FREETEL RAIJIN(雷神)のスペックと購入レビュー、最安値比較まとめ

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このページでは、FREETEL RAIJIN(雷神)のスペックと購入レビュー、価格などについてまとめています。

目次


更新情報

2017/2/2
RAIJINを購入したのでレビューを追加しました。


FREETEL RAIJIN(雷神)のスペック

RAIJIN(雷神)のスペックは以下のとおりです。
 RAIJIN(雷神)のスペック
OSAndroid 7.0
ディスプレイ5.5インチ
1920x1080
フルHD
CPUMT6750T
1.5GHz × 4コア / 1.0GHz × 4コア
RAM4GB
ストレージ64GB
microSD最大128GB
背面カメラ1600万画素
前面カメラ800万画素
バッテリー5000mAh
対応周波数
(バンド)

LTE(FDD-LTE)
1(2100MHz)
2(1900MHz)
3(1800MHz)
4(1700/2100MHz)
5(850MHz)
7(2600MHz)
8(900MHz)
12(700MHz)
17(700MHz)
19(800MHz)
28(700MHz)

3G(W-CDMA)
1(2100MHz)
5(850MHz)
6(800MHz)
8(900MHz)
19(800MHz)

GSM
850MHz
900MHz
1800MHz
1900MHz
ドコモプラチナバンド
(Band19)
FOMAプラスエリア
(Band6/19)
auプラチナバンド
(Band18/26)
×
au 3G
(CDMA2000)
×
ソフトバンクプラチナバンド
(Band8/28)
SIMサイズSIM1:microSIM
SIM2:nanoSIM(※microSDスロットも兼ねる)
3G+4Gの
デュアルスタンバイ
技適
サイズ高さ:153.0
幅:76.0
厚さ:8.7mm
重さ183グラム
NFC×
GPSA-GPS
QZSS
GLONASS
Wi-Fi802.11 a/b/g/n (2.4GHz / 5Ghz)
Bluetoothv4.0
加速度センサ
ジャイロスコープ
近接センサ
環境光センサ
指紋認証センサ
コンパス
その他センサ重力センサ
ポートUSB Type-C
カラーシルバー
ブラック
ブルー
価格29,800円
公式サイトRAIJIN|FREETEL(フリーテル)


FREETEL RAIJIN(雷神)の開封~外観レビュー

RAIJINを購入したのでレビューしていきます。まずは開封~外観のレビューです。

RAIJINの箱。黒基調で雷を想像させるマークも入っています。
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RAIJINとご対面です。
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同梱品は、ACアダプタとUSB Type-Cケーブル、SIM抜きピン、取扱説明書、スタートアップガイド、保証書、ソフトウェアアップデートと背面カバーに関する注意喚起シートです。
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なお、USBケーブルにはFREETELのロゴが刻まれています。
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RAIJINの背面です。私が購入したのはマットブラックです。写真では黒くは見えませんが、実際は真っ黒です。
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背面の左上にはカメラとフラッシュライト、指紋認証センサがあります。
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RAIJINの前面です。
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上部には近接センサと通話用スピーカー、前面カメラがあります。このあたりは一般的な配置ですね。
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RAIJINの上部です。イヤホンジャックとストラップホールがあります。ストラップホールがあるのは日本らしくて良いですが、上部ではなく側面の下か下部の方が使い勝手は良かったかもしれません。
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右側面です。上にボリュームボタン、下に電源ボタンがあります。以前は上が電源ボタン、下がボリュームボタンが多かった印象ですが、最近の中華スマホ(RAIJINは中国製)は上にボリュームボタンがあるのが増えてきていて違和感を覚えます。
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下部です。通話用マイクとスピーカー、USB Type-Cポートがあります。
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左側面です。SIMトレーがあります。
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RAIJINはエッジ(角)がダイヤモンドカット処理されていて高級感があります。また、最近増えてきている端が丸みを帯びているラウンドエッジ加工は、保護フィルムやガラスフィルムを端まで貼ることができないので個人的に好きではないのですが、RAIJINはラウンドエッジではなくフラットなので端までフィルムをぴったりと貼ることができるのもポイントです。
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FREETEL RAIJIN(雷神)には通知ランプあり

RAIJINは近接センサの左横に通知ランプがあり、未読があると点滅して教えてくれます。
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FREETEL RAIJIN(雷神)のSIMの挿し方

RAIJINのSIMの挿し方について触れておきます。RAIJINは左側面にSIMトレーがあります。

同梱されているSIM抜きピンを左側にある穴に挿して押し込むと、トレーが飛び出てきます。
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RAIJINは2枚のSIMを挿して同時に待ち受けできるDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)に対応しています。SIMサイズはmicroSIMとnanoSIMです。また、nanoSIMスロットはmicroSDスロットも兼ねているので、nanoSIMとmicroSDカードを同時に挿して使うことはできません。
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SIMを置いたら、あとはRAIJIN本体に差し込みます。
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FREETEL RAIJIN(雷神)は持ちやすい?持ちにくい?

RAIJINはディスプレイサイズが5.5インチでバッテリーも5000mAhと大容量なので、大きくぼってりしていて持ちにくいのでは?と思う人もいるかもしれません。

ですが実際に持ってみると、RAIJINは角が丸く手に自然になじむので持ちにくくはないです。むしろこの丸みのおかげで私には持ちやすいです。
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また下部も同じように丸いので、例えば小指でスマホを支えながら操作する人でも角が刺さって痛く感じることもありません。
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重さに関しても、5000mAhの割には薄くて重さもそこまで感じません。「意外に軽い」というのが個人的な印象です。


RAIJINの持ちやすさに関しては、十分合格点をあげていい出来だと思います。


FREETEL RAIJIN(雷神)を同じ5.5インチのMoto G4 Plus、g07とサイズ比較

RAIJINと同じ5.5インチディスプレイのMoto G4 Plusとg07を加えて、サイズを比較してみました。

全体的なサイズはRAIJINが若干大きめですが、気になるほどではありません。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA


厚さについては、RAIJINは最も厚みがあるものの際立って分厚いわけでもない感じです。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA


サイズ感に関しても、他メーカーの5.5インチスマホと比較してRAIJINは大容量バッテリーを搭載しながらデザインを損なわず極端な大型化もしていないので評価できます。


FREETEL RAIJIN(雷神)のソフトウェアレビュー

RAIJINのソフトウェアをレビューしていきます。

まずブートアニメーション。FREETELのロゴが表示されます。
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起動すると初期設定の画面になるので、そのまま設定していきましょう。
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FREETEL RAIJIN(雷神)の物理キー

なおRAIJINのボタンは物理キーですが、タッチすると光ります。
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キーを触らないとすぐに真っ暗になります。この状態だとどこにボタンがあるか分からないので、光っていない状態でも分かるようにマーク(印)がほしいですね。
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FREETEL RAIJIN(雷神)のホーム画面

RAIJINのホーム画面は、FREETELスマホの標準ホームである「FreetelLauncher」です。アプリ一覧(アプリドロワー)はなく、iPhoneのようにホーム画面を左右にスライドさせてアプリを探すスタイルです。
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Android標準のホーム画面に慣れている人からすると、アプリ一覧がないのは不便に感じることもあるかもしれませんね。


FREETEL UIの設定項目

RAIJINには、FREETEL独自のカスタム機能「FREETEL UI」が搭載されています。

ここでは、使い方や設定を見ていきながらFREETEL UIについて解説します。

RAIJINのホーム画面はFREETEL独自のFreetelLauncherですが、前述の通りアプリドロワーがなくて不便に感じる人もいるはずです。

FreetelLaucherが使いづらければNova Launcherなどに変更してもいいですし、FREETEL UIの設定からRAIJINに初めからインストールされている別のホームランチャーに変更することもできます。

設定の中にある「FREETEL UI 設定」をタップし、「ホーム」をタップします。
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「Android UI」を選びます。
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すると、アプリドロワーつきのホーム画面に切り替わります。
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FREETEL UIでは、物理キーの機能の割り当ても変更できます。「ハードウェアキー」をタップすると、左からアプリ履歴、ホーム、戻るに変更することができます。使いやすい方を選びましょう。
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またホームキーの長押しに機能を割り当てることができ、特定のアプリを起動させることもできます。
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ただし、発売当初の段階では長押しが正常に機能しないため、アプリを選んでもGoogle音声検索が起動してしまいます。この不具合は今後のアップデートで解消されるとのこと。
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ホームキーをダブルタップすることでアプリを起動することもできます。
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Chromeブラウザを指定してホームキーをダブルタップするとブラウザが起動しました。よく使うアプリや機能を割り当てておくと便利です。
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FREETEL UIは通知やクイック設定パネル「スワイプアップランチャー」により独自仕様になっています。
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スワイプアップランチャーがオンになっていると、ディスプレイ下部から上に向かってスワイプすることで直前に使ったアプリや明るさの調整、クイック設定パネルの機能が使えます。iOSのコントロールセンターにそっくりですね。
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なお、クイック設定パネルの項目は左右にスライドして選べます。また、右端には項目を並び替える機能もあります。
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FREETEL Keyは、物理キーやスワイプアップランチャーの一部機能が手軽に利用できるボタンです。FREETEL Keyを有効にすると・・・
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ディスプレイにボタンが表示されます。これをタップすると、戻る、ホーム、アプリ履歴キーや音量調節、フラッシュライト、電卓などにすぐにアクセスできます。
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なお、FREETEL Keyを一時的に消したい場合は、長押しすると消えてステータスバー上に小さいアイコンとなって表示されます。
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FREETEL Keyを再び表示したい場合は、通知領域を表示させて「FREETEL Keyを再表示する」をタップすればOKです。
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Android 7.0の目玉機能「マルチウィンドウ」の使い方。サイズ変更は不可

RAIJINは、OSにAndroid 7.0を採用しています。

Android 7.0の目玉機能は「マルチウィンドウ」です。
マルチウィンドウは、画面に2つのアプリを同時に表示してどちらも操作できます。

RAIJINもマルチウィンドウを利用できます。使い方は、アプリ履歴からマルチウィンドウで使いたいアプリを長押しします。そして上部に表示される「分割画面を使用するにはここにドラッグします」に長押ししたままドラッグアンドドロップで持っていきます。
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これでアプリが1つマルチウィンドウ化しました。あとは、下半分に表示されるアプリ履歴からアプリを選ぶと1画面で2つのアプリが同時に表示されます。Youtubeの動画も止まらないので、動画を観ながら別のアプリを使うことももちろん可能です。
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なお、Android 7.0のマルチウィンドウでは2つのアプリの境界線に黒いバーがあります。これを長押ししたまま上下に動かすことで各アプリの表示サイズを変更できるのですが、RAIJINはバーは動かせるものの指を話すと中央に戻ってしまうためサイズの変更はできません。
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Nexus5Xでは、このようにYoutubeアプリの表示部分を広めにすることもできます。
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今後のアップデートで、マルチウィンドウのサイズ変更もできるようにしてほしいですね。


FREETEL RAIJIN(雷神)のRAMとストレージの空き状況

RAIJINのRAMの空き状況を確認してみました。

RAIJINは大容量の4GB RAMなので、空きは十分にあります。
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ストレージに関しても、53GBほど空いているので動画をたくさん撮影したりダウンロードしなければ十分です。
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FREETEL RAIJIN(雷神)のベンチマークを測定

RAIJINのベンチマークを測定してみました。

AnTuTu

まず、AnTuTuのスコアです。RAIJINは42934点でした。
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ちなみに、RAIJINと同じDSDS対応でSoC(CPU)もRAIJINと同じMT6750Tを搭載しているg07でAnTuTuを試したところ、43468点でRAIJINとほぼ同じスコアとなりました。
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3DMark

RAIJINの3DMarkのスコアは9771点でした。
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g07の3Dmarkのスコアは9198点です。
g07-3dmark


Geekbench

Geekbenchのスコアは、コア自体の性能を示すシングルコアが593点、マルチコアが2473点でした。
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g07のGeekbenchスコアは、シングルコアが569点でマルチコアが2475点でした。SoCが同じなのでスコアもほぼ同じですね。
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ベンチマークのスコアはあくまでも参考程度で見ておく必要がありますが、AnTuTuで42000点程度のスコアがあれば普段使いで動きが遅い・悪いと感じることはあまりありません。

実際にしばらくRAIJINをいじってみたところ、Snapdragon 820や821などに比べればスムースではないもののストレスを感じるほどではありません。

DSDS対応スマホで3Dゲームもがっつり遊びたいなど負荷のかかる使い方をしたいならZenFone 3がおすすめですが、そうでなければRAIJINでも十分でしょう。


FREETEL RAIJIN(雷神)の特徴・メリット

RAIJINの特徴やメリットについてまとめます。

4G+3Gのデュアルスタンバイ(DSDS)に対応

RAIJINは、SIMカードを2枚挿して使える「デュアルSIM」仕様ですが、ただのデュアルSIMではなく4Gと3Gを同時に待ち受けできるデュアルスタンバイ仕様となっています。

デュアルスタンバイに対応していることで、例えば片方のSIMスロットには通話用のSIMとしてドコモのカケ・ホーダイSIMを挿して、もう片方のSIMには格安SIMのデータ通信専用SIMを挿して使うこともできます。
このようにアンテナが2本立ち同時に待ち受けできる

このようにアンテナが2本立ち同時に待ち受けできる


格安SIMにはドコモなど大手キャリアのような完全なかけ放題プランがありません。また、キャリアのデータ通信プランは高いですが、キャリアのかけ放題プランと格安SIMの格安データ通信プランを組み合わせてRAIJINで同時に使うことで毎月の月額料金をかなり下げることができます。

デュアルスタンバイのメリットについては、こちらをご覧ください。
シングルスタンバイ/デュアルスタンバイ/デュアルアクティブの違いまとめ


5.5インチながら5000mAhの大容量バッテリー

RAIJINは、5.5インチという最近のスマホの中では標準的なサイズながら、5000mAhの超大容量バッテリーを搭載しているのも大きなメリットです。

2016年に発売された5.5インチのSIMフリースマホの中では、Moto G4 PlusとZenFone3(海外版)、ZTE BLADE V7 Maxなどがありますが、どれも3000mAhです。

そんな中で、RAIJINの5000mAhバッテリーは圧倒的です。ゲームをたくさんしたり動画をよく観るという人でも、RAIJINならバッテリーの残量を気にせずスマホをいじることができます。


大容量バッテリーのためスペック上はかなり重いが実際に持ってみると特に重くは感じない

RAIJINは、上記の通り5000mAhの大容量バッテリーを搭載しているのが他社の5.5インチ台のスマホにはない大きなメリットですが、その分重さも他社の同サイズのスマホに比べてかなり重いです。

ZenFone3とMoto G4 Plusが155グラムなのに対し、RAIJINは183グラムなのでその差は歴然ですね。

ですが、ASUS ZenFone MaxはRAIJINと同じ5.5インチ・5000mAhバッテリーで重さが202グラム、厚さが10.55mmとRAIJINに比べて厚く重いので、RAIJINはバッテリー容量の割には重さも厚さもかなり削って設計されていることがわかります。

また実際にRAIJINを持ってみても、持ちやすいデザインのおかげもあってか特に重くは感じません。RAIJINの体感の重さの軽減に関するFREETELの頑張りは評価できます。


RAM 4GB/ストレージ 64GBと大容量。microSDカードにも対応

RAIJINが大容量なのはバッテリーだけではありません。RAMは4GB、ストレージは64GBとメモリ関連も大容量となっています。

RAMが4GBあれば複数のゲームを同時に起動して切り替えつつ遊ぶことができ、またストレージも64GBあればたくさんのアプリをインストールしたり写真や動画も容量を気にせず撮影できます。

さらに、RAIJINは最大128GBのmicroSDカードにも対応しているため、もし64GBのストレージを使い切ってしまってもmicroSDで拡張できるので安心です。


USB Type-Cを採用

RAIJINは、価格は安いもののUSBポートにType-Cを採用しています。

USB Type-Cは上下と左右の形状がそれぞれ対称のため、microUSBのように上下を逆さにして差し込むのを失敗するといったこともありません。
左がmicroUSBで右がUSB Type-C

左がmicroUSBで右がUSB Type-C


RAIJINと似た価格帯のHUAWEI P9liteだけでなく、RAIJINよりも高いMoto G4 PlusでもUSBポートはType-Cではなく従来のmicroUSBという状況を見ると、RAIJINは価格の割に頑張っているといえるでしょう。


背面に指紋認証センサ搭載

RAIJINは、価格は抑えられているものの指紋認証センサが搭載されています。

指紋認証センサは背面のため、机やテーブルにRAIJINを置いた状態で指紋でロック解除はできませんが、ポケットなどからRAIJINを取り出す際に人差し指でロック解除しやすいです。
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指紋認証センサで重要なのが認識率認識速度です。

端末によっては、指紋認証がうまくいかずになかなかロック解除できないものや、指を置いてから認証されてロック解除されるまで少し時間がかかるものもあります。

RAIJINは価格も抑えられていますが、その分どこかでコストカットも必要なはずです。コストカットによって、指紋認証の認識率や認識速度で問題がないかが個人的には気になるところです。

そして実際にRAIJINの指紋認証センサを使ってみたところ、やはり認識しないことが多いと感じます。もうしばらく使ってみて、評価をしたいと思います。


Android 7.0 Nougatを搭載

RAIJINは、最新のAndroid OS「Android 7.0 Nougat」を搭載して発売されます。

今年発売されたSIMフリースマホでAndroid 7.0を搭載しているものはまだないため、Android 7.0を搭載するというのはRAIJINの大きなメリットといえます。

なお、Android 7.0では画面を分割してアプリを2つ同時に起動して使える「マルチウィンドウ」などの新機能があります。
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Android 7.0の新機能や変更点については、こちらをご覧ください。
Android 7.0 Nougat(ヌガー)の新機能/変更点/アップデート情報まとめ


ドコモのFOMAプラスエリアやLTEプラチナバンドに完全対応

RAIJINは、ドコモやドコモ回線を利用した格安SIMを挿して広いエリアで通話や通信するために必要な周波数帯である800MHz帯にもしっかり対応しています。

3Gの800MHz帯はBand6とBand19でFOMAプラスエリア、4G LTEの800MHz帯はBand19でプラチナバンドと呼ばれています。

FOMAプラスエリアやLTEプラチナバンドは、山間部や都市部の一部でも使われている周波数ですが、RAIJINは上記の3バンドすべてに対応しているため、ドコモで購入できる端末と変わらない広いエリアで通話も通信も可能です。
黄色い部分がFOMAプラスエリア

黄色い部分がFOMAプラスエリア


なお、RAIJINはドコモやドコモ系格安SIMだけでなく、ソフトバンクの周波数にも対応しています。SIMフリースマホで使えるソフトバンクのSIMを持っている場合は、RAIJINに挿して使うことでソフトバンクがカバーするエリア内でほぼ使えます。


FREETEL RAIJIN(雷神)の注意点・デメリット

次に、FREETEL RAIJINの注意点やデメリットについてまとめます。

auやau系格安SIMはほぼ使えない【CDMA2000やLTEプラチナバンドに非対応】

RAIJINはドコモやソフトバンクのSIMと相性が良く広いエリアで利用できますが、auの通話などで使われる3G規格「CDMA2000」には対応していません。

そのため、RAIJINにauやau系格安SIMの音声通話機能付きSIMを挿しても、通話は一切できない点には注意が必要です。

また、auのLTE通信時に広い範囲で使われている周波数帯であるBand18についてもRAIJINは非対応のため、au回線を使ったSIMではLTE通信できるエリアも狭く高速通信はほぼ使えないと思っておいたほうがいいです。


FREETEL RAIJIN(雷神)はデレステはジャギる

RAIJINではデレステをプレイすることができますが、SoCがQualcommのSnapdragonでないと基本的にはジャギります。

RAIJINで実際にデレステをプレイしてみたところ、初期の動作設定は2D軽量でした。
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3D標準でも遊べますが、やはりジャギっています。
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指紋認証センサの位置が高いので指が届きにくい

RAIJINを使ってみて気になったのが、指紋認証センサの位置です。

RAIJINの指紋認証センサはかなり上の方にあるため、人差し指が届きづらいです。

指紋認証センサの位置をNexus6P、honor8と比べてみると、5.2インチのhonor8だけでなく5.7インチのNexus6Pよりもはるかに高い位置にあることが分かります。
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位置の高さは慣れるしかないですが、もう少し下にしてほしかったというのが個人的な感想です。


マットブラックの背面は指紋が目立つ

私が購入したRAIJINのカラーはマットブラックですが、しばらく使っていると指紋が目立つようになりました。
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指紋が付くのが嫌な人や気になる人は、ケースの購入をおすすめします。


microSDカードを挿すとSIMは1枚しか使えない(排他)

RAIJINは、SIMを2枚挿して同時待ち受けできるのがメリットで、かつmicroSDカードにも対応しているのは前述のとおりです。

ですが、microSDを挿すためのスロットは用意されておらず、nanoSIMスロットをmicroSDスロットして使います。

そのため、RAIJINでmicroSDを使うとSIMが1枚しか挿せないため、SIM2枚で同時待ち受けができなくなってしまいます。

なお、nanoSIMスロットとmicroSDスロットを兼用(排他)の仕様にしている端末はかなり多く、ZenFone3もmicroSDを挿すとSIMが1枚しか挿せません。

【SIM 2枚】
zenfone3-dual-standby-settings4
【SIM 1枚+microSD 1枚】
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デュアルスタンバイを維持しながらmicroSDも使いたい場合は、現時点ではMoto G4 Plusの一択となります。
Moto G4 Plus 3G+4Gデュアルスタンバイ(同時待ち受け)設定方法
Moto G4 PlusはSIM2枚とmicroSDを挿して使える。

Moto G4 PlusはSIM2枚とmicroSDを挿して使える。



防水・防塵、ワンセグ、おサイフケータイは非対応

RAIJINは、防水・防塵機能やワンセグ、おサイフケータイといった日本メーカー製の端末によく搭載される機能はすべて非対応となっています。

上記の機能があるSIMフリースマホの方が圧倒的に少ないので、RAIJINになくても仕方ないですね。

2016年に発売された、防水・防塵、ワンセグ、おサイフケータイのすべてに対応するSIMフリースマホを検討中の場合は、現時点ではarrows M03AQUOS SH-M03の2択です。
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RAIJINのメリットとデメリットは以上です。


FREETEL RAIJINに対応する格安SIM(MVNO)は?

FREETEL RAIJINは、一部の格安SIM(MVNO)で正常に動作することが確認されています。

ですが、RAIJINはまだ動作確認端末に含まれていないことも多いので、参考として当サイトのドコモ系格安SIMを挿して確認した結果も掲載しておきます。

MVNO各社の公式サイトで動作確認が取れていない限り、自己責任となる点はご了承ください。

主要格安SIMのRAIJIN対応状況は以下の通りです。
 公式サイト当サイトで確認
(非公式)
BIGLOBE SIM?
b-mobile?
DMMモバイル?
DTI SIM?
FREETEL
IIJmio(タイプD)?
LINEモバイル?
mineo(Dプラン)
NifMo?
nuroモバイル?
OCNモバイルONE?
U-mobile?
イオンモバイル?
エキサイトモバイル?
ぷららモバイルLTE??
楽天モバイル?
ロケットモバイル?

公式サイトでRAIJINが動作確認端末として記載されていたのはmineoのみでした。

当サイトでぷららモバイルLTE以外の格安SIMをRAIJINに挿して確認した限りでは、すべて4G LTEの通信とテザリングが利用できました。

とはいえ、不安な場合は唯一対応端末として公式サイトに掲載しているmineoを選ぶのが無難です。

mineo以外も検討中で、まだ格安SIMが決まっていない場合はこちらで上記のドコモ回線を使った格安SIMを徹底比較しているので参考にしてみてください。
格安SIMカード MVNO docomo系比較・おすすめランキング【8月29日】

FREETEL RAIJINの発売日

2017年1月27日(2016年12月26日より)

2017/1/23追記
RAIJINの発売日が延期することが判明しました。

ヨドバシカメラでは、RAIJINの発売予定日をブラックとシルバーが2017/2/1ブルーは2/9と記載しています。
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日にちが具体的なため、発売日はこれで間違いなさそうです。

2017/1/24追記
FREETELが正式に発売日の延期を発表しました。ヨドバシカメラの発売予定日と全く同じです。
freetel-raijin4


FREETEL RAIJINの価格

29,800円


FREETEL RAIJINを最安値で購入できるショップを比較

RAIJINの定価は税込で32,184円ですが、定価よりも安く購入できるショップもあります。

そこでショップごとのFREETEL RAIJINの価格を比較し、最安値で購入できるショップをまとめます。

なお、ここで比較する価格はすべて税込です。


Amazon

AmazonのRAIJINの価格は、32,180円前後となっています。

ブラック
フリーテル SIMフリースマートフォン 「FREETEL RAIJIN」マットブラック FTJ162E-RAIJIN-BK

シルバー
フリーテル SIMフリースマートフォン 「FREETEL RAIJIN」シルバー FTJ162E-RAIJIN-SI

ネイビー
フリーテル SIMフリースマートフォン 「FREETEL RAIJIN」マットネイビー FTJ162E-RAIJIN-BL


ムラウチ

ムラウチ 楽天市場店では、RAIJINを29,800円で購入できます。消費税分がまるまる値引きされていますね。

また、ムラウチ 楽天市場店でRAIJINを購入すると、楽天市場で使える楽天スーパーポイントが1%分の298ポイントもらえるので、実質価格は29,502円となります。

ブラック
FREETEL/フリーテル 5.5型SIMフリースマートフォン RAIJIN 雷神 FTJ162E-RAIJIN-BK マットブラック

シルバー
FREETEL/フリーテル 5.5型SIMフリースマートフォン RAIJIN 雷神 FTJ162E-RAIJIN-SI シルバー

ネイビー
FREETEL/フリーテル 5.5型SIMフリースマートフォン RAIJIN 雷神 FTJ162E-RAIJIN-BL マットネイビー


ビックカメラ

ビックカメラのRAIJINの価格は32,173円で定価とほぼ同じですが、ポイントが3,217ポイント付与されるため実質28,956円で購入できます。

ブラック
RAIJIN マットブラック 「FTJ162E-RAIJIN-BK」 Android 7.0・5.5型ワイド・メモリ/ストレージ:4GB/64GB microSIMx1 nanoSIMx1 SIMフリースマートフォン
icon
シルバー
RAIJIN シルバー 「FTJ162E-RAIJIN-SI」 Android 7.0・5.5型ワイド・メモリ/ストレージ:4GB/64GB microSIMx1 nanoSIMx1 SIMフリースマートフォン
icon
ネイビー
RAIJIN マットネイビー「FTJ162E-RAIJIN-BL」 Android 7.0・5.5型ワイド・メモリ/ストレージ:4GB/64GB microSIMx1 nanoSIMx1 SIMフリースマートフォン
icon

ヨドバシカメラ

ヨドバシカメラのRAIJINの価格は定価の32,180円ですが、ポイントが3,218ポイント付与されるため実質28,962円で購入できます。

ブラック
ヨドバシ.com - freetel フリーテル FTJ162E-RAIJIN-BK [FREETEL RAIJIN 雷神 Android 7.0搭載 5.5インチ液晶 SIMフリースマートフォン マットブラック]【無料配達】

シルバー
ヨドバシ.com - freetel フリーテル FTJ162E-RAIJIN-SI [FREETEL RAIJIN 雷神 Android 7.0搭載 5.5インチ液晶 SIMフリースマートフォン シルバー]【無料配達】

ネイビー
ヨドバシ.com - freetel フリーテル FTJ162E-RAIJIN-BL [FREETEL RAIJIN 雷神 Android 7.0搭載 5.5インチ液晶 SIMフリースマートフォン マットネイビー]【無料配達】


現時点でRAIJINを最安値で購入できるのはムラウチ

RAIJINを安く購入できるショップの価格比較をまとめると以下の通りです。
 RAIJIN
一括価格
RAIJIN
分割価格の合計
RAIJIN関連の
キャンペーン
実質価格
FREETEL32,184円なしなし32,184円
Amazon32,180円前後なしなし32,180円前後
ムラウチ29,800円なし298ポイント付与29,502円
ビックカメラ32,173円なし3,217ポイント付与28,956円
ヨドバシカメラ32,180円なし3,218ポイント付与28,962円

現時点で、RAIJINを最安値で購入できるのは定価よりも3,000円以上安いムラウチです。

RAIJINをできるだけ安く購入したい場合はムラウチを軸に検討してみるといいでしょう。


FREETEL RAIJINまとめ。スペックの割に価格が安いが品質は大丈夫?

これまで見てきたように、RAIJINはデュアルスタンバイや大容量バッテリー、RAM 4GB、指紋認証搭載、USB Type-Cなど多機能で基本的なスペックも十分ながら、価格は29,800円に抑えられています。

快適に使えるレベルで動作するか、また大容量バッテリーならではの重さが受け入れられるかによって、RAIJINの評価は決まってくると思います。

私が実際に触ってみた限りでは、動作に関してはスクロール時にカクつくことはあるもののストレスを感じるほどではなく重さもそこまで感じないため、RAIJINはスペックの割には価格は安く、コストパフォーマンスに優れる端末といえます。

特に、デュアルスタンバイ対応の端末の中でRAIJINはg07に次ぐ安さのため、SIM 2枚で同時待ち受けしたい人には選択肢としてはありですね。

ただし、気になるのは発売日を延期したことです。発売を延期したのは単に物流の問題だったかもしれませんが、悪い見方をすると品質に問題があった可能性もあります。

また、FREETELはRAIJIN発売前にソフトウェアに不具合があることを発表しています。
RAIJINのソフトウェアに関するお知らせ | FREETEL(フリーテル)

FREETELの端末は、これまでKIWAMIでの火傷など数々の不具合があり、品質に問題があることが多いのは事実です。RAIJINに関しても、今後FREETELが発表した内容以外の不具合が起こる可能性もゼロではありません。

RAIJINの不具合が気になる場合は、実際に使ってみたユーザーからの感想やレビューがもっと出てくるまで購入は見送った方がいいでしょう。

FREETEL RAIJIN(雷神)のスペックレビューと価格、発売日まとめは以上です。

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