Galaxy Nexus(SC-04D)を1.5GHzにオーバークロックする方法。

Galaxy Nexus(SC-04D)を1.5GHzにオーバークロックしてみました。


使用したカーネルは、GLaDOS V1.10です。

今回は、GLaDOSでオーバークロックする方法を紹介します。

なお今回の方法は、Galaxy Nexus(SC-04D)をリブートさせると元の1.2GHzに戻るようになっています。
root化・カスタムrom・カスタムカーネル・各種Mod等の導入によって、キャリアとメーカーの補償は一切きかなくなります。

また、作業中にデータが消えたり、Galaxy Nexus(SC-04D)が起動しなくなってしまったとしても、当方では一切責任は負えません。

全て自己責任で作業を行ってください。


1.RootzWikiからGLaDOSをダウンロード後、Galaxy Nexus(SC-04D)にCWMから焼いておく。
導入方法は、Galaxy Nexus(SC-04D)にカスタムカーネルのGLaDOS V1.9を導入。を参考にしてください。

2.SetCPUやNSTools、カスタムROMの設定等から1200MHzの部分の電圧を上げておきます。
とりあえず1600mVにしておきました。


2.ESファイルエクスプローラーをマーケットからインストールし、Galaxy Nexus(SC-04D)の/system/の中を編集できるようにしておく。
設定方法は、ESファイルエクスプローラー:Root Explorerの機能を無料で使えるアプリ。systemフォルダ内の書き込み(書き換え)からパーミッション変更まで可能な万能アプリ。の手順1~8の作業をして、Root権限でESファイルエクスプローラーを使える状態にしておいてください。

1)ESファイルエクスプローラーを起動し、「sys」をタップ。


2)「class」をタップ。


3)「misc」をタップ。


4)「liveoc」をタップ。


5)「mpu_ocvalue」をタップ。


6)「テキスト」をタップ。


7)デフォルトは「100」という数字になっています。
GLaDOSでは、CPUクロックが1.2GHzを100%としています。
ここの数字を110とすれば、1.2GHz×110%=1.32GHzとなります。


8)それでは1.5GHzにしてみます。
1.2GHz×125%=1.5GHzとなるので、「125」と入力して保存します。


9)次に、パーミッションの設定をしておきます。
mpu_ocvalueを長押し⇒プロパティをタップ。


10)「変化」をタップ。


11)ユーザの列の「実行します」にもチェックを入れて「OK」をタップ。


12)「OK」をタップ。


13)SetCPUなどのCPU管理アプリを開くと、1500MHzになっています。
まともに起動しないことを避けるために、「Set on Boot(起動時にこの設定を適用する)」にはチェックを入れないほうがいいと思います。


1.5GHzの動きはサクサクですが、フリーズ⇒再起動も起こります。

細かい調整をすることで、1.5GHzで安定してGalaxy Nexus(SC-04D)を動かすこともできるかもしれませんね。

チャレンジしてみたい人は試してみてください。

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