このページでは、ZenFone3でFOMAのSIMカードを使うための設定方法と注意点をまとめています。
目次
当サイトで試したFOMA SIMの契約
念のため、当サイトで試したFOMA SIMの契約状況について触れておきます。SIMサイズ:nanoSIM
プラン:タイプシンプル バリュー
パケット:パケ・ホーダイ シンプル
ISP:iモード
プラン:タイプシンプル バリュー
パケット:パケ・ホーダイ シンプル
ISP:iモード
なお、ZenFone3でFOMA SIMを利用できるかどうかは、基本的には契約によって左右されることはないはずです。
もし特定の契約にするとZenFone3でFOMA SIMが使えないということがあれば、情報をシェアしていただけるとありがたいです。
ZenFone3はFOMA SIMで利用可能
デュアルSIMの設定を何もいじっていない状態のZenFone3に上記の契約のFOMA SIMを挿したところ、問題なくアンテナが立ちました。もちろん、FOMA SIMで通話も利用可能です。
ZenFone3+FOMA SIMでは通話はできるが通信は不可
ZenFone3は、FOMA SIMで通話をすることはできます。ですが、データ通信は利用できません。スマートフォンで通信する際に必要なspモードやmopera Uを契約していないという以前に、FOMA SIMをデータ通信用のSIMとしてセットするとこのようにアンテナ自体が立たなくなります。
ZenFone3をFOMA SIMでデータ通信する予定の人はいないとは思いますが、挙動は上記のようになるということを報告しておきます。
ZenFone3をFOMA SIMで使う際の設定
ZenFone3で通話する際にFOMA SIMを使うには、デュアルSIM設定を正しく設定しておく必要があります。以下にチェックポイントをまとめておきます。
「音声呼び出し」は「常に確認する」かFOMA SIMを挿しているSIMスロットを指定しているか
まず、ZenFone3に挿したFOMA SIMで通話するには、FOMA SIMが入っているSIMスロットを通話用SIMとして指定しておく必要があります。設定方法は、ZenFone3の設定を開いて「デュアルSIMカード設定」をタップします。
「音声呼び出し」をタップして通話で使うSIMスロットを選びます。
ちなみにZenFone3のSIMスロットの番号は、microSIMスロットがSIM 1でnanoSIMスロットがSIM 2となっています。
FOMA SIMでSMSも送受信するなら「SMSメッセージ」をFOMA SIMのスロットに指定しておくこと
ZenFone3では、FOMA SIMの電話番号でSMSも送受信したいという場合もあると思います。この場合も設定が必要です。「デュアルSIMカード設定」をタップします。
「SMSメッセージ」をタップしてFOMA SIMを挿しているSIMスロットを選びます。
これで、ZenFone3に挿したFOMA SIMで通話やSMSの送受信が利用できるようになります。
なお、ZenFone3のデュアルスタンバイの設定方法はこちらにまとめています。
ZenFone3の3G+4G同時待ち受け(デュアルスタンバイ)設定方法
まとめ。ZenFone3はFOMA SIMを通話専用・格安SIMをデータ通信専用として使える
ZenFone3はFOMA SIMが使えるため、FOMA SIMを通話専用にしてデータ通信用に格安SIMのデータ通信専用SIMを使うことで、毎月の携帯電話料金を大幅に下げることができます。例えば、通話用のSIMとして1,000円分(25分)の無料通話が含まれるタイプSS バリューの契約で、iモードやパケホーダイをつけない契約にして、データ通信SIMをmineoの3GBプランにした場合にかかかる月額料金は以下の通りです。
音声通話SIM(1,000円分(25分間)の無料通話付き):934円
mineoのデータ通信SIM:900円
合計:1,834円
mineoのデータ通信SIM:900円
合計:1,834円
ひと月に25分間の通話と3GBまで通信できる契約で、たったの1,834円しかかかりません。
電話は少ししか使わないという人は、ZenFone3でカケ・ホーダイプランではなくFOMA SIMのタイプSSと格安SIMの組み合わせがおすすめです。
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