Root化によって、キャリアとメーカーの補償は一切きかなくなります。
また、作業中にデータが消えたり、Galaxy S3(SC-06D)が起動しなくなってしまったとしても、当方では一切責任は負えません。
全て自己責任で作業を行ってください。
ROM:
※ROMはすでに削除されています。
Gapps:The Open GApps Project
Galaxy S3(SC-06D)へのAndroid4.1.1(Jelly Bean)のカスタムROM導入手順。の通りに実行したところ、起動してもブートロゴで止まって再起動を繰り返しました。
そこでKBC Developersの[Kernel] Android 4.1.x Jelly Beanの「nightly : 20120906-2」(9/8現在)をインストールすると正常に起動しました。
一撃ツールでパッチを当てたROMが正常に起動しない時は、上記カーネルをインストールしてみてください。起動しなかった場合を考えて、ROMを導入する前に先にGalaxy S3(SC-06D)の内部ストレージにコピーしておくことをおすすめします。
上記カーネルは7zip形式に圧縮されているので、まずはこれを解凍するために7zipをインストールしておきましょう。
7zipのダウンロードとインストールについてはMyupdate.zipの中身を変更して自分用にカスタムする方法。を参考にしてください。
ダウンロードした7zファイルの「SC06D-JB-KBC-20120906-2-AOSP-boot.7z」を右クリック⇒7zip⇒「ここに展開」をクリックします。
すると、「SC06D-JB-KBC-20120906-2-AOSP-boot」というフォルダができるので、それをダブルクリック。
その中に「SC06D-JB-KBC-20120906-AOSP-boot-odin.tar.md5」と「SC06D-JB-KBC-20120906-AOSP-boot-signed.zip」があります。
拡張子「.md5」はOdinでインストール用のファイル、「.zip」はCWMでインストール用のファイルです。
私はCWMからインストールするので、「.zip」の方をGalaxy S3(SC-06D)の内部ストレージにコピーして、Galaxy S3(SC-06D)へのAndroid4.1.1(Jelly Bean)のカスタムROM導入手順。の「CWMでROMとGappsをインストール」の手順14の後に「install zip from sdcard」から上記zipファイルをインストールしました。
Galaxy S3版AOKP d2tmo Sep-07-12は、Galaxy Nexus版AOKP Cherry Picks 20120907と基本的には同じですが、追加されていたり削除されている機能もあります。
●ブートアニメーション変更
いかついユニコーンの周りを歯車が回るブートアニメーションが採用されています。
個人的にはこちらの方が好きですね。
●ロック画面のショートカット機能が削除
Galaxy S3(SC-06D)版AOKP JB Build1にはあったロック画面のショートカット機能が削除されていますが、そのうちまた復活するでしょう。
●ソフトキーが7個まで配置可能に
これはGalaxy Nexus(SC-04D)のAOKP cherry picksのaokp_maguro_jb-build-1.20120907と同じです。
よりナビゲーションバーを有効に活用できそうですね。
●ハードキーのバックライトをオフにする機能
私はGalaxy S3(SC-06D)でもナビゲーションバーを表示させているので、あまりハードキーを使う事がありません。
ハードキーのバックライトが光るのが気になるので、オフにできるのは嬉しいです。
Android設定⇒Device optionsから変更できます。
ただ、再起動するとまた光るので再度オン⇒オフにする必要があります。
AOKP d2tmo Sep-07-12の特徴などは以上です。
動き自体はサクサクで、特に不具合等の問題はないです。
十分に常用できるレベルだと思うので、興味のある人は試してみてください。