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ZTE AXON mini(アクソンミニ)のスペック
ZTE AXON miniのスペックは以下の通りです。OS
Android 5.1 Lollipopディスプレイ
サイズ:5.2インチ アクティブマトリクス式有機EL(AMOLED)液晶解像度:1,080 x 1,920(フルHD)
プロセッサ
Qualcomm Snapdragon 616 1.5GHz 8コアRAM
3GBストレージ
32GB外部メモリー
microSD(最大128GB)背面カメラ
1,300万画素 F2.0前面カメラ
800万画素バッテリー容量
2,800mAhサイズ(高さ x 幅 x 厚さ)
143.5 x 70 x 7.9 mm重量
約132gSIMサイズ
nano SIM x2※1スロットはmicroSDと排他。
※両方にnanoSIMを挿す場合、片方はGSM専用となる。
対応周波数(バンド)
FDD-LTE(4G):2100MHz(band1) / 1800MHz(Band3) / 800MHz(Band19)WCDMA(3G):2100MHz(Band1) / 800MHz(Band6/19 )
GSM(2G):1900MHz / 1800MHz / 900MHz / 850MHz
カラー
イオンゴールド、クロームシルバーその他
・Wi-Fi:IEEE 802.11b/g/n/ac・Bluetooth:4.0
・microUSBポート
・3.5mm ミニジャック
・指紋認証センサー
・目の静脈認証/音声認証
・Hi-Fi音源の再生に対応
ZTE AXON mini(アクソンミニ)の価格
2016年4月8日より5,000円値下げされ、34,800円(税抜き)となりました。
「ZTE AXON mini」本体価格値下げのお知らせ - ZTE Japan
ZTE AXON mini(アクソンミニ)をセットで販売するMVNO(格安SIM)
ZTEジャパンはAXON mini発表資料の中で「MVNO各社から発売する」と記載していたため近いうちにMVNOも格安SIMとのセットで販売を開始すると思われましたが、AXON miniを格安SIMとのセットで販売しているMVNOはありません。ZTE AXON mini(アクソンミニ)の発売日
ZTE AXON miniの日本発売日は2015年12月25日です。ZTE AXON mini(アクソンミニ)の特徴
左右のベゼルを0.85mmまで削った狭額縁設計で片手でも持ちやすい
AXON miniのディスプレイサイズは5.2インチですが、左右のベゼルを0.85mmまで削った狭額縁設計のため横幅は70mmと狭く、片手でも持ちやすくなっています。via:ケータイWatch
ちなみに同じ5.2インチのHuawei P8liteの横幅は72.1mm、Nexus5Xは73mmなので、AXON miniの横幅がいかに狭いかが分かります。
また、AXON miniはディスプレイ比率が76%と非常に高くムダのないデザインです。ディスプレイ比率を比較すると、GALAXY S6が70.8%、iPhone 6Sが65.6%なので、横幅同様AXON miniの比率の高さが目立ちます。
via:ケータイWatch
写真だけなので判断は難しいですが、サイズ感もちょうどよくて持ちやすそうですね。
via:ケータイWatch
指紋認証・音声認証・目の静脈認証に対応
AXON miniの背面には指紋認証センサーが搭載されており、指をセンサーの上に置くだけでロックの解除が可能です。via:ケータイWatch
またAXON miniが面白いのは、指紋認証以外にも音声による認証と目の静脈による認証に対応している点です。
via:ケータイWatch
目の静脈による認証は「グランドアイ」という名称です。
via:engadget
AXON miniには複数の認証方法があるので、自分にあった方法でセキュリティレベルを高めることができます。
FOMAプラスエリア(プラチナバンド)に完全対応
AXON miniは、NTT docomoやdocomo系の格安SIM(MVNO)を利用する際に重要な周波数である800MHz帯(プラチナバンド)に完全対応しています。NTT docomoのFOMAプラスエリアは800MHzでバンドはBand6と9の2つありますが、AXON miniはBand6・9の両方に対応しています。
LTEに関しても、Band 1 / 3 / 19とNTT docomoの主要なLTE周波数をカバーしています。docomoやdocomo系の格安SIMをAXON miniに挿して利用するなら、エリアが狭くて困ることはほぼありません。
なお、ドコモ系の格安SIMでAXON miniを利用予定の場合はこちらで比較しているので参考にしてみてください。
格安SIMカード MVNO docomo系比較・おすすめランキング【8月29日】
ZTE AXON mini(アクソンミニ)の注意点
AXON miniはスペックは高めながら価格は安く抑えられたデザイン性も高いスマートフォンですが、注意点もあるのでまとめておきます。Force Touch(3Dタッチ)には非対応
AXON miniは、海外ではForce Touchに対応したモデルも発売されています。Force TouchはiPhone 6Sから搭載された3Dタッチと同じ機能で、ディスプレイをタッチしたときの圧の強さを感知し、強さによって別の操作が可能な新しい技術です。
日本で発売されるAXON miniは、価格を抑えるためかこのForce Touchには非対応となっています。AXON miniでForce Touchを利用する予定なら海外版を入手する必要がある点には注意しましょう。
デュアルSIMスロット搭載だが片方はGSM専用(DSDSではない)
AXON miniはデュアルSIMスロット搭載で、2枚のnanoSIMを同時に挿して切り替えながら使うことができます。ですが、片方は必ずGSM専用となってしまいます。現在、日本ではGSMの電波は利用されていないため、日本で通信する際に利用できるのは片方のみとなります。
例えば、FREETEL MIYABIもデュアルSIMで2枚のSIMを指すことができますが、MIYABIの場合はどちらもLTE・3Gに対応しているため、挿した2枚のSIMを日本国内でも切り替えながら利用することができます。
AXON miniは日本ではSIM1枚しか利用できない(デュアルSIMデュアルスタンバイではない)点には注意しましょう。
日本でも2枚のSIMで同時待受したい場合は、こちらで比較しているSIMフリースマホの中から検討してみてください。
デュアルSIMデュアルスタンバイ(同時待ち受け)SIMフリースマホ比較【DSDS】
デュアルSIMスロットの片方はmicroSDと排他
AXON miniはデュアルSIMスロットを搭載しているのは前述の通りですが、microSDをAXON miniに挿す場合は片方のnanoSIMスロットに挿す必要があります。つまり、nanoSIMを2枚とmicroSDカードの計3枚を同時に挿して使うことはできません。日本国内で使えるSIMスロットは片方のみのためmicroSDカードを挿しても全く問題ありませんが、GSM対応の海外で2枚のSIMを挿して使う場合はmicroSDは利用できない点は注意が必要です。
防水・防塵やおサイフケータイ・ワンセグには非対応
SIMフリースマホの中には、防水・防塵機能やおサイフケータイ、ワンセグに対応しているものもあります。対して、AXON miniはこれらの機能は全て非対応となっています。
防水・防塵とおサイフケータイ、ワンセグの全てに対応したSIMフリースマホが希望の場合は、arrows M03かSH-M03の検討をおすすめします。
ZTE AXON mini(アクソンミニ)まとめ
AXON miniはプロセッサがSnapdragon 616と上位スペックではないものの、RAMは3GBでストレージが32GB、microSDも最大128GBまで対応で拡張性も十分にあります。また、カメラ画素数は背面が1,300万画素で全面も800万画素と画素数だけ見ればスペックは高く、自撮りにも最適です。
さらに、AXON miniには上記の通り指紋認証、音声認証、目の静脈認証と複数の認証方法の中から選ぶことができるなど、他社のスマホにはない独自の機能を打ち出してきています。
また、AXON miniは対応周波数(バンド)についてもしっかりと日本のキャリア向けに対応されており、NTT docomoのFOMAプラスエリアにも完全対応しているのもポイントです。
これだけ機能があっで34,800万円なら安いです。写真だけ見ると、ストレージ32GBは6万円を超えるNexus5Xよりも高級感があるように見えます。
もちろんNexus5Xは最新のOSがいち早く配信されるという大きなメリットがあるためハードのスペックだけで比較すべきではないと思いますが、AXON miniのコストパフォーマンスの高さはよく分かります。
スペックが高くかつなるべく安い格安スマホを探しているなら、AXON miniは最適ですね。
ZTE AXON miniのスペック・特徴・価格・発売日まとめは以上です。