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ZenFone 3はau系回線(VoLTE)で使える?使えない?試してみた

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zenfone3-au-volte ZenFone3はドコモやドコモ系格安SIM、またはソフトバンクのSIMを挿すと広いエリアで通話や通信できます。

また、auの周波数は通話で使われる3GのCDMA2000には対応していないものの、VoLTEによる通話やデータ通信で使われるLTEは幅広く対応しています。

ZenFone3がauのSIMやau系格安SIMでも使うことができ、またau VoLTEに対応していればインターネットだけでなく通話もau系格安SIMで使えると思い試してみました。




au回線を試したのはZenFone3の台湾版。日本版はau回線が使えることは公式発表済み

なお、このページでau回線が使えるか試しているのはEXPANSYSで購入した台湾版です。

日本で購入できる日本版は、au回線が使えることとau VoLTE SIMが利用できると公式で発表されているため、au SIMでも問題なく利用できます。


ZenFone3のauの4G(LTE)周波数対応状況

まず、ZenFone3がauのどの4G(LTE)周波数に対応しているのかを確認します。
4G LTE
バンド
(周波数)
1
(2100)
3
(1700)
8
(900)
11
(1500)
18
(800)
19
(800)
21
(1500)
26
(800)
28
(700)
41
(2500)
ZenFone3
docomo
au

WI
MAX
2+
SoftBank
AXGP


4Gは、主に高速で通信するために使われる電波です。最近では、LTEの回線を使った高品質の通話(VoLTE)でも利用されています。

auのLTE周波数で重要なのは2100MHz(Band1)と800MHz(Band18/26)です。

特にBand18と26の800MHz帯はプラチナバンドと呼ばれ、auでは最も広いエリアで使われています。auのSIMやau系格安SIMを挿したSIMフリースマホで高速通信する場合は、プラチナバンド対応は必須である点はおさえておきましょう。

ZenFone3の対応周波数を見てみると、auのプラチナバンドであるBand18と26の両方に対応しており、またBand1にも対応しているため、使えればauで購入できる端末と変わらないエリアでLTEによる高速通信が可能です。


ZenFone3のauの3G周波数対応状況

次に、ZenFone3のauの3G周波数対応状況です。
3G
バンド
(周波数)
1
(2100)
6
(800)
8
(900)
9
(1700)
11
(1500)
19
(800)
au 3G
BC0
(800)
au 3G
BC6
(2000)
(2100)
ZenFone3
docomo
au
SoftBank


3Gは、主に通話用に使われる電波です。また、4G(LTE)の電波が届かないエリアでは通信用として使われることもあります。

auの3Gの通信規格「CDMA2000」は、世界的に見ても現在使われているのはごく一部の地域やキャリアのみで、圧倒的な少数派です。そのため、CDMA2000に対応した端末はあまりないのが現状です。

ZenFone3も同じで、auの3G周波数であるBC0とBC6にはどちらも対応していません。

ZenFone3でauやau系格安SIMのSIMが正常に認識されても、通常の音声通話は利用できない点に注意しましょう。


ZenFone3にUQ mobileとmineoを挿して使えるか試してみた

上記の通り、ZenFone3がauのSIMを正常に認識すれば、LTE通信は問題なく利用できるはずです。

ここでは、au系格安SIMのUQ mobileとmineoのSIMを挿して使えるか試してみました。

SIMを挿しただけではアンテナピクトさえ立たない【2016/10/14追記あり】

まず、UQ mobileのSIMを挿してみましたが、アンテナさえ立ちません。確認した場所は、auのLTEエリアのため圏外ということはありえません。
Screenshot_20160731-092612_GF

また、mineoのSIMを挿してもUQ mobileと同じようにアンテナは立ちませんでした。

2016/10/12追記
ZenFone3の台湾版がアップデートし、au VoLTE SIMに対応しました。

mineo AプランのVoLTE SIMUQ mobileの非VoLTE SIM(通称 黒SIM)で再度試してみたところ、どちらもアンテナピクトが立ち通信することができました。

また、mineo AプランのVoLTE SIMに関しては、VoLTEによる通話ができることも確認しています。

黒SIMの場合は、このように「4G」と表示されます。
zenfone3-au-volte5-1
VoLTE SIMの場合は、VoLTEのアイコンが表示されます。
zenfone3-au-volte2
2016/10/14追記
ZenFone3の台湾版が再度アップデートし、au VoLTE SIMが使えなくなりました。

2016/10/13に配信された「MMB29P.WW_Phone-13.20.10.79-20161007」にアップデートすると、au VoLTE SIMを挿すとアンテナが立たなくなり通話も通信も利用できなくなります。
zenfone3-au-volte101

ZenFone 3でau VoLTE SIMを今使えている場合は、アップデートしないように注意しましょう。

また、ZenFone3を購入後開封して電源オンするとアップデートが降ってきますが、このアップデートもしないよう注意が必要です。

なお、VoLTEではない通常のau SIMなら通信は可能です。


UQ mobileのAPNはプリインストールされている【2016/10/12追記:アップデートでmineoとIIJmioのAPNも追加】

念のため、UQ mobileとmineoのSIMを挿した状態でZenFOne3のAPN情報を確認してみました。

設定>もっと見る>モバイルネットワークをタップします。
Screenshot_20160731-092621new0_GF

「アクセスポイント名」をタップすると、UQ mobileのAPNは表示されました。APNが入っているので使えそうなものですが、APNを選んでももちろんアンテナピクトは立ちません。
Screenshot_20160731-092627new1_GF

2016/10/12追記
ZenFone3のau VoLTE対応アップデート後にAPNを確認してみたところ、UQ mobileだけでなくmineo AプランとIIJmioのau回線SIM「タイプA」のAPN情報が追加されていることを確認しました。
zenfone3-au-volte3

優先ネットワーク設定をLTE Onlyにしてもアンテナ立たず

2016/10/12追記
以下は、au VoLTE対応前に試した内容です。現在は、auやau系格安SIMのSIMを挿すとアンテナが立ちAPNを選ぶだけで通信できます。

2016/10/14追記
2016/10/13のアップデートでau VoLTEがつぶされるので、ZenFone 3でau VoLTEを使う予定ならアップデート厳禁です。

auやau系格安SIMは、端末の優先ネットワーク設定を「LTE Only」にすると使えるようになる場合があるので試してみました。

電話アプリを開いて「*#*#4636#*#*」と入力して「デバイス情報」をタップします。
Screenshot_20160731-092716new2_GF

「優先ネットワークを設定」の項目を「LTE Only」にしてみましたが、やはりアンテナは立ちませんでした。
Screenshot_20160731-092825new3_GF


ZenFone3は日本版と台湾版の2016/10/13よりも前のファームウェアならau系回線のVoLTE SIMに対応。しかしデュアルスタンバイは不可

2016年9月28日にZenFone3の日本発売が発表され、10月7日に発売されました。また、日本版はau SIMやau VoLTE SIMに対応し、その後台湾版もauに対応したのは上記のとおりです。

ですが、台湾版は2016年10月13日のアップデートを適用するとau VoLTEがつぶされるので注意が必要です。

また、auやau系格安SIMのVoLTE SIMを音声通話用として挿して、もう片方にデータ通信SIM用としてドコモ系格安SIMなどを挿した場合は通話とデータ通信の同時待ち受けはできません。

これは、au VoLTE SIMではない方のSIMをデュアルSIMカード設定の優先SIMカード>データサービスネットワークからデータ通信用として設定すると、VoLTE SIM側のアンテナ自体が立たなくなるためです。
au VoLTEでない方のSIMをデータ通信用として指定するとau VoLTE側のアンテナが消えて使えなくなる

au VoLTEでない方のSIMをデータ通信用として指定するとau VoLTE側のアンテナが消えて使えなくなる



データ通信用としてau VoLTE SIMを選択すれば通話・通信とも可能だがauでない方のSIMは使えない

データ通信用としてau VoLTE SIMを選択すれば通話・通信とも可能だがauでない方のSIMは使えない



ZenFone3の日本版で同時待ち受けを利用したい場合は、au回線のVoLTE SIMを使わずドコモやソフトバンクのSIMを使うようにしましょう。


まとめ

まとめると、ZenFone3の台湾版は発売当初はauやau系格安SIMでは使うことができませんでしたが、アップデートにより使えるようになりました。

また、2016年10月13日に降ってきたファームウェアにアップデートしなければ、台湾版でもau VoLTEは引き続き利用可能です。

なお、今後ZenFone 3の台湾版を購入する場合は、初期ファームウェアがau VoLTEがつぶされたバージョン以降のものである可能性があるので、auのVoLTE SIMでZenFone 3を使いたい場合は台湾版の購入は避けた方が無難です。

ZenFone3の日本版はドコモとソフトバンクに加えてauにも対応していることで、キャリアに縛られずに選べるSIMの選択肢が増え、自分の使い方やニーズに合ったSIMでZenFone3を利用できます。

au VoLTE SIMではデュアルスタンバイで利用できない点には注意が必要ですが、au VoLTE SIM 1枚のみで通話と通信を利用する前提なら何も問題ありません。

ZenFone3を最安で購入できるショップはこちらをご覧ください。
ZenFone 3を安く購入する方法。一番安い最安値はどこ?

ちなみに、日本版では格安SIMのNifMoとセット購入が最安となっています。
ZenFone 3をNifMoで購入するといくら?キャッシュバックや割引まとめ

ZenFone3の日本版をSIMとセットで購入できるMVNOの比較はこちら。
ZenFone3を格安SIMとセット購入できるMVNO比較まとめ。


ZenFone3は様々なショップやMVNOで購入できるので、自身の利用環境や希望に合うところで購入しましょう。


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