Root化によって、キャリアとメーカーの補償は一切きかなくなります。
また、作業中にデータが消えたり、Galaxy S3(SC-06D)が起動しなくなってしまったとしても、当方では一切責任は負えません。
全て自己責任で作業を行ってください。
ROM:XDA
Gapps:The Open GApps Project
8/26現在、Android4.1.1(JellyBean)版の最新Gappsは「gapps-jb-20120726-signed.zip」
Galaxy S3(SC-06D)へのAndroid4.1.1(Jelly Bean)のカスタムROM導入手順。の通りに実行してください。
Paranoid Androidは私がGalaxy Nexus(SC-06D)でメインで使っている、タブレットUIを使えたりアプリごとにDPI(画面密度)を変更できる便利なROMです。
Paranoid Androidの詳細については、こちらを参考にしてください。
Galaxy S3版Paranoid Androidでは、Galaxy Nexus版にはない機能が実装されています。
それはハードウェアキーの項目です。ハードウェアキーがあるGalaxy S3ならではの機能で、これはCyanogenmod10に実装されている機能です。
ハードウェアキーのBack Key、Menu Key、Home Keyのチェックを外すと、そのキーは無効化されて、キーを押しても何も反応しなくなります。
LMT Launcherを使っていたり、ナビゲーションバー(コンバインドバー)にソフトキーを表示させていて必要ない場合などにはチェックを外して自分なりにカスタマイズできます。
また、ホームキーやメニューキーの長押しの動作を拡張することができます。
割り当てることができる動作は以下の通りです。
次に、標準ではアクションバーにメニューボタンがありませんが、オーバーフローアクションにチェックを入れるとメニューボタンを表示させることができます。
以下のキャプチャを見ると、チェックを入れると検索ボタンの右横にメニューボタンが配置されているのが分かります。
以下の項目は、Galaxy Nexus版Paranoid Androidにも実装されている機能です。
ロック画面のカスタムは、天気やカレンダーの表示、ショートカットの割り当てもできます。
テーマはTheme chooserで変更できます。
テーマを選んで「Apply」をタップします。
テーマ変更が適用されました。
Galaxy S3(SC-06D)でParanoid Androidを1日使ってみましたが、画面が大きいのでより使いやすい印象です。
また、ハードキーの割り当てもカスタムできるので、LMT Launcherとの組み合わせでよりハードキーを有効活用できます。
不便な点としては、通話中に相手の音声が頻繁に途切れるのでかなり聞き取りづらいことです。
とはいえ、日本製のGalaxy S3でカスタムROMを楽しめているだけで十分なので、少しぐらいの不具合は気にならないですね。
Galaxy S3(SC-06D)用のカスタムROMの種類は、Galaxy Nexus(SC-04D)に比べて少ないですが、今後も試していく予定です。