイルの料金プラン
高速通信容量 | データ通信SIM | データ通信SIM +SMS | 音声通話SIM |
---|---|---|---|
500MB | - | - | 1,130円 |
1GB | 480円 | 620円 | 1,280円 |
2GB | 780円 | 920円 | 1,380円 |
4GB | 980円 | 1,120円 | 1,580円 |
6GB | 1,480円 | 1,620円 | 1,980円 |
8GB | 1,980円 | 2,120円 | 2,680円 |
12GB | 2,680円 | 2,820円 | 3,280円 |
20GB | 3,980円 | 4,120円 | 4,680円 |
30GB | 5,380円 | 5,520円 | 6,080円 |
40GB | 7,480円 | 7,620円 | 7,980円 |
50GB | 10,300円 | 10,440円 | 10,800円 |
イオンモバイルは、1GBから50GBまで幅広くプランを選ぶことができ、さらに全プランが業界最安値水準という安さが特徴の格安SIMです。
特に、30GBと40GB、50GBの大容量プランが他社に比べて圧倒的に安いので、格安SIMでたくさん通信したい人におすすめです。
DMMモバイルで触れたとおり、イオンモバイルの回線はIIJmioから借りているので平日の12時台以外はそこそこ安定して通信できます。
イオンモバイルの特徴とレビューはこちら。
イオンモバイルSIMの速度レビューとメリットデメリット。こんな人におすすめ【9月】
キャンペーン
・新規事務手数料3,000円が1円(2,999円割引)キャンペーン詳細
イオンモバイルのキャンペーン一覧と併用パターン、注意点まとめ【9月】
なお、格安SIMはSIMによって料金やサービス内容、通信速度など異なる点が多いので、自身に合ったSIMを選ぶのがポイントです。
BIGLOBE SIMとDMMモバイル、イオンモバイルを含む格安SIMの比較はこちらを参考にしてみてください。
格安SIMカード MVNO docomo系比較・おすすめランキング【8月29日】
通信速度の比較はこちら。
格安SIM MVNO 格安スマホの通信速度比較。速いのは?-体感速度動画あり-【2018年9月3日実測】
販売価格・実質価格
販売価格:【一括】10,000円 【分割】10,000円(イオンカード利用で手数料無料)実質価格:【一括】7,701円 【分割】7,701円
公式サイト
イオンモバイル
Amazon
AmazonのPIXI4は、定価の10,000円となっています。ダークグレー
ALCATEL SIMフリースマートフォン PIXI 4 ダークグレー 5045F-2FALJP1-BK
メタルシルバー
ALCATEL SIMフリースマートフォン PIXI 4 メタルシルバー 5045F-2EALJP1-WH
ビックカメラ
ビックカメラのPIXI4は、ほぼ定価の9,990円となっています。また、ポイントが10%分の1,078ポイント付与されます。ダークグレー
PIXI 4 ブラック 「5045F-2FALJP1」Android 6.0・5.0型ワイド・メモリ/ストレージ:1GB/8GB・microSIM×2 SIMフリースマートフォン
メタルシルバー
PIXI 4 ホワイト 「5045F-2EALJP1」Android 6.0・5.0型ワイド・メモリ/ストレージ:1GB/8GB・microSIM×2 SIMフリースマートフォン
NTT-X Store
NTT-X StoreのPIXI4は、定価より1,000円も安い9,000円となっていて、税込でも9,720円と10,000円を下回ります。NTT-X Storeにはポイントはありませんが、端末価格自体が安いのはメリットですね。また、NTT-X Storeは名称の通りNTT系列のショップなので安心です。
ダークグレー
Alcatel PIXI 4/Black TP Dark Gray 5045F-2FALJP1
メタルシルバー
Alcatel PIXI 4/White TP Metal Silver 5045F-2EALJP1
ヨドバシカメラ
ヨドバシカメラでは、PIXI4は定価の10,000円です。さらに、ポイントが10%分の1080円分付与されます。ダークグレー
ヨドバシ.com - ALCATEL ONETOUCH 5045F-2FALJP1 [Alcatel PIXI 4/Black TP Dark Gray]【無料配達】
メタルシルバー
ヨドバシ.com - ALCATEL ONETOUCH 5045F-2EALJP1 [Alcatel PIXI 4/White TP Metal Silver]【無料配達】
PIXI4の税込価格比較はこちら。
PIXI 4 一括価格 | PIXI 4 分割価格の合計 | PIXI 4関連の キャンペーン | 実質価格 | |
---|---|---|---|---|
BIGLOBE SIM | なし | 10,886円 | 最大実質11,200円割引 | 0円~ |
DMMモバイル | 10,800円 | 12,768円 | 新規事務手数料3,000円が0円 | 一括:7,560円 分割:9,528円 |
イオンモバイル | 10,800円 | 10,800円 | 新規事務手数料3,000円が1円 | 7,561円 |
Amazon | 10,800円 | なし | なし | 10,800円 |
ビックカメラ | 10,789円 | なし | 1,078ポイント付与 | 9,711円 |
ヨドバシカメラ | 10,800円 | なし | 1,080ポイント付与 | 9,720円 |
NTT-X Store | 9,720円 | なし | なし | 9,720円 |
実質価格では、キャッシュバックキャンペーン開催中のBIGLOBE SIMが0円~と最安となっています。
通信速度の遅さが気にならなければ、現時点ではBIGLOBE SIMを軸に検討してみるといいでしょう。
PIXI4単体なら、NTT-X Storeが税込でも10,000円以内で購入できるので得です。
Alcatel PIXI4まとめ
Alcatel PIXI4は、CPUは2年ほど前のものでRAMは1GB、ROMも8GB、SIMはドコモ回線にのみ最適化されているなど貧弱なスペックですが、その分10,000円という安さで購入できるのが大きなメリットです。スマホが初めてでとりあえず使ってみたいという人や2台目のサブとして持ちたいという人、使っているスマホが故障して新しく買い替えるまでのつなぎの端末がほしい人は、PIXI4を検討してみるといいかもしれません。
Alcatel PIXI 4のスペック・特徴などのレビューと価格は以上です。