Moto G 3rd Genのスペックレビュー・価格・MVNOセット・注意点まとめ

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このページでは、日本で発売されるMoto G 3rd Genのスペックと価格、MVNO(格安SIM)とのセット価格、日本発売日などをまとめています。


Moto G 3rd Gen(第3世代)のスペック

Moto G 3rd Genのスペックは以下の通りです。

OS

Android 5.1.1 Lollipop
※Android 6.0 MarshmallowへのOTAアップデート予定(2016年1月)
Android 6.0/6.0.1 Marshmallow マシュマロの新機能/不具合/変更点/使い方まとめ

ディスプレイ

サイズ:5インチ TFT CorningR GorillaR Glass 3
解像度:1280 x 720(HD) 294ppi

CPU

Qualcomm Snapdragon 410 (MSM8916)1.4 GHz 4コア

GPU

Adreno 306 with 400 MHz

RAM

2GB

ストレージ

16GB

外部メモリー

microSDHC(最大32GB)

背面カメラ

1,300万画素 CCT機能 デュアルLEDフラッシュ

前面カメラ

500万画素

バッテリー容量

2470mAh

サイズ(高さ x 幅 x 厚さ)

142.1 x 72.4 x 6.0-11.6 mm

重量

約155g

SIMサイズ

micorSIM x2
※両スロットともLTE対応
※同時に1スロットのみ利用可能

対応周波数(バンド)

FDD-LTE(4G):2100MHz(band1) / 1800MHz(Band3) / 2600MHz(Band7) / 900MHz(Band8) / 700MHz(Band28) / 2300MHz(Band40)
WCDMA(3G):2100MHz(Band1) / 850MHz(Band5) / 800MHz(Band19)
GSM(2G):1900MHz / 1800MHz / 900MHz / 850MHz

カラー

ホワイト、ブラック

その他

・Wi-Fi:IEEE 802.11 b/g/n(2.4GHz)

・IPX7 防水機能

・Bluetooth:4.0LE

・microUSBポート

・3.5mm ミニジャック


Moto G 3rd Gen(第3世代)の価格

24,800円(税抜)


Moto G 3rd Gen(第3世代)セール情報

2016年4月8日 10時~4月11日 9時59分まで、goo SimSellerにてMoto G 3rd Genが5,000円引の19,800円で購入できるセール中です。
【4/8 10時~Motorola祭!】SIMフリースマホ Moto G (第3世代) (ホワイト/ブラック) + OCNモバイルONE音声通話対応SIMパッケージセット 【送料無料】 | NTTコムストアおすすめ | goo SimSeller

税抜ながら2万円を切っているので、Moto G 3rdを検討している人はこのキャンペーンを活用してみてもいいかもしれませんね。


Moto G 3rd Gen(第3世代)をセットで販売するMVNO(格安SIM)

Moto G 3rd Genを格安SIMとセットで販売するMVNOは現時点ではありませんが、goo SimSellerがOCNモバイルONEのSIMとセットで販売しています。

Moto G (第3世代) (ホワイト/ブラック) + OCNモバイルONE音声通話対応SIMパッケージセット
※販売終了しました。

goo SimSellerがMoto G 3rd Genとセットで販売するOCNモバイルONEのSIMは、SIMのパッケージが送られてくるだけで契約はされていません。

goo SimSellerでMoto G 3rd Genを購入しても、同梱されているOCNモバイルONEのSIMパッケージで別途申し込みしない限りは月額料金や通信料金が発生することはないので安心してください。

なお、Moto G 3rd GenはOCNモバイルONEだけでなく他のdocomo系の格安SIMでも利用できます。主要なdocomo系の格安SIM一覧と比較はこちらを参照してください。
格安SIMカード MVNO docomo系比較・おすすめランキング【8月29日】

Moto G 3rd Gen(第3世代)の発売日

Moto G 3rd Genの日本発売日は2016年1月12日です。2015年12月21日よりgoo SimSellerにて予約が開始しています。


Moto G 3rd Gen(第3世代)の特徴・メリット

Moto G 3rd Genの特徴やメリットは以下の通りです。

SIMフリースマホでは数少ない防水対応

Moto G 3rd Genは、SIMフリースマホでは貴重な防水対応となっています。

Moto G 3rd Genの防水性能はIPX7相当となっています。IPX7は、常温で水道水、かつ静水の水深1mの水槽にMoto G 3rd Genを静かに沈め、約30分間水底に放置しても内部に浸水がなく、電話機としての性能を保持できることを意味します。

なお、goo SimSellerではMoto G 3rd GenはIPX7に準拠しているものの防水加工はされていないため、水に長時間さらさないよう注意喚起されています。
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これはすべての防水対応スマホに言えることかもしれませんが、防水性能はあくまでもおまけ程度にとらえておいて、積極的に水にさらすのはやめておいた方がいいでしょう。


デュアルSIMスロット搭載で両スロットともLTE対応

Moto G 3rd GenはデュアルSIMスロット搭載で両スロットともLTEに対応しています。

日本で発売されているSIMフリースマホの中には、例えばFREETEL Priori3ZTE Blade v6ZTE AXON miniなどデュアルSIMスロット搭載ではあるものの、片方のスロットは日本で使用されていないGSMでしか通信できないため実質1スロットしか使えない端末もあります。

対して、Moto G 3rd GenはFREETEL MIYABIのように両スロットともLTEに対応しているため、両方にSIMを挿して切り替えながら使用することができます。

ただし、これは両スロットともLTE対応のすべての端末に言えることですが、2枚のSIMで同時に通信したり通話する、いわゆるDSDS(デュアルSIMデュアルスタンバイ)には対応していません。

片方のSIMを使っているときはもう片方は使えないので、例えば1枚は通話専用SIMでもう1枚はデータ通信専用SIMを挿して通信しながら音声通話を待受けることができない点は注意しましょう。

なお、2枚のSIMで同時に待ち受けできるSIMフリースマホはこちらにまとめています。
デュアルSIMデュアルスタンバイ(同時待ち受け)SIMフリースマホ比較【DSDS】


ほぼ素のAndroid OS搭載で余計なカスタムやプリインストールアプリがほとんどない

Moto G 3rd GenのOSは、現時点ではAndroid 5.1.1で2016年1月にAndroid 6.0 Marshmallowにアップデート予定となっています。

goo SimSellerは、「Android 6.0搭載のスマートフォンの中では最安」とアピールしていますが、確かに最新OS搭載で24,800円は安いですね。

なおMoto G 3rd GenのOSの特徴として、ほぼ素のAndroid OSである点が挙げられます。多くのメーカーは、メーカー独自の機能をOSに追加したり独自のアプリをプリインストールしてRAMやストレージの容量を圧迫してしまうのがほとんどですが、Moto G 3rd GenはほぼカスタムなしのOSでプリインストールアプリもほとんど追加されていません。

Moto G 3rd Genはスペックはさほど高くはありませんが、無駄なカスタムやプリインストールアプリがないためスペックの割には軽快に動作すると評判です。


「クイックキャプチャ」で画面オフ時でも端末を2回反転するだけでカメラ起動

Moto G 3rd GenのOSはほぼ素のAndroidですが、クイックキャプチャという機能が追加搭載されています。

クイックキャプチャはもともとMotorolaのフラッグシップ端末であるMoto Xで採用されている機能ですが、廉価版のMoto G 3rd Genにも搭載されています。クイックキャプチャは、画面がオフの状態でも端末を2回反転するだけでカメラを起動できます。

クイックキャプチャの使い方はこちらの動画を参照してください。

今後Moto G 3rd GenがAndroid 6.0.1にアップデートすることがあれば、電源ボタン2度押しでカメラをすぐに起動できる機能が使えるようになる可能性はありますが、それまではクイックキャプチャも便利に使えそうです。
Android 6.0/6.0.1 Marshmallow マシュマロの新機能/不具合/変更点/使い方まとめ


Moto G 3rd Gen(第3世代)の注意点

Moto G 3rd Genの特徴は上記の通りですが、注意点もあります。

以下に、Moto G 3rd Genの注意点をまとめておきます。

対応周波数(バンド)がFOMAプラスエリアに完全対応ではなくLTEバンドも微妙

docomoのSIMやドコモ系の格安SIMを挿したSIMフリー端末でも広いエリアで通話・通信するためにポイントとなる周波数が800MHzです。

3Gの800MHzはFOMAプラスエリアと呼ばれ、山間部だけでなく都市部の電波が届きにくい場所で利用されている周波数帯です。

docomoで利用する800MHz帯にはBand6とBand19がありこの両方に対応することで完全対応といえますが、Moto G 3rd GenはスペックシートではBand19のみの対応となっています。

現在、FOMAプラスエリアで広く使われているのはBand6の方です。Band19のみ対応では多くのFOMAプラスエリアの場所で通話や通信ができない可能性が高いため、Moto G 3rd Genを使う際はdocomoが販売する端末よりも実際に通話・通信できるエリアが狭くなる点には注意が必要です。

また、LTE周波数もdocomoで広く使われている800MHz(Band19)に非対応となっています。LTE通信できる範囲もdocomoが取り扱う端末に比べると狭くなると思っておいたほうがいいです。


Moto G 3rd Gen(第3世代)まとめ

Moto G 3rd Genは、そこそこのスペックでほぼ素のAndroid OSを搭載し、SIMフリー端末では珍しい防水対応のスマートフォンです。

また、久々に日本で公式に発売されるMotorola端末という点も注目です。

ただし、周波数帯に関して800MHz帯の対応が不十分で他社のSIMフリースマホに比べて日本仕様になりきれていないのが残念な点です。山間部や都市部のビルの地下などでは圏外表示になる可能性が高いので注意しましょう。

Moto G 3rd Genは価格も24,800円と手ごろなので、メイン端末ではなくサブとして持つ分には最適な端末かもしれませんね。

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