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LINEモバイルには3日間の使い過ぎによる速度制限はない
格安SIMの中には、3日間で決められた通信量を超えると、ひと月に使える高速通信容量がまだ余っていても速度が低速に制限されるものがあります。よく知られている格安SIMの中で見ていくと、楽天モバイルは3.1GBプランで540MB、5GBプランで1GB、10GBプランで1.7GBの量を3日間で通信すると、最大速度が200kbpsに制限されます。
このような格安SIMでは、動画の視聴など短期間で大量の通信が発生するような使い方をするとすぐに制限にかかってしまうことがあるため、常に通信量を気にしながら使う必要があります。
それに対して、LINEモバイルには3日間の使い過ぎによる速度制限はありません。
例えば、当月の高速通信容量が1GB余って繰り越した場合などに、翌月の初めから動画視聴や大容量のファイルのダウンロードなどで一気に通信して使い切っても速度制限されることはないため、短期的な通信量を気にする必要がなく繰り越した高速通信容量を有効に使うことができます。
カウントフリー対象のアプリは他のユーザーに迷惑がかかるほどの通信をすると低速に制限される場合もある
LINEモバイルには3日間の使い過ぎによる速度制限がないのは上記の通りですが、LINEモバイルの「カウントフリー」対象アプリには短期間の通信についての注意点があります。LINEモバイルには、LINEフリープランとコミュニケーションフリープランがあります。LINEフリープランではLINEのほとんどの機能が、コミュニケーションフリープランではLINEとFacbook、Twitter、Instagramのほとんどの機能がどれだけ使っても高速通信としてカウントされないため、高速通信容量が消費されず節約できます。
この高速通信としてカウントされないのが「カウントフリー」ですが、カウントフリーだからといって必ず低速にならないかというとそうでもありません。
LINEモバイルの公式サイトには以下のように記載されています。
帯域を長時間占有するなど他のお客様の迷惑となる利用の場合、LINE、Twitter、Facebook、Instagramなどのカウントフリーの対象になる通信についても制限する場合があります。
言いかえると、カウントフリーのアプリやサービスを長時間にわたって大量の通信が発生するような使い方で利用し続け、その結果他のLINEモバイルユーザーに迷惑がかかる(速度が落ちる)ほどの通信をすると、LINEモバイルの判断で低速に制限されることがあるということです。
ただ、この低速制限が発動する基準が記載されていないためLINEモバイルのサポートに電話で問い合わせてみましたが、具体的な基準値は答えられないとの回答でした。また、仮に低速に制限された場合、低速状態が解除されるタイミングも答えられないとのこと。
ですがサポート担当の話では、本当に異常に通信しない限りは低速に制限されることはなくかなりまれな例とのことなので、カウントフリー対象のアプリやサービスでもよっぽど使い過ぎなければ低速に制限されることはないと思っておいてよさそうです。
まとめ。LINEモバイルは基本的には3日速度制限はなく使い勝手の良い格安SIM
LINEモバイルは、カウントフリー対象ではないアプリについては短期間でどれだけ通信しても3日間の速度制限になることはありません。またカウントフリー対象のアプリについても、異常な使い方をしない限りは速度が低速に制限されることはないと思っておいても差しつかえありません。
短期間の使い過ぎによる速度制限がほぼないLINEモバイルは、余って繰り越した高速通信容量を短期間で一気に使ったり大容量のファイルをダウンロードするといった使い方も通信量を気にせずできるので、使い勝手の良い格安SIMといえますね。
LINEモバイルの3日間の通信速度制限(速度規制)の詳細と注意点のまとめは以上です。
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