ZTE BLADE V7 Liteと同時に国内発売されるZTE BLADE E01の詳細はこちらをご覧ください。
ZTE BLADE E01のスペックと価格、MVNO(格安SIM)セットまとめ
目次
ZTE BLADE V7 Liteのスペック
ZTE BLADE V7 Liteのスペックは以下の通りです。OS
・Android 6.0 Marshmallowディスプレイ
サイズ:5.0インチ解像度:1280 x 720(HD)
プロセッサ
MT6735P 1.0GHz 4コアRAM
2GBストレージ
16GB外部メモリー
microSD(最大32GB)背面カメラ
800万画素前面カメラ
800万画素バッテリー容量
2500mAhサイズ(高さ x 幅 x 厚さ)
143.8 x 70.2 x 7.9 mm重量
135gSIMサイズ
スロット1:nanoSIMスロット2:nanoSIM または microSD
※一方のSIMスロットはmicroSDスロットと兼用。
※両スロットとも4Gまたは3Gで同時待ち受けは不可(片方はGSM)。
対応周波数(バンド)
FDD-LTE(4G):2100MHz(band1) / 1800MHz(Band3) / 850MHz(Band5) / 900MHz(Band8) / 800MHz(Band19)WCDMA(3G):2100MHz(Band1) / 800MHz(Band6) / 900MHz(Band8) / 800MHz(Band19)
GSM(2G):1900MHz / 1800MHz / 900MHz / 850MHz
センサー
加速度センサ / コンパス / 近接センサ / ホールセンサ / 環境光センサ / 指紋認証センサその他
・Bluetooth V4.0・Wi-Fi 802.11b/g/n
・3.5mm ミニジャック
・microUSB
・FMラジオ
カラー
シルバー / グレーZTE BLADE V7 Liteの特徴・メリット
ZTE BLADE V7 Liteの特徴やメリットは以下の通りです。2万円前半の価格ながら指紋認証センサを搭載
ZTE BLADE V7 Liteは、21,800円という低価格ながら指紋認証センサを搭載しているのが最大の特徴です。ZTE BLADE V7 Liteの指紋認証センサは背面カメラの下にあります。
指紋認証センサは360度どの方向からでも指紋を認識し、0.3秒でロック解除が可能です。
Nexus5XやNexus6Pの背面の指紋認証センサを使っていて特に便利だと感じるのが、画面オフ状態でも指をセンサに置くだけでロック解除後ホーム画面まで一気に表示してくれる点です。
それまでは電源ボタンを押してロック画面を表示し、スワイプやパターン、パスワード入力などを済ませて初めてホーム画面が表示されていたのが、指1本を置きさえすればこれらの手順を一切ふむ必要がなくなるのは大きなメリットです。
ZTE BLADE V7 Liteも、画面オフからロック解除、ホーム画面表示までを指を指紋認証センサに置くだけで完了できます。
2万円代前半の価格で指紋認証センサーがあるSIMフリースマートフォンはこれまでなかったので、これだけでも十分コストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。
5本の指それぞれにアプリを割り当て指紋認証センサに置くと画面オフ状態からワンタッチで起動
ZTE BLADE V7 Liteの指紋認証センサでできることはロック解除だけではありません。最大5本の指にそれぞれ特定のアプリケーションを割り当てることができ、画面オフの状態からワンタッチで起動することができます。
例えば、親指にChromeブラウザを割り当てておけば、親指を指紋認証センサに置くだけで画面オフ状態でもChromeブラウザを起動することができます。
指紋でロック解除してアプリのアイコンを押すのも面倒なほどよく使うアプリがある場合は、この機能を活用してアプリ起動までの時間を短縮するといいでしょう。
指紋認証センサをスワイプやタップすることで様々な機能が利用できる「指紋センサーナビ」
ZTE BLADE V7 Liteの指紋認証センサでできるのは、指紋認証によるロックとアプリ起動だけではありません。ZTE BLADE V7 Liteでは、指紋認証センサをスワイプやタップすることでカメラのシャッターや音楽の楽曲送り、音量の調整、画面のキャプチャ(スクリーンショット)といった様々な機能を利用することができます。
ZTE BLADE V7 Liteの指紋認証センサで利用できるのは、スワイプアップとスワイプダウン、タップ、ダブルタップの4種類です。
指紋認証センサでここまで多くの機能を利用できる端末はほぼないため、実際にどの程度正確に認証し利用できるのかなど気になる点もありますが、正常に動作すれば使い勝手はかなり良さそうです。
画面オフ中に画面をなぞると特定の機能やアプリを起動できる
ZTE BLADE V7 Liteには、画面オフ時に画面をなぞることで特定の機能やアプリを起動できるジェスチャー機能もあります。これはFREETEL 雅(MIYABI)のジェスチャーアンロックとほぼ同じ機能です。
指紋認証によるアプリや機能の利用はZTE BLADE V7 Liteを手に持っているときに使い、ジェスチャー機能は端末を机やテーブルに置いた状態で使うというように使い分けができますね。
前面に8MPカメラを搭載。セルフィ(自撮り)に最適
ZTE BLADE V7 Liteは、背面カメラが800万画素とそこまで高くないものの、前面カメラも同じ800万画素のカメラを搭載しています。また、前面カメラの横にはフラッシュも搭載されているため、逆光や暗い場所での自撮りにも利用できます。
前面カメラで800万画素を搭載している低価格なSIMフリースマートフォンは、Acer Liquid Z530ぐらいではないでしょうか。
薄型アルミボディとディスプレイに2.5Dガラスを採用
ZTE BLADE V7 Liteの筐体には、最近発売されているスマートフォンに多いアルミボディが採用されています。また、ディスプレイのガラスの角が丸い2.5Dという研磨加工も施されており、2万円前半という価格らしくない高級感のあるデザインとなっています。
ZTE BLADE V7 Liteは背面の角も曲面加工されているため、持ちやすいのも特徴です。
ドコモのFOMAプラスエリアやLTEプラチナバンドに完全対応
ZTE BLADE V7 Liteは、対応周波数(バンド)も日本のキャリア向けにしっかりと最適化されています。ZTE BLADE V7 Liteの対応LTEバンドと日本の大手キャリアが使用するバンドは以下の通りです。
バンド (周波数) | 1 (2100) | 3 (1700) | 8 (900) | 11 (1500) | 18 (800) | 19 (800) | 21 (1500) | 26 (800) | 28 (700) | 41 (2500) |
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BLADE V7 Lite | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||||
docomo | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |||||
au | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ WI MAX 2+ | ||||
SoftBank | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ AXGP |
ZTE BLADE V7 Liteは、ドコモの3バンドだけでなくソフトバンクのLTEバンドも3バンド対応しています。
特に、ドコモのプラチナバンドであるバンド19とソフトバンクのプラチナバンドであるバンド8に対応しているため、ドコモのSIMやドコモ回線を利用した格安SIM、ソフトバンクのSIMであれば広いエリアでLTEによる高速通信が可能です。
なお、ZTE BLADE V7 LiteはauのLTEバンドは1つしか対応しておらず、対応しているBand1はauではあまり使われていません。
また、ZTE BLADE V7 Liteはauの3GサービスであるCDMA2000にも対応していないため、auやau回線を利用した格安SIMでは通話・通信ともほぼ利用できないと思っておいたほうがいいでしょう。
ZTE BLADE V7 Liteが対応する3Gバンドと日本の大手キャリアが使用するバンドは以下の通りです。
バンド (周波数) | 1 (2100) | 6 (800) | 8 (900) | 9 (1700) | 11 (1500) | 19 (800) | au 3G BC0 (800) | au 3G BC6 (2000) (2100) |
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BLADE V7 Lite | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
docomo | ○ | ○ | ○ | ○ | ||||
au | ○ | ○ | ||||||
SoftBank | ○ | ○ | ○ |
ZTE BLADE V7 Liteの3Gバンドに関しても、ドコモとソフトバンクのバンドにはほぼ対応しています。
ドコモSIMやドコモ系の格安SIMを使う際に重要なFOMAプラスエリアと呼ばれるバンド6と19にも完全対応しているため、ドコモ回線を使ったSIMならドコモで販売されている端末とほぼ同じエリアで利用することができます。
auに関しては、前述のとおりZTE BLADE V7 LiteがCDMA2000に対応していないため3Gを利用することができません。
このように、ZTE BLADE V7 Liteはドコモ(ドコモ系格安SIM)とソフトバンクならエリアを気にせず安心して利用することができます。
ZTE BLADE V7 Liteの注意点・デメリット
ZTE BLADE V7 Liteの注意点やデメリットは以下の通りです。SIMスロットは2つあるが3G+4Gの同時待ち受けは不可。
ZTE BLADE V7 LiteはSIMスロットが2つ搭載されていますが、3G(W-CDMA)や4G(LTE)の同時待ち受けはできません。片方に3Gか4GのSIMを挿している場合は、もう片方は日本で使用されていない2G(GSM)のSIMしか同時に利用できません。
例えば、片方はドコモのカケホーダイプランを契約したSIMを挿して通話専用にし、もう片方にドコモ系の格安SIMを挿してデータ通信専用にして同時に待ち受けするといった使い方はできないので注意しましょう。
microSDは片方のSIMスロットに入れる必要あり
ZTE BLADE V7 LiteはmicroSDに対応していますが、microSD専用のスロットがあるわけではありません。nanoSIMスロットの片方をmicroSDスロットとして兼用します。そのため、SIMを2枚挿した状態でmicroSDを挿すことができない点にも注意が必要です。
プロセッサの性能は高くないためヘビーユースには向かない
ZTE BLADE V7 Liteは、プロセッサにMediaTekの「MTK6735P」を採用しています。MTK6735Pは、FREETEL Priori 3S LTEなどに搭載されています。Priori 3S LTEのユーザー評価は、「3Dゲームなどは厳しいもののメールやブラウザ、FacebookやTwitterなどのSNSアプリを利用するぐらいあれば問題ない」というものが多いです。
ZTE BLADE V7 Liteも、Priori 3S LTEと同じようにゲーム用途ではなく軽めのアプリを使うといった用途として割り切っておいたほうがいいでしょう。
ジャイロセンサ非搭載のためポケモンGOをARモードで遊べない
ポケモンGOを拡張現実で楽しめるARモードは、ジャイロセンサが搭載されている端末で利用できます。ですが、ZTE BLADE V7 Liteにはジャイロセンサが搭載されていないため、ARモードでは遊ぶことができません。
ポケモンGOをARモードで遊びたい場合は、ZTE BLADE V7 Lite以外のジャイロセンサを搭載している端末を選ぶようにしましょう。
ZTE BLADE V7 Liteの価格
21,800円(税抜)※販売終了しました。
ZTE BLADE V7 Liteの日本発売日
2016年7月中旬ZTE BLADE V7 Liteをセットで販売するMVNO(格安SIM)
ZTE BLADE V7 Liteを格安SIMとセットで販売するMVNOは、現時点ではLINEモバイルのみとなります。LINEモバイル
LINEモバイルでは、スマホセットを分割で購入することはできません。必ず一括での支払いになる点には注意しましょう。
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ZTE BLADE V7 Liteまとめ。注意点もあるがコストパフォーマンスは高い端末
ZTE BLADE V7 Liteは、プロセッサが貧弱なため3Dゲームなど負荷がかかるアプリの使用には向かず、メールやブラウザ、SNSといった普段使いに適したスマートフォンです。ですが、プロセッサ以外はアルミボディや2.5Dガラスを採用し、様々な機能が使える指紋認証センサや前面に800万画素カメラ搭載など価格の割には機能は充実しています。
特に、指紋認証センサは実際に使ってみるとかなり便利なため、これだけでも買う価値があると言っても過言ではないでしょう。
なお、ZTE BLADE V7 Liteよりももう少しプロセッサの性能が高い端末が良ければHUAWEI P9liteが、さらにプロセッサの性能を高めつつ自撮りだけでなく背面カメラにもこだわりたい場合はASUS ZenFone3の発売を待ってもいいかもしれません。
ZTE BLADE V7 Liteを格安SIMとセットで販売するMVNOは現時点ではありませんが、7月中旬の発売時にはセットで取り扱われることになるでしょう。
ZTE BLADE V7 Liteのスペックや特徴、価格、MVNO(格安SIM)セットまとめは以上です。
ZTE BLADE E01の詳細
ZTE BLADE E01のスペックと価格、MVNO(格安SIM)セットまとめ
source:ZTE