また、HUAWEI P9liteを購入したので、レビューも掲載しています。
目次
- HUAWEI P9liteのスペック
- HUAWEI P9liteとP9、P8liteのスペックとベンチマークを比較
- HUAWEI P9liteとFREETEL REI、ASUS ZenFone3のスペックとベンチマークを比較
- HUAWEI P9liteのハンズオン動画
- HUAWEI P9lite購入レビュー
- HUAWEI P9liteの評価【メリット・良い点】
- HUAWEI P9liteの評価【デメリット・残念な点】
- HUAWEI P9liteを使いやすくするおすすめ設定
- HUAWEI P9liteの価格
- HUAWEI P9liteの日本発売日
- HUAWEI P9liteを格安SIMとセットで販売するMVNO一覧。最安は?
- HUAWEI P9liteを単体で販売する家電量販店
- HUAWEI P9liteを単体で販売するECサイト
- まとめ。デュアルスタンバイにこだわらなければおすすめ
HUAWEI P9liteのスペック
HUAWEI P9liteのスペックは以下の通りです。OS
Android 6.0 MarshmallowEMUI 4.1
ディスプレイ
サイズ:5.2インチ解像度:1920 x 1080(フルHD)
プロセッサ
HUAWEI Kirin 650 8コア(4x2.0GHz + 4x1.7GHz)RAM
2GBストレージ
16GB外部メモリー
microSD(最大128GB)背面カメラ
1300万画素裏面照射型CMOSセンサー
LEDフラッシュ
前面カメラ
800万画素バッテリー容量
3000mAhサイズ(高さ x 幅 x 厚さ)
146.8 x 72.6 x 7.5 mm重量
約147gSIMサイズ
nanoSIM x 2対応周波数(バンド)
FDD-LTE(4G):2100MHz(band1) / 1800MHz(Band3) / 850MHz(Band5) / 2600MHz(Band7) / 900MHz(Band8) / 800MHz(Band19) / 700MHz(Band28)TDD-LTE(4G):Band40
WCDMA(3G):2100MHz(Band1) / 850MHz(Band5) / 800MHz(Band6) / 900MHz(Band8) / 800MHz(Band19)
GSM(2G):1900MHz / 1800MHz / 900MHz / 850MHz
センサー
加速度センサ / 電子コンパス / 近接センサ / 環境光センサ / 指紋認証センサその他
・Wi-Fi:802.11b/g/n・Bluetooth:V4.1
・microUSB
・3.5mm ミニジャック
カラー
ゴールドホワイト
ブラック
HUAWEI P9liteとP9、P8liteのスペックとベンチマークを比較
HUAWEIは、P9liteと同時にHUAWEI P9も発表しました。HUAWEI P9liteはHUAWEI P8liteの後継機で、HUAWEI P9はHUAWEI P9liteの上位機種という位置づけです。
3者のどの部分が異なるのか、スペックを比較してみます。HUAWEI P9liteとP9を比較してスペックで優れている部分は赤字にしています。
どのモデルにするか検討する際に参考にしてみてください。
HUAWEI P8lite | HUAWEI P9 | HUAWEI P9lite | |
---|---|---|---|
OS | Android 5.0 | Android 6.0 | Android 6.0 |
ディスプレイ | 5.0インチ 1280x720 HD IPS | 5.2インチ 1920x1080 フルHD IPS | 5.2インチ 1920x1080 フルHD IPS |
CPU | Kirin 620 1.2GHz 8コア | Kirin 955 4x2.5GHz + 4x1.8GHz 8コア | Kirin 650 4x2.0GHz + 4x1.7GHz 8コア |
RAM | 2GB | 3GB / 4GB | 2GB |
ストレージ | 16GB | 32GB / 64GB | 16GB |
microSD | 32GB | 128GB | 128GB |
背面カメラ | 1300万画素 | 1200万画素×2 | 1300万画素 |
前面カメラ | 500万画素 | 800万画素 | 800万画素 |
バッテリー | 2200mAh | 3000mAh | 3000mAh |
連続待受時間 | LTE:約450時間 3G:約500時間 GSM:約600時間 | LTE:約566時間 3G:約566時間 GSM:約526時間 | LTE:約610時間 3G:約630時間 GSM:約600時間 |
連続通話時間 | 3G:約13時間 GSM:約20時間 | 3G:約18時間 GSM:約33時間 | 3G:約18.9時間 GSM:約31.5時間 |
対応周波数 (バンド) | LTE(FDD-LTE) 1(2100MHz) 3(1800MHz) 5(850MHz) 7(2600MHz) 8(900MHz) 19(800MHz) 28(700MHz) LTE(TDD-LTE) 40 3G(W-CDMA) 1(2100MHz) 5(850MHz) 6(800MHz) 8(900MHz) 19(800MHz) GSM 850MHz 900MHz 1800MHz 1900MHz | LTE(FDD-LTE) 1(2100MHz) 2(1900MHz) 3(1800MHz) 4(1700MHz) 5(850MHz) 7(2600MHz) 8(900MHz) 12(700MHz) 17(700MHz) 19(800MHz) 20(800MHz) 26(850MHz) 28(700MHz) LTE(TDD-LTE) 38 39 40 LTE CA DL(カテゴリ6) B1+B19 B3+B19 B1+B3 B1+B8 B3+B8 3G(W-CDMA) 1(2100MHz) 2(1900MHz) 4(1700MHz) 5(850MHz) 6(800MHz) 8(900MHz) 19(800MHz) GSM 850MHz 900MHz 1800MHz 1900MHz | LTE(FDD-LTE) 1(2100MHz) 3(1800MHz) 5(850MHz) 7(2600MHz) 8(900MHz) 19(800MHz) 28(700MHz) LTE(TDD-LTE) 40 3G(W-CDMA) 1(2100MHz) 5(850MHz) 6(800MHz) 8(900MHz) 19(800MHz) GSM 850MHz 900MHz 1800MHz 1900MHz |
サイズ | 高さ:143 幅:71 厚さ:7.7 mm | 高さ:145 幅:70.9 厚さ:4.2~6.95 mm | 高さ:146.8 幅:72.6 厚さ:7.5mm |
重さ | 131グラム | 144グラム | 147グラム |
センサー | 加速度センサ 電子コンパス 近接センサ 環境光センサ | 加速度センサ 電子コンパス ジャイロスコープ 近接センサ ホールセンサ 環境光センサ 指紋認証センサ | 加速度センサ 電子コンパス 近接センサ 環境光センサ 指紋認証センサ |
ポート | microUSB | USB Type-C | microUSB |
素材 | プラスチック | アルミ | アルミ |
カラー | ゴールド ホワイト ブラック | ミスティックシルバー チタニウムグレー | ゴールド ホワイト ブラック |
価格 | 28,600円 | 59,800円 | 29,980円 |
また、HUAWEI P9liteはプロセッサにKirin 650を採用していますが、HUAWEI P8liteやP9のプロセッサとどの程度性能が異なるのかが分かりにくいです。
そこで、HUAWEI P9liteのプロセッサのベンチマーク結果を、HUAWEI P8lite・HUAWEI P9と比較します。
ベンチマーク比較は、Geekbenchの結果で行っています。
HUAWEI P8lite
HUAWEI P9lite
HUAWEI P9
HUAWEI P9liteのP8liteからの変更点・改善点
上記のスペックやベンチマーク比較結果から、まずは1世代前のモデルであるHUAWEI P8liteからHUAWEI P9liteへの変更点や改善点から見ていきます。ディスプレイが5.2インチに大型化し解像度もフルHDにアップ
HUAWEI P8liteは5.0インチで解像度はHDでしたが、HUAWEI P9liteはディスプレイサイズが5.2インチに広がり解像度もフルHDとなりました。そのため、HUAWEI P9liteはP8liteよりも大きな画面で小さい文字まで潰れないため見やすい、目が疲れないといったメリットがあります。
ディスプレイサイズが大きくなると、その分端末のサイズも大きくなります。スマホを片手で操作する人が注意すべきは横幅で、横幅が広くなるほど片手で持ったときに親指が届く範囲が狭くなるというデメリットがあります。
HUAWEI P8liteとHUAWEI P9liteの横幅を比較すると、HUAWEI P9liteの方が1.6mm広いだけなのでそこまで大きくは感じないはずです。
プロセッサもアップグレード
HUAWEI P9liteでは、プロセッサの性能も向上しています。上記のGeekbenchのベンチマークテストでは、コア単体の処理能力を示すシングルコアについてはP8liteが580程度なのに対しP9liteが890ほど、マルチコアについてもP8liteが2600程度なのに対しP9liteは平均で3800ほどとなっており、しっかりと進化していることが分かります。
重いゲームなど負荷のかかるアプリを使わなければ、特に遅く感じたりすることなく快適に利用できるでしょう。
バッテリーは大容量の3000mAhにアップ
HUAWEI P9liteのバッテリーは3000mAhで、P8liteの2200mAhよりも大幅に増量されています。バッテリー容量が増えたことでバッテリーも長持ちするようになっており、連続待受時間は3機種の中で最も長くなっています。
また、連続通話時間も18.9時間と長いため、電池の消費を気にせず通話することができます。
メタルボディで高級感のあるデザイン
HUAWEI P8liteのボディには、プラスチックが使われていました。対して、HUAWEI P9liteはアルミボディが採用されています。
そのため、価格は据え置きながら高級感のあるデザインとなっています。
ドコモのFOMAプラスエリアやドコモ・ソフトバンクのLTEプラチナバンドにも対応
これはHUAWEI P9liteとP8liteで共通する点になりますが、重要なので触れておきます。HUAWEI P9liteは、ドコモのFOMAプラスエリアやドコモ・ソフトバンクのLTEプラチナバンドにも対応しています。
HUAWEI P9liteの対応LTEバンドと日本の大手キャリアが使用するバンドは以下の通りです。
バンド (周波数) | 1 (2100) | 3 (1700) | 8 (900) | 11 (1500) | 18 (800) | 19 (800) | 21 (1500) | 26 (800) | 28 (700) | 41 (2500) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
HUAWEI P9lite | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||
docomo | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||
au | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ WI MAX 2+ | ||||
SoftBank | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ AXGP |
HUAWEI P9liteは、ドコモが使用しているLTEバンド4つとソフトバンクが使用しているLTEバンド4つに対応しており、その中にはビルなどの障害物の影響を受けにくくつながりやすい「プラチナバンド」も含まれます。
ちなみに、ドコモのLTEプラチナバンドは19(800MHz)、ソフトバンクのLTEプラチナバンドは8(900MHz)です。
そのため、ドコモやドコモ系格安SIMとソフトバンクのSIMであれば、広い範囲でLTE通信が可能となっています。
なお、auのLTEバンドはバンド1のみ対応しているものの、auのLTEはバンド18や26が広いエリアで使用されていてバンド1のエリアは限定されることと、そもそもHUAWEI P9liteはauでは利用できないと明記されているため使えないと思っておいたほうがいいでしょう。
HUAWEI P9liteが対応する3Gバンドと日本の大手キャリアが使用するバンドは以下の通りです。
バンド (周波数) | 1 (2100) | 6 (800) | 8 (900) | 9 (1700) | 11 (1500) | 19 (800) | au 3G BC0 (800) | au 3G BC6 (2000) (2100) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
HUAWEI P9lite | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
docomo | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
au | ○ | ○ | ||||||
SoftBank | ○ | ○ | ○ |
HUAWEI P9liteは、ドコモSIMやドコモ系の格安SIMでドコモが販売する端末と同程度の広いエリアで使うなら必須ともいえる、FOMAプラスエリアであるBand6とBand19に完全対応しています。
また、HUAWEI P9liteはソフトバンクが使用するBand1とBand8にも対応しているため、ドコモやドコモ系格安SIMだけでなくソフトバンクのSIMでもLTEと同様広い範囲で利用可能です。
なお、HUAWEI P9liteはauの3G回線であるCDMA2000には対応していないため、auのSIMやau系格安SIMでは3G通信を利用することはできません。
前モデルのHUAWEI P8liteからの変更点や改善点は以上です。
HUAWEI P9にはあってP9liteにはないもの
次に、HUAWEI P9liteをP9と比較して、HUAWEI P9にあってP9liteにはないものをまとめます。デュアルカメラ
HUAWEI P9の最大の特徴は、ドイツの老舗カメラメーカーであるライカと共同で開発したデュアルカメラです。このデュアルカメラにより、HUAWEI P9では暗所での高品質な写真撮影や高速なオートフォーカス、撮影後にピントを変更したりぼかしを入れるといったことが可能になっています。
HUAWEI P9liteには、デュアルカメラは搭載されていません。とはいえ、HUAWEI P9liteに搭載されている背面カメラは1300万画素でソニー製のセンサー「IMX214」を使っています。
ちなみに、IMX214は2014年に発売されたNexus6に搭載されているものと同じで、十分綺麗な写真を撮影することが可能です。
プロセッサ
HUAWEI P9liteとHUAWEI P9は同じ8コアのプロセッサが搭載されていますが、その性能は両者で大きく異なります。Geekbenchによるシングルコアのベンチマークテストでは、HUAWEI P9liteが平均890
なのに対しHUAWEI P9は1,700台、マルチコアにおいてはHUAWEI P9liteが3,800台なのに対しHUAWEI P9は6,000オーバーとかなり差があります。
両者の価格差が30,000円ほどあるので、プロセッサのスペックでこの程度の差がついても仕方ないですね。
RAMと内部ストレージ
HUAWEI P9liteのデメリットとして、RAMと内部ストレージの容量が少ない点が挙げられます。HUAWEI P9liteのRAMは2GB、内部ストレージは16GBです。現在はメモリを喰うアプリも多いので、2GBでは少し物足りないかなといったところです。
また、内部ストレージが16GBの場合は、実際に使える空き容量はは8~10GB程度になるはずです。
Android 6.0では、microSDカードを内部ストレージとして利用することができる機能が実装されていますが、HUAWEI P9liteでこの機能が使えるかは現時点では分かりません。
この機能が利用できずアプリをSDにインストールできない場合は、ゲームなどの大容量のアプリはそう多くはインストールできない可能性がある点に注意しましょう。
キャリアアグリゲーション
HUAWEI P9は、CA(キャリアアグリゲーション)に対応しています。キャリアアグリゲーションは、通常は1つのLTEバンドを使って通信するのを2つのバンドを同時に使うことで通信速度をアップさせる技術です。
ドコモのLTEバンド(1 / 3 / 19 / 21)で対応しているキャリアアグリゲーションの組み合わせは以下の通り。
・1+19
・1+21
・3+19
HUAWEI P9は、1+19と3+19のキャリアアグリゲーションに対応しており、キャリアアグリゲーション対応のエリアでは高速で通信することができます。
キャリアアグリゲーション対応のエリアはこちらで確認できます。
サービスエリア | エリア | NTTドコモ
なお、HUAWEI P9のキャリアアグリゲーションによる最大受信速度は262.5Mbpsとなっています。
HUAWEI P9liteはキャリアアグリゲーションに対応していないため、キャリアアグリゲーション対応エリア内ではHUAWEI P9ほどの通信速度が出ない場合があります。
USB Type-C
HUAWEI P9は、USBコネクタにUSB Type-Cを採用しています。USB Type-Cは、上下の形が対象のためアダプタを差し込む際に挿し込む向きをいちいち確認する必要がなく手間がかからないのがメリットです。
HUAWEI P9liteは、従来のmicroUSBを採用しているため、これまで通り上下の向きを間違えないように注意する必要があります。
Wi-Fi 5.0GHz
HUAWEI P9は、Wi-Fiの5GHz帯に対応しています。Wi-Fiには2.4GHz帯と5GHz帯の2種類ありますが、2.4GHzは電子レンジなど家電製品でも使用されている周波数のため、電波が混雑することで通信が不安定になる可能性があります。
5GHzは、基本的にはWi-Fiでのみ利用される無線帯域のためつながりやすく、安定して高速で通信できるのがメリットです。
HUAWEI P9liteはWi-Fi 2.4GHzにしか対応していないため5GHzで通信することができず、上記のWi-Fi 5GHzのメリットを活かすことができません。
新型ChromecastなどWi-Fi 5GHzに対応する製品も増えてきていますが、自宅のWi-Fiを5GHzにしてしまうと非対応のHUAWEI P9liteでWi-Fiに接続できなくなってしまうため、2.4GHzのままにしておく必要があるといったデメリットが生じます。
HUAWEI P9にはあってP9liteにはないものは以上です。ないと困る機能がないかを上記の中で一度確認・検討してみることをおすすめします。
HUAWEI P9liteとFREETEL REI、ASUS ZenFone3のスペックとベンチマークを比較
次に、HUAWEI P9liteと同じ価格帯のFREETEL REI、ASUS ZenFone3のスペックを比較します。ZenFone3はまだ日本発売の正式発表はありませんが、日本版も存在することからほぼ間違いなく発売されると思われます。
こちらも、スペックが優れている部分は赤字にしています。
HUAWEI P9lite | FREETEL REI | ASUS ZenFone3 | |
---|---|---|---|
OS | Android 6.0 | Android 6.0 | Android 6.0 |
ディスプレイ | 5.2インチ 1920x1080 フルHD IPS | 5.2インチ 1920x1080 フルHD IPS | 5.5インチ 1920x1080 フルHD IPS |
CPU | Kirin 650 4x2.0GHz + 4x1.7GHz 8コア | MT6753 1.3GHz 8コア | Snapdraton 625 2.0GHz 8コア |
RAM | 2GB | 2GB | 3GB / 4GB |
ストレージ | 16GB | 32GB | 32GB / 64GB |
microSD | 128GB | 128GB | 128GB |
背面カメラ | 1300万画素 | 1300万画素 | 1600万画素 |
前面カメラ | 800万画素 | 800万画素 | 800万画素 |
バッテリー | 3000mAh | 2800mAh | 3000mAh |
対応周波数 (バンド) | LTE(FDD-LTE) 1(2100MHz) 3(1800MHz) 5(850MHz) 7(2600MHz) 8(900MHz) 19(800MHz) 28(700MHz) LTE(TDD-LTE) 40 3G(W-CDMA) 1(2100MHz) 5(850MHz) 6(800MHz) 8(900MHz) 19(800MHz) GSM 850MHz 900MHz 1800MHz 1900MHz | LTE(FDD-LTE) 1(2100MHz) 3(1800MHz) 7(2600MHz) 8(900MHz) 19(800MHz) 20(800MHz) LTE(TDD-LTE) - 3G(W-CDMA) 1(2100MHz) 6(800MHz) 8(900MHz) 19(800MHz) GSM 850MHz 900MHz 1800MHz 1900MHz | ※日本向けモデル LTE(FDD-LTE) 1(2100MHz) 2(1900MHz) 3(1800MHz) 5(850MHz) 7(2600MHz) 8(900MHz) 18(800MHz) 19(800MHz) 26(850MHz) 28(700MHz) LTE(TD-LTE) 38 39 40 41 3G(W-CDMA) 1(2100MHz) 2(1900MHz) 5(850MHz) 6(800MHz) 8(900MHz) 19(800MHz) GSM 850MHz 900MHz 1800MHz 1900MHz |
サイズ | 高さ:146.8 幅:72.6 厚さ:7.5mm | 高さ:145.8 幅:71.5 厚さ:7.2 mm | 高さ:152.59 幅:77.38 厚さ:7.69 mm |
重さ | 147グラム | 136グラム | 155グラム |
センサー | 加速度センサ 電子コンパス 近接センサ 環境光センサ 指紋認証センサ | 加速度センサ ジャイロセンサ 近接センサ 環境光センサ 重力センサ 指紋認証センサ | 加速度センサ 電子コンパス ジャイロスコープ 近接センサ ホールセンサ 環境光センサ RGBカラーセンサ 赤外線センサ 指紋認証センサ |
ポート | microUSB | microUSB | USB Type-C |
素材 | アルミ | アルミ | ガラス |
カラー | ゴールド ホワイト ブラック | メタルブラック メタルシルバー シャンパンゴールド ピンクゴールド スカイブルー | ブラック ホワイト ゴールド ブルー |
価格 | 29,980円 | 29,900円 | 249ドル (約27,000円) |
HUAWEI P9lite
FREETEL REI
ASUS ZenFone3
上記のスペック比較やベンチマーク比較をふまえて、HUAWEI P9liteの特徴やメリットを以下にまとめます。
他社の同価格帯スマホにはないHUAWEI P9liteならではのものとしては、カメラ性能が挙げられます。
HUAWEIはP9lite発表会で、FREETEL REIを比較対象にしていました。HUAWEIの発表会の資料を見る限りは、HUAWEI P9liteのカメラはFEETEL REIよりも良さそうに見えます。
via:twitter
ただ、カメラの良し悪しは個人の好みによるところも大きいため、HUAWEI P9liteのカメラの画質が気になる場合は手に取って実際に試してみることをおすすめします。
HUAWEI P9liteのプロセッサは、Geekbenchの結果ではASUS ZenFone3のSnapdragon 625には劣るもののFREETEL REIのMediaTek製のものよりは上といったところです。
この3機種を比較して目立つのは、やはりZenFone3です。ZenFone3は米国での価格が約27,000円ではあるものの、日本で発売される場合の価格は3万円台半ば程度になる可能性もあります。
それでも、3機種の中で最も高性能なプロセッサ、最低でも3GB RAM、USB Type-Cなどある程度ヘビーにスマホを使いたい人でも安心して利用できる十分なスペックを備えています。
HUAWEI P9liteのハンズオン動画
HUAWEI P9liteの端末の細部や、HUAWEI P9でカメラ・ゲームなどのアプリを使う様子がYoutubeにアップされています。HUAWEI P9lilteはスペックはHUAWEI P9に比べると劣りますが、動作自体はスムースで特にストレスを感じることはなさそうですね。
HUAWEI P9lite購入レビュー
HUAWEI P9liteを購入したのでレビューしていきます。外観レビュー。高級感のある質感&デザインとケースが標準で付属
まずは外観レビューです。HUAWEI P9liteの箱。中央に「HUAWEI P9 lite」の文字のみのシンプルなデザインながら洗練されています。
側面にはHUAWEIのロゴ。
HUAWEI P9liteとご対面です。
本体が入っている台座を外すと、中には箱が3つ入っています。一番大きな箱の裏には、SIM抜きピンがはさまれているので気付かずに箱ごと捨てないように注意しましょう。
同梱品です。HUAWEI P9lite本体、ACアダプタ、microUSBケーブル、イヤホン、SIM抜きピン、クイックスタートガイドと保証書に加えて、背面を覆うケースも標準でついてきています。
ケースは半透明で、作りも決して雑ではなく普通に使っても問題なさそうです。後ほど詳しく写真レビューします。
なお、HUAWEI P9liteのディスプレイには透明のフィルムが貼ってありますが、納品までの保護を目的としている旨の注意書きまで添付されています。
ですが、フィルムは気泡1つなくしっかりと貼りつけらえれており、ズレなども全くありません。フィルム表面はディスプレイをフリックする際に若干引っ掛かりを感じたり指紋が目立ちやすくはありますが、そのあたりが気にならなければ別のフィルムを購入する必要はないですね。
HUAWEI P9liteの背面です。上部にはカメラとフラッシュが搭載されており、ガラス素材に覆われています。その下に指紋認証センサがあります。
SIMとmicroSDの挿し方の図説もあります。説明はすべて英語ですが、そこまで難しい単語は使われていないのと図で直観的に分かるように配慮されているので、SIMやmicroSDを挿すのに困ることはないでしょう。
HUAWEI P9liteの前面です。上部に通話用のスピーカーとインカメラ、環境光センサ(照度センサ)があります。
HUAWEI P9liteの上部です。3.5mm イヤホンジャックとノイズを軽減するためのマイクがあります。
本体下部にはmicroUSBポートとマイク、スピーカーがあります。5つ丸い穴が開いた部分はどちらもスピーカーと思ってしまいますが、スピーカーは右側だけで左側はマイクです。
HUAWEI P9liteは角がダイヤモンドカット加工されているため、高級感があります。
HUAWEI P9liteの右側です。上にボリュームボタンがあり、その下に電源ボタンがあります。
電源ボタンは細かいギザギザが入っているため、指で触るとすぐに分かります。ボリュームボタンと電源ボタンの場所は近いですが、押し間違えにくくなっています。
HUAWEI P9liteの左側はSIMスロットのみです。
背面のカメラです。カメラは周りのガラス素材からは若干出っ張っていますが、ガラス素材部分自体がくぼんでいるためカメラが特に出っ張っているというわけではありません。机やテーブルに置いてガタガタすることもないので問題ないでしょう。
指紋認証センサも特に出っ張りはなく、主張しすぎてなくて良いです。
背面下部にはHUAWEIのロゴがあります。プリントされているだけでなので、裸で使っているとそのうち削れてくるかもしれません。
HUAWEI P9liteの電源を入れると、HUAWEIのロゴがしばらく表示されます。
初期設定画面では、言語選択から始まります。
初期設定完了後の画面です。HUAWEI P9liteのディスプレイは5.2インチ フルHDで、文字が粗く見えたりすることもありません。ディスプレイに関しては必要十分なスペックです。
HUAWEI P9liteの外観は、3万円ほどの機種にしては高級感があり所有欲を満たしてくれるものとなっています。外観については、全く不満はありません。
付属のケースを付けてみた
前述のとおり、HUAWEI P9liteにはケースが同梱されているのでさっそく試してみました。本体下部です。左右の端から中央に向かっては全て覆われていません。
右側です。電源ボタンとボリュームボタン以外はすべて覆われています。ケース自体が薄いので、ケースが邪魔でボタンが押しにくいということもありません。
上部は下部と同様左右の端以外はほぼ裸です。
左側はすべて覆われています。
また、左側の下には「HUAWEI」の文字が刻まれています。
背面です。カメラとフラッシュ、指紋認証センサ以外はすべて覆われています。ケースがあると、指紋認証センサ部分がくり抜かれているので裸で使っているときよりもセンサの場所が直感的に分かるためより使いやすくなります。
HUAWEI P9liteの付属ケースは作りも良いのですが、気になるのは前面の防御力です。背面から地面に落下したときは十分保護してくれる可能性が高いですが、前面に関してはこのケースは端から飛び出していないため、前面から落としたらディスプレイが地面に直撃して割れると思います。
私がNexus6Pで使っているSpigenのウルトラハイブリッドは、前面の端から1.5mmほどはみ出しているため前面から落としても割れることはありませんでした。
スマホをほとんど落とすことがない人は同梱のケースでも問題ないと思いますが、よく落とす人は他のケースを検討したほうがいいかもしれません。
HUAWEI P9liteの外観レビューは以上です。
HUAWEI P9liteの初期設定など使い始めるまでの流れ
HUAWEI P9liteのSIM・microSDの挿し方や初期設定方法、初期化(リセット)方法といった基本的な使い方をこちらのページにまとめました。HUAWEI P9liteのSIMやmicroSDの挿し方と初期設定・初期化方法
HUAWEI P9liteはSIMを2枚挿せるデュアルSIM対応端末のため、デュアルSIM端末が初めての人は最初は戸惑うかもしれません。
初期設定で不明な点などがあれば、上記ページを参考にしてみてください。
HUAWEI P9liteをパソコンとつないでも中身が表示されない場合の対処法
HUAWEI P9liteに保存されている画像などのファイルをPCに移動する際に、USBケーブルでHUAWEI P9liteとPCをつないでファイルをやりとりしたい人も多いと思います。ですが、ケーブルでつないだだけではこのように「このフォルダーは空です。」と表示され、HUAWEI P9liteの内部ストレージの中身を見ることができない点に注意が必要です。
詳しくはこちらをご覧ください。
HUAWEI P9liteがPCで認識しない、中身が見られない原因と対策。
HUAWEI P9liteの評価【メリット・良い点】
HUAWEI P9liteを使ってみて感じた良い点は以下の通りです。3万円には感じない高い質感と動作のスムースさ
HUAWEI P9liteを使い始めてまだ数日ですが、3万円とは思えないデザイン(外観)で質感も良く、外観だけでなく動作もスムースで使いやすいというのが現時点での感想です。Googleストアでは5万円以上で販売されているNexus5Xと比べても、3万円のHUAWEI P9liteの方が質感は高く高級感があります。
これは、Nexus5Xがプラスチック素材なのに対しHUAWEI P9liteが側面にアルミフレームを採用しており、さらにダイヤモンドカットを施している点が大きく貢献しています。
また、動作に関しても3Dゲームのような負荷のかかるアプリでなければ、起動の遅さやスクロールのカクツキ、ひっかかりなども全くなく快適に使うことができます。
指紋認証センサの反応が速く多機能で使い勝手が良い
HUAWEI P9liteは3万円という低価格ながら、指紋認証センサも搭載しています。とはいえ、端末価格自体が安いので「安かろう悪かろう」だろうと思っていたのですが、実際に使ってみると認証からロック解除までも非常に速く、ある程度適当に指をセンサに置いてもエラーなくしっかりと指紋を読み取ってくれるので快適に使えています。
また、HUAWEI P9liteの指紋認証センサはロック解除だけでなく、アプリにロックをかけて起動時に指紋認証を必須にすることもできます。
さらに、指紋認証センサを長押ししてカメラのシャッター代わりに使えたり、上下スワイプでステータスバーの上げ下げ、左右スワイプで前後の写真を見ることもできます。
長押し、スワイプの感度も良く、反応しないということがほぼないので狙い通りの使い方ができます。
HUAWEI P9liteの指紋認証センサの使い方はこちらにまとめています。
HUAWEI P9lite 指紋認証登録方法とセンサの便利な使い方まとめ
HUAWEI P9liteを購入したら、指紋認証センサはぜひ活用することをおすすめします。
バッテリーの持ちがかなり良い
スマートフォンの永遠のテーマとして、「バッテリーの持ち」があります。画面が大きくなればなるほど、また解像度が上がって高精細になればなるほどバッテリーの消費量は増えます。
HUAWEI P9liteでポケモンGOなどバッテリーを消費するアプリを使うことが多いですが、バッテリーの持ちかなり良いです。
動画を数時間連続して見るといった使い方をしない限り、HUAWEI P9liteのバッテリーは1日は余裕で持ちます。
また、HUAWEI P9liteは画面オフ時のバッテリー消費の少なさが驚異的です。
モバイルデータ通信の状態は、Wi-Fi接続時よりもバッテリーの持ちは一般的に悪くなります。この点に関してはHUAWEI P9liteも同じですが、モバイルデータ通信時でも短くても2時間はバッテリーが1%も減りません。また、長い時は3時間以上1%も減らないこともよくあります。
HUAWEI P9liteのWi-Fi接続時は、バッテリーの持ちがさらに良くなります。長い時では7時間経ってようやく1%減る程度という、他社のスマホでは見られない圧倒的な結果となっています。
HUAWEI P9liteは、バッテリーの持ちを心配する必要はほとんどないと思っておいて問題ありません。
HUAWEI P9liteの評価【デメリット・残念な点】
次に、HUAWEI P9liteを実際に使ってみて気付いた残念な点を挙げておきます。HUAWEI標準のホームアプリが使いづらい
HUAWEI P9liteは、HUAWEI独自のホームアプリ「HUAWEIホーム」が標準となっています。HUAWEIホームは、iPhoneのようにホーム画面に直接アプリが配置されます。一般的なAndroidのホームアプリはドロワーにアプリをまとめるので、私のようにこれまでずっとドロワーがあるホームを使っていた人にとっては使いづらいと感じる可能性が高いです。
とはいえ、Androidはホームアプリもたくさんあるので自分に合ったものをGoogle Playからインストールして使えば問題はありません。
個人的なおすすめは、動作が軽くカスタムの自由度の高いNova Launcherです。
RAMとストレージが少なめ
個人的にHUAWEI P9liteで最も残念なのが、RAMとストレージです。HUAWEI P9liteはRAMが2GBでストレージが16GBとなっていますが、実際の空きはもっと少ないです。
RAMは純正アプリ以外のアプリをほとんどインストールしていない状態で、すでに空きが600MB弱となっています。
ストレージに関しては、実際に使えるのは8GBほどとなります。
ストレージの空き容量の少なさは、microSDに保存できるものはできるだけそちらに保存したりドロップボックスなどクラウドサービスを活用することで容量の消費を抑えることができますが、やはり32GBは欲しいところです。
RAMは、ストレージのように他の手段で増設することができないため悩ましいです。
HUAWEI P9liteは、ブラウザやSNSアプリ、LINE、Youtubeなどのアプリを開いて切り替えながら使う分には全く問題なく快適ですが、たくさんのアプリをインストールして重めのゲームなどを起動しながら他のアプリも同時に使うと若干動きがもっさりすることがあります。
HUAWEI P9liteは、RAMを多く消費するアプリをよく使うといった用途には向かないと思っておいたほうがいいでしょう。
同価格帯でアプリもがっつり使いたい場合は、3GB RAMを搭載するZenFone3の日本発売を待つことをおすすめします。
指紋認証センサの位置が若干高い
HUAWEI P9liteの指紋認証センサ自体は使い勝手も良く不満は全くないのですが、その位置の高さが残念な点として挙げられます。ステータスバーを上げ下げするには指紋認証センサを上下にスワイプする必要がありますが、HUAWEI P9liteの指紋認証センサの位置が高めのため上にスワイプする際に指が伸びきってしまいます。
ステータスバーを上げるなら戻るキーを押せばいいのですが、指紋認証センサだけで済ませる前提で使うとなるともう少しセンサの位置が低ければ文句なしでした。
おサイフケータイ・ワンセグ・防水など日本ならではの機能はなし
HUAWEI P9liteは、価格の割にデザインや質感に優れ、動作もスムースで使い勝手はとても良い、よくできた端末です。逆に、ドコモやau、ソフトバンクで購入できる端末によく搭載されている、おサイフケータイやワンセグ、防水といった日本ならではの機能はHUAWEI P9liteにはありません。
なお、インターネット経由で日本の一部テレビ曲を視聴することは可能です。時間帯によっては画質が悪いこともあるものの無料なので、HUAWEI P9liteでテレビを観たい場合は試してみてください。
Androidスマホで日本のテレビを無料視聴できるアプリまとめ
ですが、上記のような日本独自仕様のSIMフリースマートフォンを検討している場合は、基本的にはarrows M03とAQUOS mini SH-M03を検討することをおすすめします。
arrows M03は約35,000円でスペックはHUAWEI P9liteに劣り、SH-M03は約50,000円と高いもののスペックはHUAWEI P9liteとほぼ変わらないか少し良い(RAMが3GBなど)といったところです。
上記2機種のスペックや特徴はこちらをご覧ください。
arrows M03
arrows M03/RM03の購入レビューとスペック、発売日、MVNO(格安SIM)セットまとめ
AQUOS mini SH-M03
AQUOS mini SH-M03のスペックと発売日、MVNO(格安SIM)セットまとめ
ジャイロセンサ非搭載のためポケモンGOをARで遊べない
HUAWEI P9liteには、ジャイロセンサが搭載されていません。ジャイロセンサとは、スマホがどの程度の速さで回転しているかを検出する機能です。
ジャイロセンサを搭載しているスマホでポケモンGOをプレイすると、こちらのスクリーンショットのように現実世界を背景としてAR(拡張現実)で楽しむことができます。
逆に、ジャイロセンサーを搭載していないスマホの場合、ポケモンGOをARで遊ぶことができません。
実際にHUAWEI P9liteでポケモンGOをプレイする様子を撮影したスクリーンショットはこちらです。
ARをオンにすると背景は表示されますが、ポケモンが表示されないため捕まえることができません。ARをオンにすると、背景は仮想となるもののポケモンが表示され捕まえられるようになります。
ARが利用できなくてもポケモンGOはプレイできますが、ARによっていつも見ている風景の中にポケモンが現れるのがポケモンGOの楽しみ方の1つなので魅力は半減です。
ポケモンGOをARで使いたい場合はHUAWEI P9liteを購入しないように注意しましょう。
ポケモンGOにおけるジャイロセンサの詳細とジャイロセンサを搭載しないSIMフリースマホはこちらをご覧ください。
ポケモンGOはジャイロセンサーなしスマホでARが使えない【実例】
SIMスロットは2つあるものの4G+3Gのデュアルスタンバイ(同時待ち受け)はできない
HUAWEI P9liteには、SIMカードを挿すスロットが2つある、いわゆるデュアルSIM仕様となっています。最近のデュアルSIMスマホでは、片方にドコモのカケホーダイSIMを挿し、もう片方に料金の安いドコモ系格安SIMのデータ通信専用SIMを挿して通話と通信を同時待ち受けできる「デュアルスタンバイ」に対応する機種も増えてきています。
デュアルスタンバイの詳細やメリットについてはこちらをご覧ください。
シングルスタンバイ・デュアルスタンバイ・デュアルアクティブの違い
デュアルスタンバイ対応機種一覧はこちら。
デュアルSIMデュアルスタンバイ(同時待ち受け)SIMフリースマホまとめ
残念ながら、HUAWEI P9liteのデュアルSIMは2枚のSIMで同時待ち受けできない「シングルスタンバイ」仕様です。片方のSIMを使う際は、もう片方はアンテナも立たないため使えず、使いたい場合は手動で切り替える必要がある点には注意しましょう。
現時点で気付いた、HUAWEI P9liteの良い点と残念な点は以上です。今後も、使い勝手などを含めて随時追加でレビューしていきます。
HUAWEI P9liteを使いやすくするおすすめ設定
HUAWEI P9liteには、Android 6.0ベースの独自OS「Emotion UI」が搭載されています。Emotion UIはNexusデバイスに搭載される素のAndroid OSよりも細かい設定が可能です。
ここでは、私が使っているHUAWEI P9liteのおすすめ設定を紹介します。
バッテリー残量のパーセント表示
まずは、バッテリー残量のパーセント表示です。以前のAndroid OSでは、バッテリー残量をパーセントで表示させることができませんでしたが、Android 6.0以降は標準で表示させることができるようになっています。ですが、HUAWEI P9liteのEmotion UIでは、素のAndroid 6.0とは設定方法が異なります。
設定から「通知パネルとステータスバー」をタップして「電池残量表示(%)」をタップします。
すると、バッテリーアイコンの隣にバッテリーの残量がパーセントで表示されます。さらに「電池残量表示位置」をタップしてバッテリー残量表示を「電池アイコン内」にします。
今度はバッテリーアイコンの中に残量が表示されました。個人的にはこちらの方がすっきりしていて好みです。
ドラッグ位置によって通知領域とクイック設定パネルを下ろし分ける
HUAWEI P9liteでは、ステータスバーのドラッグ位置によって通知領域とクイック設定パネルのどちらを降ろすか決めることができます。設定>通知パネルとステータスバーの「ドラッグ操作」をタップして「ドラッグ位置で決定」をタップします。
すると、ステータスバーの左半分から下に降ろすと通知領域が、右半分から下に降ろすとクイック設定パネルが表示されます。
ステータスバーから「DOCOMO」などの通信事業者名を消す
HUAWEI P9liteは、標準でステータスバーに現在挿しているSIMの通信事業者名が表示されています。ただ、ほとんどの場合はドコモのSIMかドコモ回線を利用した格安SIMしか使わないので、通信事業者はほとんどが「DOCOMO」と表示されます。そのため、ステータスバーに通信事業者名はいらないという人もいると思います。
これを消すには、設定>通知パネルとステータスバーの「通信事業者名を表示」をタップしてオフにします。すると、ステータスバーから通信事業者名が消えてすっきりします。
ステータスバーから通知アイコンを消す
HUAWEI P9liteのステータスバーの通知アイコンは見やすく分かりやすいですが、これを表示させないように設定することもできます。設定>通知パネルとステータスバーの「通知アイコンを表示」をタップしてオフにします。すると、通知がある場合でも「...」と表示されるだけになります。
ステータスバーに通信速度を表示する
HUAWEI P9liteに格安SIMを挿している場合、そのSIMの速度がどの程度か気になる人もいるはずです。そんな時は、設定>通知パネルとステータスバーの「通信速度を表示」をオンにすることでステータスバーに通信速度を表示することができます。
なお、当サイトでは主要なドコモ系格安SIMの通信速度を定期的に計測しています。格安SIMの通信速度を知りたい場合は参考にしてみてください。
格安SIM MVNO 格安スマホの通信速度比較。速いのは?-体感速度動画あり-【2018年9月3日実測】
ナビゲーションバーのソフトキータップ時にバイブで振動させる
HUAWEI P9liteは、標準設定ではナビゲーションバーにある戻る、ホーム、アプリ履歴のソフトキーをタップしても振動しません。ですが、設定することで振動させることももちろんできます。
設定>音の「タッチ操作バイブ」をオンにするだけで、ソフトキーをタップするたびにバイブが振動します。ちなみに、HUAWEI P9liteのバイブは強めで分かりやすいです。
文字入力アプリ「iWnn」の表示位置などを自由自在にカスタム
次は、文字入力アプリをより便利に使うための設定方法です。HUAWEI P9liteの標準文字入力アプリ「iWnn」は、キーボードの位置や高さなどを自由に変更することができます。
まず、右側に赤枠で囲ったアイコンをタップしたまま左に動かすと、キーボードの横幅を狭めることができます。
次に、中央の赤枠で囲ったアイコンをタップしたまま上に動かします。
すると、キーボードとソフトキーの間にスペースができます。これは、キーボードの一番下をタップしたりスワイプする際に誤ってナビゲーションバーのソフトキーをタップしてしまわないための対策としてかなり有効です。また、中央のアイコンを左右にずらすことでキーボードを左寄せ・右寄せさせることもできます。さらに、左上の赤枠で囲ったアイコンをタップすると、キーボード部分以外が透明になってデザインをすっきりさせることもできます。
ここを細かく設定することで、特に片手操作で文字入力する際にかなり使い勝手がよくなるので、HUAWEI P9liteのiWnnをそのまま使う場合はぜひ設定してみてください。
ナビゲーションバーのソフトキーの配置を入れ替える
HUAWEI P9liteは、ソフトキーの配置を変えることもできます。設定>スマートアシストをタップして「ナビゲーションバー」をタップします。
戻る、ホーム、アプリ履歴の順番を入れ替えるだけでなく、通知領域を1タップで降ろすキーも追加することができます。
フローティングボタンを表示する
HUAWEI P9liteでは、ナビゲーションバー以外にもソフトキーを表示させることができます。それがフローティングボタンです。
設定>スマートアシストから「フローティングボタン」をタップし、オンに切り替えます。
すると左側に丸いアイコンが表示されます。これをタップすると戻る、ホーム、アプリ履歴だけでなく画面ロックなども利用できます。
また、このアイコンはタップしたまま左右に移動させることもできます。右に移動すれば、右側にフローティングボタンを表示できます。
HUAWEI P9liteのEmotion UIは、自分の使い方や好みに合った設定をすることでより使いやすくなるので、ぜひいろいろいじってみてください。
HUAWEI P9liteの価格
25,800円HUAWEI P9liteの日本発売日
2016年6月17日HUAWEI P9liteを格安SIMとセットで販売するMVNO一覧。最安は?
HUAWEI P9liteを格安SIMとセットで販売するMVNOは以下の通りです。DMMモバイル【販売終了】
キャンペーン
・新規手数料3,000円が0円・当サイトから購入すると最大3,000円分のAmazonギフト券プレゼント
キャンペーン詳細
DMMモバイルのキャンペーン詳細と注意点まとめ【2月】
販売価格・実質価格
販売価格:【一括】-円 【分割】-円実質価格:【一括】-円 【分割】-円
公式サイト
DMMモバイル
特徴とレビュー
DMMモバイルを実際に使ってみた評価。こんな人におすすめ【2月】
IIJmio【販売終了】
キャンペーン
・IIJmioのデータ通信SIMもしくは音声通話SIM申し込み時にかかる新規事務手数料3,000円が1円・IIJmioの音声通話SIMを契約すると、全プランの月額料金が利用開始の翌月から12ヶ月間300円割引(合計3,600円割引)
・IIJmioのデータ通信SIMもしくは音声通話SIM申し込みで高速通信容量が12ヶ月間にわたり3GB増量
・IIJmio×アンドロイドラバー タイアップキャンペーンでさらに高速通信容量が12ヶ月間1GB増量
・音声通話SIM+スマホのセット購入で最大10,000円のAmazonギフト券プレゼント
キャンペーン詳細
IIJmioのキャンペーン詳細と併用パターン、注意点まとめ【10月】
販売価格・実質価格
販売価格:【一括】-円 【分割】-円実質価格:【一括】-円 【分割】-円
公式サイト
IIJmio(みおふぉん)
特徴とレビュー
IIJmioを使ってみた感想と速度レビュー、メリット・デメリット総まとめ【10月】
LINEモバイル【販売終了】
キャンペーン
なしキャンペーン詳細
LINEモバイルのキャンペーン詳細と最も得な併用パターン、注意点まとめ【2月】
販売価格・実質価格
販売価格:【一括】-円 【分割】なし実質価格:【一括】-円 【分割】なし
公式サイト
LINEモバイル
特徴とレビュー
LINEモバイルの速度と使ってみた感想。こんな人におすすめ【2月】
mineo
キャンペーン
なしキャンペーン詳細
mineo(マイネオ)のキャンペーン併用パターンと詳細、注意点まとめ【2月】
販売価格・実質価格
販売価格:【一括】19,800円 【分割】19,800円(825円×24回)実質価格:【一括】9,000円 【分割】9,000円
公式サイト
mineo
特徴とレビュー
mineo(マイネオ)ドコモ Dプランの速度と実際に使ってみた感想【2月】
NifMo【販売終了】
キャンペーン
・最大20,000円キャッシュバック・公式アプリインストールで最大1,000円割引
キャンペーン詳細
NifMoニフモキャッシュバックキャンペーン詳細と注意点まとめ【2月】
販売価格・実質価格
販売価格:【一括】-円 【分割】-円実質価格:【一括】-円 【分割】-円
公式サイト
NifMo
特徴とレビュー
NifMo ニフモの速度レビューと評価・メリット・デメリットまとめ【2月】
goo SimSeller(OCNモバイルONE)【販売終了】
キャンペーン
なしキャンペーン詳細
OCNモバイルONEのキャンペーン・セール併用パターンと詳細・注意点まとめ【2月】
販売価格・実質価格
goo SimSeller販売価格:【一括】-円 【分割】なし
実質価格:【一括】-円 【分割】なし
OCNモバイルONE(らくらくセット)
販売価格:【一括】-円 【分割】-円
実質価格:【一括】-円 【分割】-円~
goo SimSellerでは、一括購入なら音声通話SIM契約の必要なく単体でもHUAWEI P9liteを
OCNモバイルONEの音声通話SIMの契約が必須のらくらくセットではなく、こちらのページから一括で購入すれば単体で
※販売終了しました。
なお、らくらくセットでない上記の通常購入でもOCNモバイルONEのSIMが同梱されてきますが、OCNモバイルONEの契約自体は成立していないので、同梱のSIMが不要であれば廃棄してしまって問題ありません。
goo SimSellerの詳細はこちらをご覧ください。
goo SimSellerセール詳細と注意点、購入方法まとめ【2月】
OCNモバイルONE公式サイト
OCNモバイルONE
特徴とレビュー
OCNモバイルONEを実際に使ってみた評価とレビュー【2月】
イオンモバイル【販売終了】
キャンペーン
・タイプ1の4GB以上のプランを契約でSIM代金(新規事務手数料)3,000円が1円キャンペーン詳細
イオンモバイルのキャンペーン一覧と併用パターン、注意点まとめ【9月】
販売価格・実質価格
販売価格:【一括】-円 【分割】-円実質価格:【一括】-円 【分割】-円
イオンモバイルも、goo SimSellerと同じくHUAWEI P9liteを単体で
HUAWEI P9lite単体購入の場合はイオンモバイルのSIMを契約しないため新規事務手数料3,000円が1円になるキャンペーンは適用されず25,800円となりますが、SIMの契約や解約の手間がかからないので現在使っているSIMをそのまま使いたい人は単体購入がおすすめです。
イオンモバイルでHUAWEI P9liteを単体購入する手順は以下の通りです。
1.イオンモバイルの公式サイトからHUAWEI P9liteのページにアクセスします。
イオンモバイル
2.「本体のみ」と表示されていることを確認後「カートに入れる」をクリックして購入手続きを進めれば、HUAWEI P9liteをSIMなしの単体で購入できます。
公式サイト
イオンモバイル
特徴とレビュー
イオンモバイルSIMの速度レビューとメリットデメリット。こんな人におすすめ【9月】
楽天モバイル
キャンペーン
rakuten-mobile-set-campaign-listキャンペーン詳細
楽天モバイルのキャンペーン詳細と併用パターン、注意点まとめ【9月】
販売価格・実質価格
販売価格:【一括】25,800円 【分割】25,800円(1,161円×24回)実質価格:【一括】5,800円~ 【分割】5,800円~
公式サイト
楽天モバイル
特徴とレビュー
楽天モバイル Rakuten UN-LIMIT(アンリミット)の料金とメリット・デメリット総まとめ【9月】
各MVNOにおけるHUAWEI P9liteの販売価格と各プランごとにかかるひと月の合計金額は以下の通りです。
一括価格 | 分割価格 | キャンペーン | 実質価格 | |
---|---|---|---|---|
DMMモバイル | - | - | ・新規手数料3,000円が0円 ・当サイトから購入すると最大3,000円分のAmazonギフト券プレゼント | - |
IIJmio | - | - | ・IIJmioのデータ通信SIMもしくは音声通話SIM申し込み時にかかる新規事務手数料3,000円が1円 ・IIJmioの音声通話SIMを契約すると、全プランの月額料金が利用開始の翌月から12ヶ月間300円割引(合計3,600円割引) ・IIJmioのデータ通信SIMもしくは音声通話SIM申し込みで高速通信容量が12ヶ月間にわたり3GB増量 ・IIJmio×アンドロイドラバー タイアップキャンペーンでさらに高速通信容量が12ヶ月間1GB増量 ・音声通話SIM+スマホのセット購入で最大10,000円のAmazonギフト券プレゼント | - |
LINEモバイル | - | - | なし | - |
mineo | 19,800円 | 19,800円 | なし | 一括:9,000円~ 分割:9,000円~ |
NifMo | - | - | ・最大20,000円キャッシュバック ・公式アプリインストールで最大1,000円割引 | - |
goo SimSeller(OCNモバイルONE) | - | - | なし | - |
イオンモバイル | - | - | ・タイプ1の4GB以上のプランを契約でSIM代金(新規事務手数料)3,000円が1円 | - |
楽天モバイル | 25,800円 | 25,800円 | rakuten-mobile-set-campaign-list | 一括:5,800円~ 分割:5,800円~ |
上記8社の中で現在もP9lieを購入できるのは限られていますが、その中でもキャンペーンの適用で最安になるのは楽天モバイルです。
ただ、楽天モバイルで20,000円の割引が適用されるには最低利用期間が3年間のスーパーホーダイを契約する必要があります。
つまり、楽天モバイルを3年間使い続けなければいけないということです。
当サイトでは2015年7月から通信速度を測定し続けていますが、楽天モバイルは過去に通信速度が遅くなっているにもかかわらず長期間放置してきた事実があり、今後も同じような状況になる可能性はありえます。
そのため、個人的には楽天モバイルを3年縛りで契約するのはおすすめしません。
対して、mineoは楽天モバイルに比べると割高にはなるものの通信速度はドコモ系格安SIMの中では長期間安定している方なので、安心して利用できます。
とにかく安くP9liteを入手したい・通信速度にこだわらないという人は楽天モバイルでも問題ないと思いますが、そうでなければmineoの検討をおすすめします。
mineoと楽天モバイルを含む、主要格安SIMの料金やサービス、機能の徹底比較はこちらです。
格安SIMカード MVNO docomo系比較・おすすめランキング【8月29日】
通信速度の比較はこちら。
格安SIM MVNO 格安スマホの通信速度比較。速いのは?-体感速度動画あり-【2018年9月3日実測】
体感速度を測定した最新の動画。
HUAWEI P9liteを単体で販売する家電量販店
HUAWEI P9liteを単体で販売する家電量販店は以下の通りです。・株式会社エディオン
・上新電機株式会社
・株式会社ZOA
・株式会社ノジマ
・株式会社ピーシーデポコーポレーション
・株式会社ビックカメラ
・株式会社ヤマダ電機
・株式会社ヨドバシカメラ
HUAWEI P9liteを単体で販売するECサイト
HUAWEI P9liteを単体で販売するECサイトは以下の通りです。・アマゾンジャパン合同会社(Amazon.co.jp)
・株式会社NTTレゾナント(NTT-X Store)
・株式会社NTTぷらら (ひかりTVショッピング)
・株式会社キタムラ
・株式会社企画室ゆう (Caravan Yu)
・株式会社シスキー (E-TREND)
・ハーマンズ株式会社 (あきばおー)
・株式会社ムラウチドットコム
・ファーウェイ公式オンラインストア「Vモール」楽天市場店
まとめ。デュアルスタンバイにこだわらなければおすすめ
HUAWEI P9liteは同価格帯の製品の中では高い性能のプロセッサ、アルミを採用し高級感のあるデザイン、大容量バッテリーで電池の持ちが良く使い勝手の良い指紋認証センサなどHUAWEI P8liteから大幅な進化を遂げています。このクオリティで30,000円を下回る価格なら、コストパフォーマンスは十分高いですし不満を感じることはほぼありません。
HUAWEI P9liteの残念な点は、デュアルSIMながらデュアルスタンバイに対応していない点です。
格安SIMの通話料金は、ドコモなど大手キャリアのような完全なかけ放題プランがないため高めですが、デュアルスタンバイ対応端末を使うことで通話専用にキャリアのかけ放題SIMを、通信専用で格安SIMを使って同時に待ち受けることができます。
HUAWEI P9liteはデュアルスタンバイには対応していないので、ここにこだわるならZenFone3やHUAWEI novaなどを検討したほうがいいでしょう。
また、RAMは2GBでストレージも16GBと少なめな点も残念です。
HUAWEI P9liteは、ブラウザでのウェブサイト閲覧や動画視聴、TwitterやFacebookなどのSNS利用、ゲームアプリを数個インストールして使う程度であれば十分快適に利用できます。
重くストレージ容量を多く必要とするゲームをたくさんインストールしてヘビーに使うといった使い方をしたい場合は、ZenFone3の日本発売を待ってもよさそうです。
ZenFone3の購入レビューはこちらをご覧ください。
ASUS ZenFone3購入レビューとスペック/価格/日本発売日まとめ
また、HUAWEI P9liteに搭載されているOSはAndroid 6.0ですが、Emotion UIというHUAWEI独自のUIにカスタムされているので素のAndroidとは異なる点があります。UIに関しては、FREETEL REIもZenFone3もそれぞれ自社の独自UIが採用されています。
Emotion UIを初めて使ってみましたが、洗練されていて使い勝手も良く私は気に入りました。ですが、UIの好みは人によって違います。
HUAWEI P9liteは大手家電量販店のほとんどで取り扱われるので、店頭で展示されている実機を実際に触ってみて、一度UIの使い勝手やHUAWEI P9lite自体の使い心地を確認することをおすすめします。
いろいろデメリットも挙げましたが、私が使っている端末の中ではHUAWEI P9liteはサイズ感も含めてとても使いやすく、最近発売されたSIMフリースマホの中では最もおすすめです。
HUAWEI P9liteの購入レビューとスペック、取扱いMVNOなどのまとめは以上です。
HUAWEI P9まとめ
HUAWEI P9のスペックと価格 セット取扱いMVNO(格安SIM)まとめ